【アニメ『新テニスの王子様 U17W杯』ニュース】日本がスイスにストレート負け。亜久津は現役プロ・アマデウスに無没識（むもつしき）で対抗するも力尽き試合を棄権

　アニメ『テニスの王子様』シリーズ最新作『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP（アンダーセブンティーンワールドカップ）』が放送中。本記事では最新話“その覚悟…その条件”より試合結果をお伝えする。

※本記事は、アニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』放送済み話数のネタバレを含みます。

日本がスイスにストレート負け。亜久津は現役プロ・アマデウスに無没識（むもつしき）で対抗するも力尽き試合を棄権

　日本のグループリーグ勝ち抜けに王手がかかった3戦目のスイス戦は、3戦敗北のストレート負け。日本にとっては辛い結果となった。

　大曲竜次＆木手永四郎が出場した第1試合は3-6、デューク渡邊＆石田鉄が出場した第2試合は1-6と、世界ランク・2位であるスイスの実力を見せつけられた。

　日本にとって後がなくなったS3（シングルススリー）は、亜久津仁VSアレキサンダー・アマデウス。

　亜久津は平等院鳳凰が得意とする“デストラクション”を駆使するなど好調な滑り出しを切るものの、試合は現役プロのアマデウスが“闇（ダークサイド）”を司るテニスで圧倒。亜久津はダメージの蓄積により動くこともままならないという一方的な試合展開に。

　追い詰められた亜久津だが、無没識（むもつしき）（※）を覚醒させて分身によりボールを打つ直前まで複数の攻撃態勢をとる戦術で対抗。アマデウスも分身が1人になる瞬間を見極めることで対応するが亜久津は互角以上の試合を見せつける。

　亜久津の分身は最終的に10体にまで増加し、アマデウスから貴重な1ゲームを奪うものの、シューズが真っ赤に染まるほどダメージを受けていた亜久津はここにきて力尽き、失神。試合棄権により日本の敗北が決定した。

　試合は敗北となったものの、勝ち点2により日本の決勝トーナメント進出は決定。今回の敗北を受けて、日本は決勝に向けてどのような対策をとっていくのか注目が集まる。

平等院のコメント：「（亜久津へ）次の大会はキサマが連覇しろ」
アマデウスのコメント：「（亜久津へ）You will definitely become a good tennis player（お前はきっと良いテニスプレイヤーになる）」

※無没識：人間の心のはたらき（意識）のひとつ。眼識（視覚）、耳識（聴覚）、鼻識（嗅覚）、舌識（味覚）、身識（触覚）、意識（知覚）、末那識（他6つの識の背後で働く自我意識）つづく第8の意識。自身の精神状況に一切影響を受けない。体現に必要な脳内の神経信号の伝播速度は、通常の3倍以上と言われている。

■U-17W杯本戦は2022年8月3日より毎週水曜深夜にテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知にて中継。8月31日は日本人で中学1年生ながら、アメリカ代表となった越前リョーマ選手をクローズアップ予定。

アニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』作品概要

【放送局/放送日時】
2022年7月6日から毎週水曜日
テレビ東京：深夜0：00～
テレビ大阪：深夜1：35～
テレビ愛知：深夜2：05～
【原作】
許斐剛（集英社「ジャンプSQ.」連載）
【スタッフ】
監督：川口敬一郎
キャラクターデザイン・総作画監督：石井明治
シリーズ構成：広田光毅
色彩設計：津守裕子
美術監督：伊藤聖（スタジオARA）
背景：スタジオARA
美術設定：青木智由紀
撮影監督：中村雄太
編集：平木大輔
音響監督：松岡裕紀
音楽：玉木千尋
音響制作：神南スタジオ
アニメーション制作：スタジオKAI M.S.C
オープニングテーマ：『I can fly』YOSHIKI EZAKI×Bleecker Chrome
エンディングテーマ：『Dear Friend』テニプリアーティスターズ
制作：NAS
製作：新テニスの王子様プロジェクト
【キャスト】
越前リョーマ：皆川純子
手塚国光：置鮎龍太郎
跡部景吾：諏訪部順一
幸村精市：永井幸子
白石蔵ノ介：細谷佳正
木手永四郎：新垣樽助
平等院鳳凰：安元洋貴
越前リョーガ：宮野真守
ユルゲン・バリーサヴィチ・ボルク：利根健太朗
ゼウス・イリオポウロス：関智一
J・J・ドルギアス：木村昴
アレキサンダー・アマデウス：興津和幸
プランス・ルドヴィック・シャルダール：花江夏樹　他