otalabは、47都道府県在住のZ世代895人を対象に「睡眠に関する実態調査」を実施。その結果を公開しました。
調査では、Z世代の5人に1人が『毎日睡眠不足を感じている』という結果が。また、Z世代が抱える睡眠の悩みも明らかになりました。
調査期間:2023年12月11日~2023年12月12日
調査機関:アップデイト(自社調査)
調査対象:47都道府県在住のZ世代男女
有効回答数:895
調査方法:インターネット調査(「Fastask」使用)
アンケート内容:
1.1日に平均何時間寝ていますか?
2.ご自身の毎日の睡眠時間に満足していますか?
3.1週間の中で、何日ぐらい睡眠不足を感じる日がありますか?
4.睡眠不足になってしまう原因は何かありますか?(2つまで回答可)
5.睡眠についてどんな悩みがありますか?(2つまで回答可)
6.睡眠時間が日中のパフォーマンスに影響を与えていると思いますか?
7.睡眠の質を高めるために何か行っていることはありますか?(2つまで)
Z世代は平均睡眠時間が『5~6時間』の人が最も多い
まず最初に、Z世代の平均睡眠時間を調査するべく、「1日に平均何時間寝ていますか?」という質問を実施。回答を見てみると、最も多かったのは『5~6時間』、次いで『7~8時間』という結果になりました。
また、平均睡眠時間が10時間以上という人もいれば1時間未満という人もおり、Z世代の平均睡眠時間にはかなり幅があることが見受けられました。Z世代には学生も社会人も含まれるため、日常の生活リズムによっても睡眠時間に違いが生まれているのかもしれません。
Z世代の約半数が自身の睡眠時間に『満足していない』
続いての質問は「ご自身の毎日の睡眠時間に満足していますか?」というもの。結果を見てみると、約半数の人々が自身の睡眠時間に『満足していない』という実態が明らかになりました。
満足できる睡眠時間というのは人それぞれですが、なかなか自分にとって適切な睡眠時間を確保できていない人も多いことが見受けられます。
Z世代の約2割が『毎日睡眠不足を感じている』
では、Z世代の人々は一体どれぐらいの頻度で睡眠不足を感じているのでしょうか。真相を知るべく質問を行ってみると、Z世代の約2割が『毎日』睡眠不足を感じているという結果となりました。
反対に、『睡眠不足を感じない』と回答した人は約1割でかなり少ない結果となり、頻度問わず9割ほどのZ世代が睡眠不足を感じているという実態が明らかになりました。
睡眠不足になってしまう原因の1位は『つい夜更かしをしてしまう』
続いて、睡眠不足を感じる原因として多いものは一体何なのかを知るべく、1つ前の質問で『睡眠不足を感じない』と回答した以外の人々を対象に質問を実施。
回答を見てみると、原因として最も多かったのは『つい夜更かしをしてしまう』、次いで『悩みやストレスを感じている』という結果となりました。
『つい夜更かしをしてしまう』という人が多い理由としては、仕事や学校以外のプライベートの時間にやりたいことが多かったり、趣味の時間を楽しむことに夢中になって睡眠時間を削ってしまうという人が多いからではないかと考えられます。
また、生活リズムが乱れてしまうことにより睡眠不足を感じている人も多数おり、正しい生活リズムを保てるよう自身で調整することも、適切な睡眠時間を確保するうえで重要であることが見受けられました。
Z世代が最も感じている睡眠の悩みは『たくさん寝ても眠い』
では、Z世代の人々は一体どのような睡眠の悩みを抱えているのでしょうか。真相を知るべく調査を行ったところ、最も多かったのは『たくさん寝ても眠い』というものであり、次に『寝ても疲れが取れない』という回答が続く結果となりました。
上記に挙げた2つの悩みを持っている人の割合が大きいということは、Z世代は「睡眠の質」に問題を抱えている人が多いのではないかと考えられます。
また、『なかなか眠れない』や『眠っている途中で目が覚める』といった睡眠不足に直結するような悩みを持っている人も多く、少し気掛かりな結果となりました。
Z世代の約8割が『睡眠時間は日中のパフォーマンスに影響を与えている』と考えている
続いて、「睡眠時間が日中のパフォーマンスに影響を与えていると思いますか?」という質問を実施。回答を見てみると「はい」と答えた人が約80%となり、多くの人が『睡眠時間は日中のパフォーマンスに影響を与えている』と考えていることが明らかになりました。
睡眠時間は体調にも直接的に影響するものであるため、日中のパフォーマンスを上げるためにも自分にとって適切な睡眠時間を確保することを心掛けていきたいものですね。
Z世代の約7割が『睡眠の質を高めるための対策をしている』
最後の質問は、「睡眠の質を高めるために何か行っていることはありますか?」というもの。回答を見てみると、最も多かったのは「特に何もしていない」、次いで「寝る前にスマホを見ないようにする」という結果となりました。
睡眠の質を高めるために「特に何もしていない」という人は最も多かったものの、今回の調査人数の約3割ほどであり、反対に残り約7割の人々は睡眠の質を高めるために何かしらの対策を行っているという実態が明らかになりました。
※本記事における情報はotalab調べによるもの。
情報出典元:「Z世代の5人に1人が『毎日睡眠不足を感じている』という結果に。Z世代が抱える睡眠の悩み1位は…」
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