colyより配信中のiOS/Android用アプリ『魔法使いの約束』。本記事では『PASH!』7月号に掲載された、ルチル役・土岐隼一さんへのインタビューの一部を特別に掲載します!
おっとりとしていて、誰にでも優しいルチル。そんな彼を演じる土岐さんに、ストーリーを経て感じた変化やイベントの裏話など、貴重なお話を伺いました!
『魔法使いの約束』ルチル役・土岐隼一さんインタビュー
――演じられているルチルの魅力や、好きなところを教えてください。
最近感じる彼の好きなところは、甘え上手なところです。ルチルはもともと人当たりがいいし、まったく裏表のないタイプですが、ストーリーを経るごとに南の国以外の人たちにもそれが認知されてきたように感じます。だからこそ、ルチルがちょっとわがままな意見を出したときでも、ついつい周りが聞いてくれることが多くなったように感じます。
――魔法舎にきた直後からずっとある彼の優しさが浸透している感じがしますね。
お互いのことを知ってきたからこそ、相手に対する踏み込み方も変わってきたように感じます。少し前は冗談やふざけたことを言う機会はあまりなかったのですが、それができるようになってきたんです。
魔法舎のみんなは、賢者様と一緒にいることで、魔法使いらしさも当然ありながら、人間味もより見えるようになってきたと思います。ミスラさんにはそれを顕著に感じますね。最終的には、ちょっとした悪ふざけにも付き合ってくれるんじゃないかな、というようなおちゃめさを感じるようになってきました。
――収録したストーリーのなかで、印象に残っている部分を教えてください。
出会った当初の頃と今では、ミスラさんとの関係性は少し変わりましたよね。ルチルとミチルはミスラさんと深い関わりを持っていますが、メインストーリーを経て、ミスラが過保護気味になったり、それに対してルチルたちも意見したり、コミカルで気安いやりとりが増えてきたように感じます。
その部分で特に印象に残っているのは、「正義と祝祭のプレリュード~中央の国&南の国~」で兄弟が任務に行く際に、ミスラさんに変なお守りを渡されたところ。そのお守りが発動するシーンは、南の国ならではのシリアスさと柔らかさの緩急がありましたね。
――最初は生きたまま閉じ込めようとしていたくらいなのに、大きな変化ですね。
お互いに譲歩した部分もあって、かなり打ち解けていますよね。メインストーリー第1・5部「きみに花を、空に魔法を」で、ミスラさんと共闘に近いこともしましたしね。リヴァイアサンを誘導したり、戦闘シーンでは、しっかりと魔法使いたちの力を感じました。
ルチルは攻撃などの敵対するような魔法はあまり使わないので、呪文である「オルトニク・セトマオージェ」という言葉を語気強く言うことが少ないのですが、あのシーンは「強めにしっかりと言い切ってほしい」というディレクションをいただきました、緊迫した雰囲気が台本からも伝わってきて印象に残っています。
――今回ともに表紙を飾ったヒースクリフ、クロエに対する印象を教えてください。
ヒースクリフってルチルとはとても相性がいいのでは?と感じています。クロエもそうですが、相手のことは尊敬しているし大好きだけど、自分への自信がそんなにあるほうじゃない。そういった似た部分を持っているふたり。そこにルチルが加わることで、3人でお互いのことを励ましあえる仲だと思います。
他の魔法使いのように何百年も生き抜いたわけじゃないので、精神的には成熟していない若さ故の葛藤もあるのかなと思います。ひとりの人として、成長を見守ってあげたいですね。
――ルチル以外に、好きなキャラクターや気になっているキャラクターを教えてください。
まず、ルチルとミチルのお母さんであるチレッタのことはとても気になります。あと、僕は北の国の魔法使いたちのなかで一番好きなのは、スノウさんとホワイトさん。
彼らのような可愛らしいキャラクターを、鈴木千尋さんと寺島拓篤さんが担当されることってそう多くないと思うんです。そういった点もあって、ボイスが追加されるとつい聴きにいってしまいます。
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Source: PASH! PLUS