Netflixより2023年8月31日に世界独占配信となる実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』の本予告と新場面写真、尾田栄一郎さんからのレターが解禁されました。
すべての『ONE PIECE』ファンに捧ぐ祭典“ONE PIECEDAY’23(7月21日、22日開催)”のDAY2オープニングステージにて、大冒険の夜明けを告げる、夢とロマンに満ちあふれた本予告が新場面写真とともに世界解禁。映像にはついにシャンクス、ゴールド・ロジャー、ガープ、ミホーク、アーロンらの姿も。
あわせて解禁された尾田栄一郎さんのレターでは「この作品に一切の妥協はありません!!」と改めて本作への自信を覗かせています。また、ステージには、本作でも吹替声優を務める田中真弓さん、中井和哉さん、岡村明美さん、山口勝平さん、平田広明さんら“東の海の仲間”が集結し、本作についての手応えを熱弁しました。
世は大海賊時代―。偉大なる海賊・赤髪のシャンクス(演:ピーター・ガディオット)に憧れる少年ルフィは、シャンクスと海での再会を約束。それから数年後、成長したルフィ(演:イニャキ・ゴドイ)は海賊王を目指し大海原へ! 解禁された本予告は、大海賊時代幕開けのきっかけを作った、すべてを手に入れた“海賊王”ゴールド・ロジャー(演:マイケル・ドーマン)が処刑直前に放った一言から始まります。
大いなる夢を抱くルフィがゾロ(演:新田真剣佑)、ナミ(演:エミリー・ラッド)、ウソップ(演:ジェイコブ・ロメロ)、サンジ(演:タズ・スカイラー)ら信頼できる仲間たちと出会い、驚きと波乱に満ちた大冒険へ旅立つ姿が描かれていきます。『ONE PIECE』ファンならたまらないあの名シーンも……。さらには、“麦わらの一味”の前に立ちはだかる敵アルビダやバギーの戦闘姿に加え、黒刀・夜を携える最強の剣士ミホークや、魚人で編成された海賊団の船長アーロンの姿が! 他にも、あの“斧手”や“猫の手”も……? 彼ら強敵たちと“麦わらの一味”による迫力に満ちたバトルの行方は!?
細部までこだわり抜かれた映像は、製作陣・キャストたちの『ONE PIECE』への愛を感じずにはいられない内容。そして映像の最後はあの言葉で締めくくられている――「おれの名はモンキー・D・ルフィ。海賊王になる男だ」。アニメ放送開始から現在まで声優を務め、本作でも吹替声優を務める田中真弓さんら“レジェンド”たち。登場すると同時にそれぞれの名台詞を叫び、いきなり会場を大いに沸かせた5名。
会場で突如サプライズで本予告が世界へ向け解禁されると、田中は「本っ当におもしろいです!! すっごくおもしろい! びっくりすると思う!」と太鼓判を押しつつ大興奮。中井さんも「良いシーンがたくさんありましたね! ルフィがナミに帽子を被せるシーンを見ると自動的に泣いちゃうんですけど(笑)、そのシーンもありましたよね! 本当に凄いことになってますよ皆さん!」と熱を込めました。
大興奮の中、岡村さんも「原作ではゴーイング・メリー号を見送ったという過去があったので……メリーが元気にいる! 笑っていて幸せそう! とうれしくなりました」と感慨深い様子。山口さんは「吹替の収録をした時にも夢中になって見たんです。今回の予告を見て改めて凄い仕上がりだなと思いました。皆さんに本当に喜んでいただける凄い作品が出来たと思います!」と熱弁。平田さんは「実写の吹替えって難しいんです。アニメで20年近くやってきましたが、アニメのサンジのニュアンスを壊さないまま実写の吹き替えをするのに苦労しました」と苦労を打ち明けました。
さらに、田中さんは「20数年もルフィ役をやってきましたが、吹替をするうえではどうしよう……! と思いました。とても苦労しました。見ていただければわかると思います! 仕上がりは尾田先生がレターで仰っている通り、良い仕上がりです!」と自信を覗かせます。中井さんも「(新田)真剣佑さんの芝居に寄り添う芝居を心がけました。(アニメと)同じシーンだとしても、新鮮な気持ちで見ていただけると思います」。岡村も「20 数年前にオーディションを受けてアニメの声優を努めることができた感動と、また実写を一からやらせていただける感動。あのときこんなことになるとは思いもよらなかったので……感無量です!」と喜びました。
