『Paradox Live』夏準役・村瀬歩さんインタビュー！ラップ初挑戦の村瀬さんがラップに対して面白いと感じたところは？

　ついに本格始動した『Paradox Live』。発売中の1st CD『Paradox Live Opening Show』に収録されたボイスドラマでは、各チームが謎の大会「Paradox Live」への参加を決める姿が描かれました。総当たりバトルのトップバッターを飾るチームのひとつ・BAEに所属する夏準役・村瀬歩さんのインタビューが、現在発売中のPASH!4月号に掲載中。その一部を特別公開！

燕夏準役・村瀬歩さんインタビュー

MC NAME：48。韓国でも有数の財閥生まれ。モデルの仕事もこなしており、周囲からは「微笑みの貴公子」と呼ばれている。利権や思惑の渦巻く複雑な家庭環境で育ったがゆえに、両親への復讐を心に誓っている様子。

――『Paradox Live』（以下：『パラライ』）への出演が決まったときの感想をお聞かせください。

　今までラップをやる機会がなかったので、オーディションのお話をいただいたときは「面白そうだな〜」と思いました。でもいざ夏準役に決まったときは「できるのかな…？」ってちょっと不安もありましたね。

――オーディションでは夏準役のみ受けられたのでしょうか？

　いえ、僕は最初、棗リュウくんでお話をいただきまして、棗くんをやったあとに他にも何キャラか受けました。円山玲央（※悪漢奴等）や、アン・フォークナーもやって、最後に「夏準もお願いします」と言われて夏準に決まった感じでした。

――そうだったのですね!?　前号（2020年3月号）でアレン役の梶原岳人さんにインタビューした際、声優業界でも『パラライ』が話題になっていると伺いましたが…。

　「ラップやるんだ!?」みたいな声は結構多かったですね。「頑張ってね！」というような温かい反応もたくさんいただきましたよ。

――村瀬さんご自身も他の声優の皆さんにＢＡＥの楽曲『BaNG!!!』を広めていたそうですね。

　そうそう。岳くん、元々歌が上手という噂は聞いていたんですけど、本当にめちゃめちゃ上手くて！　あと楽曲自体もすごくカッコよかったから、林（勇）さん（※The Cat’ Whiskersの神林匋平役）に「ウチはこういう感じになりましたよ！」って聴かせたりしてました（笑）。林さんとは別の現場で一緒になる機会があって、そこで『パラライ』の話もするんですけど、「ＢＡＥの曲どうでしたか？」って聞いたときに「あゆちゃん上手いじゃん！」と言われたのが嬉しかったな〜。

――今回、村瀬さんにとってラップ初挑戦となりましたが、ラップに対して面白いと感じたところは？

　やっぱり韻を踏むとかですかね。僕たち声優は普段からイントネーションに気を付けていまして。例えば「くまのプーさん」の「くま」って、本来なら目の「隈」と同じイントネーションが正しいんですけど、中学生や高校生のキャラクターを演じるときに「隈」と同じ感じで言うとなんか違和感があるんですよ。だから正しい発音を重視するか、リアリティを重視するかは結構悩みどころなんです。でもラップに関しては韻を踏むということで、普通の発音だったら立てないところを立てて、それで踏まれていくみたいな感覚が面白くて。自分でも曲を聴きながら「どこで踏まれているんだろう？」って考えたりもしちゃいます。

――最後に、『Paradox Live Stage Battle “DESIRE”』の発売を楽しみにしているＰＡＳＨ！読者に向けてメッセージをお願いします。
　
　改めまして、燕夏準役の村瀬歩です。今回のバトルＣＤにはＢＡＥにとって２曲目となる新曲が収録されますが、やっぱり作品に関わっている方々の熱量がすごくて、自分も初心者なりにいろいろと勉強させていただきながら大事に大事に録っていて。カッコいい楽曲が出来上がったと思います。ボイスドラマでも結構なバトルが繰り広げられているので、そちらもぜひお楽しみに。

（※PASH!2020年4月号より抜粋）

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