小野大輔×近藤隆×下野紘×神谷浩史『バクテン!!』先輩インタビュー！作品の見どころ＆自身の学生時代の思い出も語る

　4月放送スタートのオリジナルTVアニメ『バクテン!!』は、男子新体操に青春をかける高校生たちを描く物語。主人公コンビの先輩役で出演する小野大輔さん、近藤隆さん、下野紘さん、神谷浩史さんに、作品の見どころや、ご自身の部活動の思い出などを伺いました。

インタビュー

――城県岩沼市にある私立蒼秀館高等学校（通称：アオ高）の男子新体操部を舞台とした青春群像劇『バクテン！！』。皆さんが演じる七ヶ浜政宗、築館敬助、女川ながよし、亘理光太郎は、新たにアオ高男子新体操部に入部することになる双葉翔太郎＆美里良夜の先輩という役どころですね。まずは、皆さんが本作のコンセプトやストーリーを知ったときの感想、皆さんが考える作品の魅力を教えてください。

小野：宮城県は『ジョジョ』で馴染み深いですし、東松島の「おのくん」との交流もあって、個人的にとても近くに感じている場所です。ここから新たに始まる青春物語。とてもポジティブなパワーを感じます。

近藤：青春を描くお話への出演はしばらくぶりなので、キュンキュンしちゃいますね。作品のコンセプトに共感や賛同をする点が多く、やりがいがあります。いい意味でシンプルな作品。個人的にも好きです。

下野：『バクテン！！』は、男子新体操部員たちの日常生活や、切磋琢磨している姿が魅力なんじゃないでしょうか。個人的には日常生活のなかに垣間見える、宮城など東北の名産品や雰囲気が結構好きだったりします。

神谷：卒業までの3年間という時間と、部活というコミュニティのなかで切磋琢磨する少年たち…そういう限られたシチュエーションがさまざまなドラマを生むのだと思います。

――皆さんは、ご自分が演じられるキャラクターに対して、どんな人物だと感じていますか？作中における役どころや、キャラクターの設定画から感じた第一印象、演じてみて印象が変わった点・理解が深まった点などあれば教えてください。

小野：アオ高男子新体操部のキャプテンです。口より先に身体が動くタイプで、豪快かつ快活な熱血漢です。演じていて、いつも前向きな気持ちになれますね。

近藤：ほかの部員達と比べるとやや地味めな印象を受けましたが、実際にはそんなことなかったですね。そのあたりはボイスドラマをお聴きいただけるとわかるかと思います。あれのおかげで、放送開始前にみんなの人物像をある程度ご理解いただけるのはありがたいです。

下野：七ヶ浜や築館と同じ3年生ということなので、先輩らしさを出さなければと思ってたんですが、すぐ茶化したり、お気に入りのアイドルの話になるとハイテンションになったりと、コミカルな部分が多いので、先輩らしさも持ちつつ、いろいろ楽しんで演じようと思いました。

神谷：任侠映画に憧れるあまり、上下関係などのしきたりに拘る2年生です。立ち位置もままならない新入生でもなく、卒業を控えていて岐路に立たされているわけでもない…あ意味で中途半端なところが特徴だと思います。

――『バクテン！！』の物語では、アオ高男子新体操部の日常と青春が描かれていきますが、皆さんの学生時代はいかがでしたか？　部活動の思い出や、当時熱中していたことなどを教えてください。

近藤：高校生のときは弓道部に所属していました。全体的に仲がいい印象でしたね。休みの日に集まってキャンプに行ったりバレーボール大会を開催したり、ほんとに弓道部なのかわからなくなるような活動もよく行っていました。あ、弓道では一応県大会くらいまで行きましたよ。

下野：ボクは中学生の頃から「声優」を目指していたので、高校もそこに繋がるような部活にしようと思い、演劇部に入っていました。ただ、自分が思い描いていた演劇部像とは違い、演目は主にミュージカル作品。男子部員がほぼひとりだったので、おじさん役を演じる機会が多かったですね。大変だったけど、楽しかったですよ！

神谷：高校のときは空手部と演劇部に所属していました。両方とも立ち上げという状態だったので、空手部に関しては柔道場と剣道場の間のコンクリートのスペースで練習をしていました。

――ありがとうございました！それでは最後に、放送を楽しみにしている読者に向けて、皆さんが考える作品の見どころを教えてください。

小野：誰もが熱くなれる物語。青春時代の輝きがここには詰め込まれています。一緒に高く飛びましょう！

近藤：男子新体操という競技を端的に簡潔に表現しつつ、アオ高男子新体操部の成長が爽やかに語られていきます。競技に詳しくない方でも、予備知識なしで楽しめる作品になっているので、ぜひ多くの方にご覧いただきたいですね。ご視聴よろしくお願いします。

下野：見どころは、全部ですね。主人公の翔太郎を中心に描かれる、アオ高男子新体操部員たちの体操シーンはもちろん、日常や心情も描いているので、気を張りすぎず楽しんで観ていただくのがいいんじゃないでしょうか。

神谷：黒柳トシマサ監督とのお仕事『舟を編む』に続き2作品目になります。そのときの共演者もいるなか、僕は今回、高校2年生という役どころです…。精一杯、青春しますので、ぜひご覧ください！

（※PASH!2021年4月号より抜粋）

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