【アニサマ2022 DAY3速報レポート】TrySailが初の大トリ！松平健さんの『マツケンサンバII』はキャラソンという解釈で選定!?

　今年で17回目となる世界最大のアニソンライブイベント“Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-”が8月26日、27日、28日の3日間、さいたまスーパーアリーナにて開催。

　“アニサマ 2022”のテーマは、青春のような煌めき、弾ける夏のイメージ、ライブの躍動感をストレートに表現した“Sparkle”です。

　なお、PASH! PLUSでは各公演の速報レポートも掲載中。気になった人はぜひチェックしてみてください！

【速報レポート記事】
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■目次

i☆Ris/i☆Ris feat. PROPS

松平健＆まあや姫 feat. i☆Ris with 腰元ダンサーズ＆アニサマフレンズ

※記事内の見出しはアーティスト敬称略。

Nyai☆Ris（鈴木愛奈×i☆Ris）

　アニサマ2022最終日となるDAY3は、鈴木愛奈さんとi☆Risによる“Nyai☆Ris”の『太陽曰く燃えよカオス』で発進！　キュートな歌声とダンスに、会場も「うー！」「にゃー！」のリズムでジャンプして盛り上がります。

ARCANA PROJECT

　純白の衣装で現れたARCANA PROJECTは、アニメ『白い砂のアクアトープ』より『とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか』を歌唱。ポップでアッパーなナンバーを爽やかに歌い上げると、会場から拍手が上がります。

　続いて歌唱する『たゆたえ、七色』はエモーショナルな曲調が特徴的。メロディに負けない美しいユニゾンで歌いこなし、会場を魅せていきます。

KARAKURI

　2034へのカウントダウンが演出から始まるのは『Tokyo 7th シスターズ』のステージ！

　中央ステージに登場したトップバッターのKARAKURIはデジタルでアッパーな『AMATERRAS』を歌唱。幻想的なイメージを感じさせる歌声と演出で観客を圧倒します。

4U

　続いてバンドセットとともに現れた4Uは、『メロディーフラッグ』を披露。疾走感のある爽やかなナンバーに、会場もクラップでノリノリです。

　「みんなもっと跳べ跳べー！」と会場の熱を煽りながらメドレーで披露するのは『LOVE AND DEVIL』。ポップかつヘビーなロックを力強く歌い上げます。

777☆SISTERS

　『Tokyo 7th シスターズ』からの三番手は777☆SISTERS。風のような爽快感がある応援ソング『FUNBARE☆RUNNER』をダンスとともに精一杯歌唱する姿に、観客も応援するようにペンライトを振る姿が印象的です。

Tokyo 7th シスターズ

　“Tokyo 7th シスターズ”の編成で贈る楽曲は、劇場アニメ『Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-』主題歌の『Departures -あしたの歌-』。

　心強く寄り添ってくれるようなフレーズの応援ソングの本楽曲をエモーショナルな歌声とダンスで披露すると、会場からは鳴り止まない拍手が贈られました。　

鈴木愛奈

　“2022”へのカウントダウン演出の後に現れたのは鈴木愛奈さん。クールかつどこか幻想的な『Reverse-Rebirth』、ヒロイックな『Endless Pain』を続けて歌唱。バンドサウンドに負けない激しい歌声で歌い切ります。

halca＆鈴木愛奈

　鈴木愛奈さんのMC中に突如現れた“ですのっと”。中に書かれた呪文を読むという、アニサマ2021を彷彿とさせる流れのあとに登場したのはhalcaさん！　“halca＆鈴木愛奈”でTVアニメ『邪神ちゃんドロップキックX』のOP『あれこれドラスティック』を歌います。　

　激しいギターが印象的な疾走感抜群のロックチューンをふたりでノリノリに熱唱すると、観客もクラップとジャンプで盛り上がります。

halca

　“halca＆鈴木愛奈”から続いての出番となるhalcaさんは、『センチメンタルクライシス』を歌唱。ポップでどこか切なさも感じさせる楽曲を透明感のある声で歌うと、会場も歌声に聴き入ります。

　続く『告白バンジージャンプ』同じ恋愛ソングながらも、疾走感のある独特なリズムがクセになる一曲。観客も腕を振って体全体で楽しんでいたようです。

saji

　sajiは中央ステージより演奏とともに登場！　切なくも温かいラブソング『明日の空へ -Album ver.-』を突き抜けるような高いボーカルで歌い切り、会場を圧倒します。

　2曲目の『星のオーケストラ』はTVアニメ『かげきしょうじょ!!』OPテーマで、ボーカルのヨシダタクミさんがアニメのために書き下ろした青春ポップロック。

　リリカルなメロディーラインの楽曲を透き通るような透き通る声で見事に歌い上げると会場からは歓声の代わりに大きな拍手が上がります。

鈴木みのり

　少し大人っぽく、スローなグルーヴが印象的なR＆Bの『Wherever』を歌うのは鈴木みのりさん。会場も落ち着いた雰囲気でその歌声を楽しみます。

　MCで「いい感じに、バチバチに盛り上がっていただけますか？」と会場に聞いた後、続けて歌うのはハードでロックな『BROKEN IDENTITY』。多彩なアーティスト性を感じさせるパフォーマンスです。

