推理や裁判ものが好きな方も必見！美男子たちとの恋愛ミステリーゲーム『未定事件簿』を先行プレイレポート

　『原神』のmiHoYoが贈る初の女性向け恋愛ミステリーゲーム『未定事件簿』が今夏配信予定。本作は文明の進化を遂げた都市「ステラ市」を舞台に、新米弁護士の女性主人公が4人の美男子と一緒にさまざまな事件を調査し解決に導くという恋愛ミステリーとなっています。

　PASH!PLUSでは、リリースに先駆けて、クローズドβテストを先行レポート！　本稿では、筆者が面白く感じた①ストーリー、②思い出カード、③その他の注目システムの3つに分けて本作のポイントをお届けします。

　かっこいいイケメンたちとの恋愛はもちろん、推理や裁判ゲームに興味がある方はぜひチェックしてください。

※本記事のスクリーンショットは、クローズドβテスト時の画面となります。リリース時とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

推理要素が面白いストーリー展開

　「君と解き明かす恋とミステリー」がテーマとなっている『未定事件簿』。女性主人公が新米弁護士、メインキャラクターとなる美男子4人は私立探偵、エリート弁護士、有名財閥御曹司、精神科医と法曹界を中心に繰り広げられます。

　法曹界ということで「少し話が難しいのでは？」と思うかもしれませんが、事件を読み解き、証拠を集め、解決へと導くまでの過程が濃密で分かりやすい展開ですので、推理に苦手意識を持っている方でも楽しめる面白いストーリー展開です。

　ここでは、本編ストーリーの流れを軽くご紹介します！

▲ホーム画面

【本編ストーリー】
　女性主人公はテミス法律事務所で働く新米弁護士。中級弁護士になるために日々一生懸命働いている中、同事務所のエリート弁護士・左京静真（CV：諏訪部順一）からある「案件」を任されることに。

▲女性主人公が可愛いのもポイント！

▲ぬるぬると動くシーンも。虫眼鏡マークをタッチすると様子が詳しくチェックできます。

　第1章では幼馴染の水無瀬夏彦（CV：梶裕貴）と再会し、私立探偵になっていた彼と一緒に事件を解決するために動きます。

　そして第2章から精神科医の森月黎（CV：福山潤）や有名財閥の御曹司・和泉景（CV：石川界人）が登場し、次々と起こる事件を解決するために弁護士として立ち向かいます。

　本編ストーリーを読み進めていく中で、「案件」の手がかりを探すために依頼者を観察したり、集めた手がかりから関連性を見つける分析をしたりと、弁護士としてやる仕事はたくさん。

　筆者が1番びっくりしたのは、3Dで表現された現場検証で残された「証拠」を見つけることです。3Dになっているので部屋の奥行きが感じられ、何とも不思議な楽しい感覚でした。

▲手掛かりを見つけられないときは左上にある虫眼鏡マークをタッチすると関連する箇所が光り見つかりやすくなります。

　いろいろな証拠を入手したら、いよいよ裁判弁論です。リアルな法定と裁判・弁論の流れに最初は圧倒されましたが、「こんな感じで裁判が進められるんだな」となかなかできない経験ができるのですごく楽しめます。

　また、調査の最中でキャラクター同士のやり取りを垣間見ることができたり、思わぬ一面が見られたりと“恋愛要素”も含まれているのは嬉しいポイント。

　ホームズが大好きな元気いっぱいの夏彦、時折照れ顔を見せる可愛さもある左京さん、芸術を愛する和泉くん、犯罪心理学に精通している森月先生……どのキャラクターも魅力的です。

