アニメ『葬送のフリーレン』の美しい世界観を作り出す源泉。コンセプトアートと美術ボードが公開！

　TVアニメ『葬送のフリーレン』のコンセプトアートと美術ボードが公開されました。

　アニメ『葬送のフリーレン』は、毎週金曜よる11時より日本テレビ系全国30局ネット「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で放送中。

　毎週の放送時にはX(旧Twitter)のトレンドランキングで関連ワードが複数ランクインしており、先週放送の第8話では主人公「フリーレン」が1位、そしてサブタイトルが作品名だったことから「タイトル回収」が2位とワンツーを飾るなど、最新話放送の度に話題が沸騰しています。

　そんな『葬送のフリーレン』で注目されているのが、緻密な世界設定や美しい背景美術。その源泉となる、貴重なコンセプトアートと美術ボードが公開されました。

　原作の山田鐘人先生と漫画作画を担当するアベツカサ先生が作り出した『葬送のフリーレン』の世界。それを基に、アニメ制作にあたって斎藤圭一郎監督とスタジオ・マッドハウスがチームを組んだのは、コンセプトアート担当の吉岡誠子氏と、美術監督の高木佐和子氏とスタジオワイエス。

　『葬送のフリーレン』は主人公・フリーレンがさまざまな場所を訪れる旅路が描かれる物語であり、斎藤監督が「アニメ本編の視聴者にもいろいろな場所に行ったような気持ちになれるように」と考え、さまざまなシチュエーションやロケーションの考案を吉岡氏に依頼。

　それを受けた吉岡氏が、実際に絵を描くだけでなく実際にある国や地方の街並みや風景の資料を集めるなどして、地域ごとの人々の生活や風習、季節の移り変わりなど、テレビアニメではあまり例を見ないほどの資料を作成しました。それを基に、高木氏とスタジオワイエスが美術設定・美術ボードを制作しました。

　現在第8話まで放送されている『葬送のフリーレン』。今後もフリーレンたちが旅をする中で、さまざまな風景や緻密な描写が登場していきます。

TVアニメ『葬送のフリーレン』作品概要

【放送情報】
2023年9月29日21:00～
日本テレビ系『金曜ロードショー』にて『初回2時間スペシャル～旅立ちの章～』放送(一部地域を除く)
以降、日本テレビ系新アニメ枠にて毎週放送
【スタッフ】
原作:山田鐘人・アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館週刊少年サンデー連載中)
監督:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン:長澤礼子
音楽:Evan Call
アニメーション制作:MADHOUSE
【キャスト】
フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司