誘拐犯「いつまでも泣いてんじゃねえ! ひっぱたくぞ!」
息子「ごめんなさい……」シュン
誘拐犯「こうまであっさり誘拐できるとはな。あたしって誘拐の才能あるのかもしれねえな」
誘拐犯「さっそく身代金を要求するとすっか」
誘拐犯「もしもし……」
母『はい』
誘拐犯「お宅の息子は預かった。無事返して欲しけりゃ身代金500万円を用意しな」
母『返さなくていいです』
誘拐犯「えっ?」
イチオシ記事
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2chのこういうの
誘拐犯「煮るなり焼くなりって――」
ツーツー…
誘拐犯「切れちゃった」
誘拐犯「お前……見捨てられちまったぞ」
息子「ええっ!?」
息子「ボクに電話させてくれ! まだ死にたくないんだ!」
誘拐犯「分かった。ほらよ」
その話はやめてくれ
母『あらあんたじゃない。どうしたの?』
息子「母さん、なんで助けてくれないのさ! ボクのために身代金払ってよ! 殺されちゃう!」
母『黙れ!』
息子「!」ビクッ
母『いい年こいて働きもせず、家で寝てばかりいるニートのあんたにゃいい加減愛想が尽きたのよ!』
母『たまに外出したと思ったら、無様に誘拐されるし……そのまま殺されちゃいなさい!』ガチャッ
ツーツー…
息子「……」
息子「……」
誘拐犯「お前ニートだったのかよ。そりゃ見捨てられるわなぁ」
息子「うぐ……」
誘拐犯「……どうする?」
息子「悔しい……!」
誘拐犯「ほう?」
息子「ボク、誘拐されたら母さんに涙を流してもらえるような男になりたい!」
誘拐犯「へっ、少しはプライドってもんが残ってたみてえだな」
誘拐犯「あたしも協力するぜ!」
息子「ありがとう……!」
で息子も女でレズと予想
誘拐犯「うーん、やっぱ見た目だろ」
誘拐犯「髪はボサボサ、服はダサイ、まだ若いのに体型もたるんでやがる」
息子「うう……」
誘拐犯「とりあえず、あたし行きつけの美容院連れてってやる。少しは化けるだろ」
息子「化けれるかなぁ……」
美容師「いらっしゃい。今日はどうしたの?」
誘拐犯「今日はあたしじゃなく、こいつをイカくさ野郎からイカした野郎にイメチェンして欲しいんだ」
息子「よろしくお願いします……」
美容師「これはなかなか……やりがいがある青年だね」
美容師「よし、分かった! 俺に任せてくれ!」
美容師「まあ、こんなところかな」
誘拐犯「へえ、化けるもんだな。ブサメンとフツメンの中間ぐらいにはなったんじゃねえか?」
息子「それって大したことないんじゃ……」
誘拐犯「バカ、さっきまでのお前はブサメン未満だったよ」
息子「それはもはや何メンなんだろう……」
誘拐犯「あとはファッション整えて、ついでにたるんだ体を引き絞るぞ!」
息子「頑張るよ!」
息子「任せるよ。ボク、いつもトレーナーとジャージだったし」
誘拐犯「しょうがねえ奴だな。ならあたしがコーディネイトしてやる!」
誘拐犯「ほれ、走れ走れ!」タッタッタッ
息子「ふっ、ふっ、ふっ……」タッタッタッ
誘拐犯「ペース上げろ!」ビシッ
息子「あうんっ!」
誘拐犯「なんでちょっと嬉しそうなんだよ」
息子「ありがとう」
息子「これで母さんもボクが誘拐されたことを悲しんでくれるね!」
誘拐犯「んなわけねえだろ」
息子「え」
誘拐犯「いくら見た目がマシになったっていっても今のお前はニート……ただの無職だ」
誘拐犯「ちゃんと就職しなきゃ母ちゃんは認めてくれねえよ」
息子「就職かぁ……」
誘拐犯「むしろここからが本番だ。気合入れてけよ!」
息子「あ、あのっ……パソコンとか!」
面接官「パソコン?」
息子「ゲームやりますし……エクセル、ワードも……っ!」
面接官「なにいってるのか分かりませんよ。もうちょっとはっきり喋って下さい」
息子「すいませぇん!」
息子(面接ってこんなに大変なのか……)
Source: V速ニュップ
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