　メインキャラクターだけでなく、モブキャラにもボイスがついており、「この声は……！？」と思う方もたくさんいらっしゃいました。

　そして何よりも多くの陰謀や人の想いが複雑に絡み合っているさまざまな「案件」を解決するまでのストーリーにどんどんのめり込んでは先の展開が気になります。

　凝っているストーリー展開＋声優陣たちの熱演＋美麗なイラストの三拍子がそろっていることもあり、いつの間にか『未定事件簿』に夢中になっていました。

　さらに、ストーリーは本編だけでなく、キャラクターたちと密接に関わることになる個人ストーリーもあります。個人的な感想として、本編よりもこちらのほうが恋愛要素は強めかなと。気になる「彼」の裏側、本音を知ることができるストーリーは必見です。

美麗な思い出カードを強化しよう！

　ストーリーを読み進めるためには、数々の弁論に勝利しなければなりません。この弁論に勝てるかどうかは、思い出カードの強化に左右されます。

▲「無属性」「直感」「論理」「共感」の4種類があり、相手の属性に強い思い出カードで弁論することで勝利に導けます。

　まずは「女神の影」から思い出カードを引いてみましょう！

▲美麗な思い出カードばかりで全部集めたくなります。

　思い出の戦力は「レベル」で表示され、進化数や覚醒度合などで総合判定されます。レベルが高くなるほど弁論で勝利しやすくなるので、スムーズにストーリーを進めるためには思い出の戦力を高めるのがポイントです。

　なお、思い出を強化するためには「法理の論」と「ステラコイン」が必要。

　本編を読み進めたり、ミッションをクリアしたり、素材が獲得できるクエストに挑戦したりするなどで、必要な素材をゲットしましょう。

　思い出のレベルを上げたり覚醒を行ったりすると、ストーリー等が解放されます。レベルが最大になると覚醒が可能になり、新しいイラストやスキル等が獲得できる場合があります。

▲集めた思い出カードを強化させてメインデッキを編成してみました。総合戦力が高ければ高いほど弁論に勝利しやすくなります。

▲思い出カードの詳細は「思い出」でチェックできます。

　また、本編を読み進めていくと「基地」が解放されます。素材が請求できる「資料申請」、事件の分析が行える「資料室」、プレイヤーの自信値レベルを上げてスキルを上げることができる「研修室」。

　それぞれの詳細や仕組みは、しっかりと教えてくれるので安心して進めることができますよ。思い出をどんどん強化して、基地レベルも上げていきましょう！

▲基地には彼の姿も。

彼とコミュニケーションが取れる「訪問」や「ミニゲーム」も！

　『未定事件簿』には、まだまだ楽しめる要素がたくさんあります。

　気になる彼とコミュニケーションができる「訪問」は筆者のおすすめポイントの1つ。メインキャラクター4人それぞれがいる場所に訪問でき、そこでは個人ストーリーがチェックできたり、交流したりすることができます。

▲水無瀬夏彦の個人ストーリー

　「交流」をタッチすると、なんと彼とじゃんけんとババ抜きができるんです。ぬるぬると動く姿に惹かれるのはもちろん、笑ったり戸惑ったりする彼の表情は注目してほしい要素となっています。交流するほど好感度がアップするので、ぜひ毎日気になる彼と交流してください。

　また、「女神の試練」といったミニゲームも楽しむことができます。ミニゲームはどこか懐かしさを感じるようなデザインとBGMになっており、また違った世界観が楽しめるのも面白いです。

▲ここでも法律を武器に立ちはだかる敵を弁論で倒します！

　さらに、キャラクターをもっと身近に感じられる「通話システム」も。二人きりで話ができるからこそ、彼の新しい一面を知ることができ、より親密な関係を感じることができます。

　彼からメッセージが送られてくることもあるので、ぜひチェックしてくださいね。

　ちなみに、「BDCラボ」ではストーリーの中で出てきたさまざまな用語が確認できます。ストーリーを読みながら幅広い知識が増えるのも『未定事件簿』の魅力的な要素です。

▲人物、芸術作品、文化などさまざまな知識を身につけることができます。この知識がリアルでも活かせるときがやってくるかも……！？