『PASH! 5月号』に掲載した『アイドルランドプリパラ』のキャストインタビューを連続公開します。第3回は、ウシミツ役・鵜澤正太郎さんのインタビューをどうぞ。
PROFILE
うざわ・しょうたろう
81プロデュース所属。『デュエル・マスターズ WIN』斬札ウィン役、『川越ボーイズ・シング』出井天使（だんぼっち）役 ほか
作品の名に恥じない、愛されるユニットに
――『プリパラ』シリーズの感想をお聞かせください。
『プリパラ』の出会いは僕が20歳の頃でした。友人がすごい熱で『プリパラ』を勧めてくれて、最初は「そんなに面白いの？」と、軽い気持ちで見始めたんです。でもどハマりしてしまい、あっという間に『アイドルタイムプリパラ』まで観終わっていました。『プリパラ』好きの方となら永遠に語り合える自信があります。何より好きなのは楽曲です!! 『プリパラ』の曲はどれもこれも元気になれるし、自分らしく頑張ってみようって勇気を授けてくれます。i☆Risさんや『プリパラ』の楽曲にどれだけ救われたことか…。とにかく語り尽くせません（笑）。本当に『プリパラ』に出会えてよかったと思います。
――はじめてウシミツのビジュアルを見たとき、どのような印象を受けましたか？
第一印象はクールな感じなのかな？と。なんともいえない美しい表情の裏に何かがありそうな、そんなものを感じました。でも、「忍者を目指している」「イピリスのダパプール出身の貴族」「語尾はござる」という設定を知って、僕が今まで演じたことがない部類のキャラだったので、頭にクエスチョンマークがたっくさん浮かびました（笑）。同時に、僕が演じきれるのだろうかという不安感もありましたが、ウシミツと共に歌ったり踊ったりできることがすごく楽しみでした。
――舞台『WITH by IdolTimePripara』の台本を読んだときの感想をお聞かせください。
ウシミツのなかでは殿（シンヤ）が絶対なんだなと。あと、スンとした表情や性格とは対照的に、発言が天然で、元気なときもあるんだと感じましたね。いざ稽古が始まると、外見と言動のギャップにどこを目指していいのか分からなくなってしまったこともありました。そんな僕に、「もっとセリフの英語を立ててみたら？」とアドバイスをくれたコヨイ役の土田玲央さんや、演出の村井 雄さんのおかげで今のウシミツにたどり着きました。実はまだウシミツと殿の出会いや、忍者を目指している理由が明かされていないので、今後が楽しみですね！
――舞台は楽しかったですか？
これが、らぁらたちプリパラアイドルが見ていた景色なんだ…。この空間こそがプリパラで、ヤミプリも実在するんだ！ということがステージに立って初めて分かりました。稽古場では感じることのできないもの、それがお客様なんだな…と。そしてアイドルってこんなにも大変だったんだと身をもって知りましたね。でもやっぱり一番はＷＩＴＨの存在の大きさでしたね。ずっと優しく見守りながら引っ張ってくれて、それに必死に食らいついていったからこそ大成功した舞台だったと思います。みんなで支えあって完成させた舞台は、〝青春〟そのものです！
――アニメの収録はいかがでしたか？
生意気なのですが、自分のことよりも声優初挑戦の河合くんのことを気にしていたかもしれないです。台本を開くとシンヤのセリフのところにすごい量の書き込みが残っていました（笑）。当日、舞台を終えたばかりだったこともあり、勢いをそのままテストにぶつけたら嬉しいことにミキシングルームが盛り上がっていたような気がします。ウシミツもシンヤも「全体的にもっともっと大きく」、ウシミツには「口上はもっと詩人が謳うように」、「ネガティブモードのときの悲鳴はもっと狂ってほしい」とディレクションがあって、『プリパラ』は思いっきりのよさが大事なんだなと感じました。
――さらに初の単独ライブイベントお疲れさまでした！
「単独ライブが待ち遠しいです！」といったファンの方々からの応援メッセージを目にし、それだけで力が湧いてきました。客席からの「いいぜ！いいぜ！いいぜ！」コールが僕たちのボルテージを一気に上げ、さらにヤミプリへと誘ってくれました。なにより、単独ライブイベントの直前まで舞台をこなしながら稽古に参加してくれた河合くんのおかげで熱が入りました。持つべきものは友!! 河合くんがいなかったら乗り越えられなかったと思います。ライブで初披露された『DARKNESS SOUL』のＣＧは今まで舞台や合同ライブ、そして単独公演を駆け抜けてきた僕たちへのプレゼントというふうに受け取らせていただきました。ご尽力くださった関係者のみなさん、ずっと応援し続けてくれたファンのみなさんが叶えてくれた僕達の夢です。心からありがとうございます。
――最後に作品のファンにメッセージをお願いいたします。
自分たちなりに死にものぐるいで、手を取り合いながらいろんな壁を乗り越えてきました。単独ライブイベントは楽しくて楽しくてしょうがなかったです。なかでも嬉しかったのは、「ウシミツが鵜澤くんで、河合くんがシンヤでよかった」「DARK NIGHTMAREがこのふたりでよかった」とおっしゃっていただいたことです。まだまだ成長期!!まだまだ楽しみなことばかり!!愛され続ける作品の名に恥じないユニットになります。僕たちと一緒に夢を追いかけていきましょう。だからみなさんにも絶対に夢を諦めないでほしいです。
作品情報
ON AIR：YouTubeにて第０話から第３話まで配信中。
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Twitter：@idolland_arts
© T-ARTS / syn Sophia / ILPP
STAFF：原作＝タカラトミーアーツ・シンソフィア、監督＝森脇真琴、シリーズ構成＝土屋理敬、キャラクター原案＝金谷有希子・梨本裕美（シンソフィア）、キャラクターデザイン＝原 将治、サブキャラクターデザイン＝宮川知子、CGディレクター＝乙部善弘、音響監督＝長崎行男、アニメーション制作＝タツノコプロ
CAST：香田澄あまり＝飯田里穂、真中らぁら＝茜屋日海夏、夢川ゆい＝伊達朱里紗、夢川ショウゴ＝山下誠一郎、三鷹アサヒ＝小林竜之、高瀬コヨイ＝土田玲央、赤井めが兄ぃ＝諏訪部順一 ほか
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