2024年1月26日(金)~28日(日)に幕張メッセ9-10ホール、2月17日(土)、18日(日)にインテックス大阪4-5号館にて、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(プロジェクトセカイ/プロセカ)』のリアルライブ「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 3rd – Evolve -(セカライ3rd)」が開催。本記事では1月28日(日)夜公演のイベントレポートをセットリスト付きでお届けします。
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本イベントは、『プロジェクトセカイ』のキャラクターたちが出演する3DCGライブ。3回目の公演となる今回は昼・夜公演がそれぞれ別セットリストとなっていた他、AR・VRカメラの導入によってバーチャルステージに立つメンバーをいろいろな角度から鑑賞可能となるなど、さまざまな部分が進化。クオリティ・ボリューム共に過去最大規模の内容となりました。
- 「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 3rd – Evolve -」 1月28日(日)夜公演 イベントレポート
- M1:『Journey』(作詞:DECO*27/作曲:DECO*27)
- M2:『ショウタイム・ルーラー』(作詞:烏屋茶房/作曲:烏屋茶房)
- M3:『エイリアンエイリアン』(作詞:ナユタン星人/作曲:ナユタン星人)
- M4:『トンデモワンダーズ』(作詞:sasakure.UK/作曲:sasakure.UK)
- M5:『セツナトリップ』(作詞:Last Note./作曲:Last Note.)
- M6:『イフ』(作詞:ユリイ・カノン/作曲:ユリイ・カノン)
- M7:『モア!ジャンプ!モア!』(作詞:ナユタン星人/作曲:ナユタン星人)
- M8:『アイディスマイル』(作詞:とあ/作曲:とあ)
- M9:『ジェヘナ』(作詞:wotaku/作曲:wotaku)
- M10:『ザムザ』(作詞:てにをは/作曲:てにをは)
- M11:『雨とペトラ』(作詞:バルーン/作曲:バルーン)
- M12:『Ready Steady』(作詞:q*Left/作曲:Giga)
「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 3rd – Evolve -」 1月28日(日)夜公演 イベントレポート
「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st -Link-」「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd -Will-」に続く3度目のセカライでは、事前の情報解禁にてビジュアル、セットリスト、衣装が大きく進化することが発表されており、ファンも期待を抑えきれない様子。
開演前に“25時、ナイトコードで。”のメンバーによるナレーションが始まると、声出しOKのアナウンスに雄叫びも上がります。いよいよライブが開幕となると、音楽とともに出演者紹介がスタート。推しのユニットやメンバーを目にしたファンから歓声が上がりました。
M1:『Journey』(作詞:DECO*27/作曲:DECO*27)
本公演の記念すべき1曲目は、星乃一歌・花里みのり・小豆沢こはね・天馬司・宵崎奏・初音ミクの6人による『Journey』。「2nd -Will-」ではトリを飾った本楽曲で、セカイを巡る旅が始まるというシチュエーションに、会場のテンションも急上昇。リズムに乗ったクラップや歓声で盛り上がります。
アップテンポで爽快な曲調に合わせて、ステージを所狭しと駆け回りダンスするメンバーの姿は躍動感たっぷり。イキイキとこちらに手を振るメンバーの姿はリアルに参加するライブの醍醐味を強く感じさせます。
M2:『ショウタイム・ルーラー』(作詞:烏屋茶房/作曲:烏屋茶房)
オープニングの1曲で早くも会場の心をつかんだセカライの旅。ここからはユニットごとのパフォーマンスがスタートします。そして、ステージに上がるユニットの1番手はなんと“ワンダーランズ×ショウタイム(ワンダショ)”。天馬司・鳳えむ・草薙寧々・神代類・鏡音リンの5人で、『ショウタイム・ルーラー』を歌います。
はちゃめちゃショーユニットである彼らの出番、そしてクールな楽曲でのスタートに会場はうれしい衝撃を受けた模様で、炎が上がる演出に負けない熱気が会場を包みます。「イッツ・ショウ・タイム」のコールでは雄たけびに近い歓声が上がったほか、類の「楽しんで」と会場に向けた言葉に黄色い悲鳴が上がったシーンが非常に印象的でした。
M3:『エイリアンエイリアン』(作詞:ナユタン星人/作曲:ナユタン星人)
ワンダショメンバーによる、カーテンコールのような雰囲気でのMCパートでは、定番の掛け声「わんだほーい!」もばっちりコール。正式な声出し解禁後のライブということで観客もうれしそうです。
ほほえましい雰囲気の中、えむと寧々によるショーが開演。ふたりで「ベントラー、ベントラー」とUFOを呼び出す儀式を始めると、UFOが飛んできてミクが登場。次の楽曲を察した観客から叫びが上がる中、『エイリアンエイリアン』の演奏が始まります。文字通りエイリアンのような不思議な雰囲気の本楽曲を、かわいらしいダンスで魅せていく3人に、観客もクラップでノリノリの様子です。
M4:『トンデモワンダーズ』(作詞:sasakure.UK/作曲:sasakure.UK)
ステージ崩壊まで10秒前という不穏な演出にパニックになりながらも、ステージがなくともショーをしてみせるという司の宣言と共に始まったのは『トンデモワンダーズ』。
ファンも大喜びなワンダショのキラーチューンともいえる本楽曲では、出し惜しみはしないとばかりにファンサービスもてんこ盛り。鳳えむと草薙寧々、天馬司と神代類とKAITOでのフォーメーションには、大歓声が上がりました。そして最後は会場全体での「わんだほーい!」でシメ。ユニットの出番のトップバッターを見事に務めました。
M5:『セツナトリップ』(作詞:Last Note./作曲:Last Note.)