鈴木みのり×やなぎなぎ

　『エフェメラをあつめて』では、鈴木みのりさんと楽曲の作詞を務めたやなぎなぎさんがコラボ！　愛らしさを感じさせるミドルナンバーを見事なコーラスで歌い上げます。

　MCでは、やなぎなぎさんのファンである鈴木みのりさんが、あまりに早く出て来てほしくて自分のMCを巻いてしまったことなど、驚きのエピソードも披露し、会場を和ませました。

i☆Ris/i☆Ris feat. PROPS

　トロッコに乗って後方に現れたのはi☆Risのメンバー。近くの観客に手を振りながら、夏らしい曲調が印象的な『Summer Dude』を披露します。

　続いてメインステージから披露するのは
『ドリームパレード』。ダイナミックなダンスとともに歌唱する、元気の出るポップな楽曲に会場も沸き立ちます。

　「アニサマー！パリピしていくぞー！」の掛け声とともに始まるのは、“i☆Ris feat. PROPS”による『チキチキバンバン』。今年話題になったアニメ『パリピ孔明』の映像演出とともに、中毒性のある楽曲と振り付けで会場をダンスフロアの世界に誘います。

　i☆Risによるステージの最後を飾るのは、『Queens Bluff』。前半から一転してオトナな雰囲気でセクシーな楽曲を披露し、会場を魅力します。

松平健＆まあや姫 feat. i☆Ris with 腰元ダンサーズ＆アニサマフレンズ

　i☆Risによるステージも終了……と思いきや内田真礼さんこと“まあや姫”が登場し、小芝居がはじまります。そんな中、前半戦のラストにサプライズゲストとして登場したのは、なんと松平健さん！　悪人を成敗する松平健さんの姿に驚きと歓喜の声が漏れ出ます。

　“松平健＆まあや姫 feat. i☆Ris with 腰元ダンサーズ＆アニサマフレンズ”による豪華すぎる顔ぶれで披露するのはやはりと言うべき『マツケンサンバⅡ（Summer Sparkle ver.）』！　黄色（ゴールド）一色のペンライトの中、会場が揺れるほどの盛り上がりを見せました。

GYROAXIA

　GYROAXIAは、バンドサウンドの中威風堂々に歩いて中央ステージに登壇。「燃えろアニサマーっ！」と叫ぶと、その熱さのまま『火花散ル』を熱唱して会場のボルテージを高めます。

　MCで、『マツケンサンバⅡ（Summer Sparkle ver.）』の時はモニターにかじりついていたことなど、アニサマへの思い入れを語った後に披露するのは『慟哭ノ雨』切なさも感じるハードなロックナンバーを力強く歌いこなします。

　続く『DANCING PARANOIA』では、さらに激しさを増すバンドサウンドと歌声で会場を熱く盛り上げるとともに圧倒。退場の際は長い間拍手が贈られました。

花澤香菜

　トロッコに乗って現れたのは花澤香菜さん。ポップな曲調の『駆け引きはポーカーフェイス』をかわいい歌声で披露。MCでは久しぶりに乗ったトロッコの速さに驚いたことを語り、会場を和ませます。

　2曲目は、自身の声を知ってもらうきっかけになったと評するアニメ『化物語』なでこスネイクのOP『恋愛サーキュレーション』。独特なリズムの楽曲を軽やかな声で歌唱すると会場もクラップで答えます。

　『SHINOBI-NAI』はここまでとは一転してダンサブルなビートが特徴のスタイリッシュなナンバー。セクシーに歌い上げて会場を盛り上げます。

やなぎなぎ

　ドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド』の映像演出をバックにやなぎなぎさんが登場。同作のテーマソング『Before I Rise』を、切なさを感じさせる歌声とともに披露します。

　続けざまに歌うのは、スタイリッシュかつ流麗なメロディが印象的な『春擬き』。やなぎなぎさんと会場で一緒に腕を上げて楽しむ姿が印象的です。ラストに歌うのは『メルト 10th ANNIVERSARY MIX』。乙女の切ない恋心を表した、エモーショナルで疾走感のある楽曲を、透明感のある声で歌い切ると、会場から大きな拍手が贈られました。

大黒摩季

　中央ステージに現れたのは大黒摩季さん。自らもギターを演奏しながら『SPARKLE』を歌唱。エネルギッシュなサウンドと、それに負けないパワフルな歌声が会場の熱気を高めます。

内田雄馬

　内田雄馬さんは、ブラスサウンドが映えるアッパーでポップチューン『SHAKE！SHAKE！SHAKE！』をアクティブなダンスとともに披露。振り付けを使って会場全体で盛り上がります。