山口さんは「始まりの海からまた冒険を始められるのが感無量です。(ウソップ役の)ジェイコブが研究してくださって、本当にまんまウソップなんですよ!」と明かす。平田さんは「一番緊張したのはボイステスト。吹き替える上で、ひとりが駄目だと皆が駄目になるんじゃないかと思って、皆でそろってできてうれしいです」と“麦わらの一味”集結を喜んだ。
レターの中で尾田栄一郎さんは、「世界観の構築、役者さんたちの試み、衣装、実写ならではの魅せ方、会話、色んな人達が悩んだすべての工程がお祭りです」、「製作チームは実写のプロであり、はっきり言って、ONE PIECE オタクです。詳しい人程スタッフの作品への愛に気づくと思います」など、実写作品への愛を力強く語っています。
尾田栄一郎さん レター全文
さて、実写版ONE PIECE! ティザー、トレーラー(予告動画)が公開になりました。本編公開日も8月31日に決まりました。言っておきます。この作品に一切の妥協はありません!! そして、祭りはもう始まってます!
少しずつ出る情報に飛び交う意見もすでにおもしろい! まず、7年前、ONE PIECEを実写化しようと思ったことがおもしろい! あの世界をどう現実にする!?
世界観の構築、役者さんたちの試み、衣装、実写ならではの魅せ方、会話、色んな人達が悩んだすべての工程がお祭りです。たぶん公開されたら、あのキャラがいない! あのシーンがない! 原作と違う! って声が一定数聞こえて来るハズですが、それも愛ゆえということで、僕はそこも楽しむ所存です!(笑)
ストーリーはあの辺までを全8話で!! 撮影が終わってるのに、「ここ、おもしろくないから世に出せないです!」ってことで、再撮影してくれたシーンもいくつもあります。逆に、「こんなシーンルフィらしくないでしょ!!」って言ったのに撮影してみると……「イニャキルフィなら成立してる……! むしろいい……!!」ってシーンもありました。実写ならこうしないと不自然って事がたくさん起こりました(イニャキ=ルフィの役者君)。
製作チームは実写のプロであり、はっきり言って、ONE PIECEオタクです。詳しい人程スタッフの作品への愛に気づくと思います。よし、これで公開しよう! って決めたのは6月です。頑張ってくれた担当氏は「長かったですね……」って泣いてました(笑)。
苦労したから成功するって世界じゃないけど、僕はもう、製作チームもキャストも大好きなので、早くみんなが世界で賞賛されて欲しいし、万が一、文句が来るなら、僕も一緒に引き受けます!!
さあ、どんな気持ちで待っても同じ一カ月! お茶でも飲んでお待ちください。
新場面写真
実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』作品概要
【スタッフ】
原作&エグゼクティブ・プロデューサー:尾田栄一郎
脚本&ショーランナー&エグゼクティブ・プロデューサー:マット・オーウェンズ、スティーブン・マエダ
【キャスト】
モンキー・D・ルフィ:イニャキ・ゴドイ
ロロノア・ゾロ:新田真剣佑
ナミ:エミリー・ラッド
ウソップ:ジェイコブ・ロメロ・ギブソン
サンジ:タズ・スカイラー
コビー:モーガン・デイヴィス
アルビダ:イリア・イソレリス・パウリーノ
ヘルメッポ:エイダン・スコット
モーガン:ラングレー・カークウッド
バギー:ジェフ・ワード
カヤ:セレスト・ルーツ
クラハドール:アレクサンダー・マニアティス
ゼフ:クレイグ・フェアブラス
ミホーク:スティーヴン・ウォード
ノジコ:チオマ・ウメアラ
アーロン:マッキンリー・ベルチャー
ガープ:ヴィンセント・リーガン
クレジット表記:Netflix シリーズ「ONE PIECE」2023 年世界独占配信 / (C)尾田栄一郎/集英社
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