ワンダショの熱気を引き継いで現れたのは、異色アイドルユニット“MORE MORE JUMP!(モモジャン)”メンバーの花里みのり、桃井愛莉と鏡音リン。疾走感あるメロディが印象的な『セツナトリップ』を披露します。
ポップでスタイリッシュな衣装は彼女たちらしいかわいさを演出する一方、スモークに映える激しいダンスも印象的。ギターソロに歓声が上がる中、かわいいだけじゃないモモジャンの魅力を見せていきます。
M6:『イフ』(作詞:ユリイ・カノン/作曲:ユリイ・カノン)
『セツナトリップ』が終わると、モモジャンメンバーの桐谷遥と日野森雫の加えてMCパートが始まります。彼女たちのツボにハマったのか、「どうぞ、どうぞ~」というフレーズを多用しながら、アイドルユニットの定番ともいえる自己紹介を行う姿は何ともほほえましい姿です。また、大入りとなった会場を見て、観客たちとウェーブのパフォーマンスを行う場面も。等身大の彼女たちを垣間見ることができる貴重な時間となりました。
いつまでも眺めていたくなるような仲睦まじいMCパートを経て、桐谷遥の「皆のために、歌うね」という一言に続いて始まる楽曲は『イフ』。辛い日々の中でも前を向いて歩いて行こうという、聞く人を確かに元気づけてくれるナンバー。それを多くの苦難を乗り越えて歩んできた彼女たちが歌う姿に、深く聞き入る観客も多くみられました。
M7:『モア!ジャンプ!モア!』(作詞:ナユタン星人/作曲:ナユタン星人)
『イフ』に乗せた彼女たちの思いが届いたのか、会場からも多きな歓声が上がる中、モモジャンのステージもいよいよラストナンバーに。会場からは残念がる声も多く聞こえますが、彼女たちの人気楽曲『モア!ジャンプ!モア!』が始まると一転、大きな歓声が会場を包みます。
ハイテンポなメロディの疾走感が心地いい本楽曲ですが、それ以上に記憶に残るのはコールの多さ。会場の雰囲気も一転して正しくアイドルライブの様相に変わります。キュートながら激しいダンスに一切ブレない歌声で会場を魅了する彼女たちに、開場も渾身のコール&レスポンスを返す姿が印象的です。
M8:『アイディスマイル』(作詞:とあ/作曲:とあ)
モモジャンのメンバーに代わって登場したのは、正体不明の音楽サークル“25時、ナイトコードで。(ニーゴ)”メンバーの宵崎奏、朝比奈まふゆ、東雲絵名、暁山瑞希の4人とMEIKO。ナイトウェアのような姿で『アイディスマイル』を歌います。
前の2ユニットとは対照的に、自然体な姿でステージを歩き、こちらに手を振ったりメンバー同士で顔を寄せ合う姿はどこか不思議な魅力を感じさせ、観客からは感極まった悲鳴のような声も。彼女たちの人気の高さを感じさせます。
M9:『ジェヘナ』(作詞:wotaku/作曲:wotaku)
MCパートでも自然体なニーゴメンバー。観客に休憩として着席を促すと、是会場全体がキッチリ着席する姿が印象的。 次の楽曲は少々お疲れ気味の奏を休ませるべく、出番を買って出た絵名と瑞希の気心知れたトークは、聴いていて非常に心地いい時間です。
そこに加わったミクの「みんな、バチバチになっちゃって、ね?」というまさしく殺し文句と、それを聞いた会場からの大歓声の後に始まるのは『ジェヘナ』。絶望の中で生を渇望するような楽曲は、あるいは彼女たちの心を表すような内容。そんな楽曲をどこか戯曲のようにも感じられるパフォーマンスとともに魅せる姿は会場のファンを大いに魅了します。
M10:『ザムザ』(作詞:てにをは/作曲:てにをは)
ミクに代わって奏、まふゆ、KAITOが加わると、女性ファンからと思われる大歓喜の声が! ここでのニーゴの出番におけるラストナンバーとなる『ザムザ』を続けざまに披露します。
キレのいいダンスや難解なメロディを歌いこなす歌声もさることながら、演出面も必見の内容。「ズキズキズキ」といったフレーズにあわせて不気味なまでの揺れを見せるムービングライトが非常に印象的で、リアルライブの醍醐味とポテンシャルを感じさせる一曲となりました。
M11:『雨とペトラ』(作詞:バルーン/作曲:バルーン)
ユニットごとのパフォーマンスの4番手を務めるのは、小豆沢こはね、白石杏、東雲彰人、青柳冬弥による実力派ストリートユニットの“Vivid BAD SQUAD(ビビバス)”。気合充分な4人の姿、特に彰人が会場の熱気を煽ると、大きな歓声が上がります。
1曲目に披露するのは、彰人に冬弥、鏡音レンの3人で歌う『雨とペトラ』。アップテンポに力強い男性ボーカルが映える楽曲を歌う中では、「相棒!」と彰人と冬弥が信頼しあう姿も垣間見え、感極まったファンの姿も多数見られました。
M12:『Ready Steady』(作詞:q*Left/作曲:Giga)
4人に初音ミクを加えて歌唱するのは、こはねが「私たちの原点になる曲」と表現した『Ready Steady』。その思いは観客たちも同じだったようで、会場のテンションも急上昇! 事前に行われていた衣装投票企画で決定した、黒一色の衣装“Spirit of Wish”、“Spirit of Love”、“Spirit of Sound”に身を包んだ姿は貫録すら感じさせます。
完成度の高いダンスに定評のある彼らですが、今回は全員がマイクを持った状態でのパフォーマンス。クールな楽曲ながら、ステージで燃え上がる炎に負けないようにアツく歌い上げ、歌唱力の高さを見せつけます。
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