　『Comin’ Back』は一転して激しくもクールな楽曲。激しいダンスの中でも乱れない、美しい歌声で会場を魅せていきます。

内田雄馬＆saji

　内田雄馬さんは、MCで姉である内田真礼さんと『マツケンサンバⅡ（Summer Sparkle ver.）』にて（顔を合わせなかったものの）共演したことなど、姉弟トークで会場の笑いを誘います。コラボとしてsajiが登場した後も、内田雄馬さんがケーキを贈った話など面白トークは続き、会場から笑い声が漏れます。

　“内田雄馬＆saji”のコラボとして披露するのは、アニメ『あひるの空』のED『Over』。ストレートなバンドサウンドによるロックナンバーをふたりの力強いユニゾンが彩ります。

内田真礼

　内田真礼さんは、アニメ『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』の映像演出から登場。ハートフルな曲調を『聴こえる？』かわいく歌い上げます。

　MCで松平健さんとコラボできたことの喜び、決定した時の驚き、“『マツケンサンバⅡ』はキャラソンであるため”というまさが過ぎる楽曲の選定理由などを話して会場の笑いや驚愕を誘います。

　2曲目にはアップテンポでライブ映え抜群な『ギミー！レボリューション』を披露。元気いっぱいにに歌う内田真礼さんのコールに会場はジャンプやクラップで応えます。

WANDS

　アニメ『名探偵コナン』より、江戸川コナンによるアニサマ特別バージョンのナレーションが響き渡ると、WANDSが登場！　真っ赤なライト演出の元、スリリングなサウンドのロックチューン『真っ赤なLip』を披露します。

　続いて歌うのは『錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう』。ガッシリとしたバンドサウンドとどこか哀愁も感じるメロディに、上原大史さんの伸びやかなボーカルが映える一曲です。

WANDS feat. 大黒摩季

　大黒摩季さんを加えて“WANDS feat. 大黒摩季”の夢のコラボが『世界が終るまでは…』を熱唱！　ロックテイストのバラードを完璧に歌いこなすふたりのユニゾンに、会場も深く聴き入ります。

TrySail

　アニサマ2022の大トリはTrySail！　疾走感があるヒロイックな楽曲『High Free Spirits』で会場のテンションは、早くもクライマックスです。

　“かわいい曲”として披露するのはアニメ『阿波連さんははかれない』のOP『はなれない距離』。宣言通りポップでキュートな楽曲をかわいい振り付けとともに披露して会場を魅力します。

　トロッコに乗りながら歌唱するのはファーストシングルでもあるアニメ『電波教師』のOP『Youthful Dreamer』。観客たちにてを振りながらも爽やかな楽曲を歌いこなしました。

　ラストの一曲はTrySailの代表曲『adrenaline!!!』！　タイトル通りにアドレナリンが出るような、明るく疾走感抜群の本楽曲をエネルギッシュに歌い上げると、会場もコールに合わせてジャンプし、大盛りあがり。終盤には出演アーティストも駆けつけ、今年のテーマ“Sparkle”を体現するような弾けるステージとなりました。

アニサマ2022出演アーティスト

　3日間に渡る“Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-”を締めくくるのは、出演アーティスト全員で歌うテーマソング『Sparkle』。爽やかでオシャレな曲調に、どこか切なさを感じる本楽曲がフィナーレを飾ると、会場からは万雷の拍手が送られました。

“Animelo Summer Live 2022 -Sparkle”概要

【開催日時】
8月26日、27日、28日
各日14：00開場（予定）/16：00開演
【会場】
さいたまスーパーアリーナ
【出演者】
●8月26日
愛美/亜咲花/ASCA/オーイシマサヨシ/大西亜玖璃/鈴木愛理/鈴木このみ/CHiCO with HoneyWorks/月のテンペスト/サニーピース/東山奈央/TRUE/中島由貴/仲村宗悟/Merm4id/RAISE A SUILEN/燐舞曲他
●8月27日
藍井エイル/雨宮天/angela/石原夏織/伊藤美来/ウマ娘プリティーダービー/大橋彩香/梶原岳人/GRANRODEO/ZAQ/スピラ・スピカ/DIALOGUE+/FLOW/MADKID/ReoNa 他
●8月28日
i☆Ris/ARCANA PROJECT/内田真礼/内田雄馬/saji/GYROAXIA/鈴木愛奈/鈴木みのり/777☆SISTERS/4U/KARAKURI/TrySail/花澤香菜/halca/やなぎなぎ/WANDS 他
【テーマソング】
曲名：Sparkle
作詞：中村彼方
作曲・編曲：田中秀和
歌：愛美/伊藤美来/小笠原仁（GYROAXIA）/梶原岳人/鈴木愛理/DIALOGUE＋/TrySail/仲村宗悟/花澤香菜/halca