2024年4月19日(金)より公開中のアニメ『ブルーロック』シリーズ初の映画『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』より、公開記念舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着しました。
映画“キックオフ”の翌日となる4月20日(土)に、豪華声優陣が登壇して公開記念舞台挨拶を実施。公開2日目にして早くも大きな盛り上がりを見せる中、より多くファンと共に映画の公開を祝うため、この日は2つの劇場、3回に分けて舞台挨拶行脚を実施!
1、2回目には、本作の主人公、天才ストライカー・凪誠士郎役の島﨑信長さん、凪がサッカーを始めるきっかけとなった親友・御影玲王役の内田雄馬さん、TVシリーズの主人公で凪を覚醒させるきっかけのキーパーソン潔世一役の浦和希さんが、3回目には浦さんに替わって、サッカー全国大会常連の強豪校である駄々田高校のキャプテン・舐岡了役の木村昴さんが加わり様々なトークを展開。
今だからこそ話せるアフレコ収録の裏側エピソードや、公開を迎えた気持ちなど、本作にまつわるたっぷりのお話で会場を大いに盛り上げました。
『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』公開記念舞台挨拶 オフィシャルレポート
上映終了直後の熱気に包まれる中でスタートしたこの日1回目の舞台挨拶。大きな拍手に迎えられて、島﨑信長、内田雄馬、浦 和希の 3 人が登壇。早速島﨑は「みんな、朝早かったでしょ?」と午前8:30からの上映回に足を運んでくれたお客さんへ向けて気遣いの言葉をかけ、内田、浦も「本当に早い時間から来てくれてありがとうございます!」と挨拶とともに感謝を伝えた。
大人気を博したTVシリーズに続き、満を持して劇場版となった本作。前日の19日に公開初日を迎え、MCからの「既に2回以上鑑賞した方!」という問いかけに多くの手が上がる客席を見た島﨑は感慨深げな様子。「まわりから聞く反響ももちろん嬉しいですが、こうやって目の前にいる皆さんに楽しんでもらえているのを見るのが一番の反響だなと思います」と笑顔で喜びのコメント。続く内田は「この作品、すごいんだな! って、改めて実感する出来事がありまして……」と切り出し、「僕の母が「面白かった!」と言っていました! 太鼓判を押しています。」と、身内からの嬉しい報告があったと喜びの報告。「母も『ブルーロック』の沼にどっぷりハマりましたが、皆さんも沼に浸かって楽しんでいただいているのを見て本当に嬉しく思います」とコメントした。
浦は、前日に乗った電車内で「『ブルーロック』の劇場版始まったね!」と話す若者のグループに遭遇したようで、「最初ドッキリの仕込みかなと思ったのですが……(笑)」と一瞬疑いつつも、「ふとした日常でそういう話が聞こえてきて、本当に『ブルーロック』が愛されているんだなと感じました」と身の回りで感じた反響を伝えた。
続いて、観る者の胸を熱くするようなシーンが目白押しの本作の中から、お気に入りのシーンの話題に。島﨑は「映画のポイントになる凪と玲王の関係が一番輝いている時って、玲王がツラい時なんですよ」と語る。「“ブルーロック”に来たから起こるふたりのすれ違いがすごく良くて。雄馬くんがしっかり演じてくれているので、玲王の感情が動く部分がまずはオススメです!」と、内田演じる玲王の心理描写を注目ポイントにあげ、「苦しんいでる雄馬くん、映えるね!(笑)」と称賛。
内田も凪と玲王の関係性の中で「僕もふたりのモノローグのシーンがすごく好きで」と強く同調。「TVシリーズでは玲王の気持ちの本当の芯の部分が見える場面があまりなくて。“凪にサッカーを好きになってほしい”だとか、本当の気持ちはこの劇場版のモノローグでよくわかりました」と、演じる身としてもキャラクターへの解釈が深まったと話し、島﨑も「お互いのモノローグを聞くと、ちゃんと同じ事を思ってるんだよね」と、気持ちを口に出さない凪と玲王の“思いのかけ違い”が、観る者の感情を揺さぶる見どころの一つだと強調。鑑賞を終えたばかりの客席も大きく頷いて共感している様子だった。
そして浦は「潔って……本当にいいところで、毎回めちゃめちゃぶち壊してくるんですよね!(笑)」と、劇場版での潔の存在感について触れ、「いいところで出てきて、いいところで凪のこと連れて行って、それは玲王は潔にアタリ強くなるよ!」とツッコミ気味に表現。また、凪の視点で描かれる本作での潔を演じたことで「潔ってこんなに幅があるんだ!」とTVシリーズでは気が付かなったキャラクターの一面も見つけられたとコメントした。
個性的なキャラクターだけでなく印象的なセリフも多く登場する本作。一番好きなセリフとして、まず浦は、潔が所属するチームZが、凪や玲王の所属するチームVに出会うシーンでの潔のセリフ「お前らに勝つ人間だ!」をピックアップ。TVシリーズでは特別なセリフと意識していなかったというが、劇場版で演じたことで潔の成長を感じたと明かし、「皆さんもこのセリフ、是非日常で使ってほしいですね!(笑)」と会場へ呼びかけて笑わせた。
内田は「最後まで一緒にいてよ」という凪の言葉をチョイス。玲王の心情を分析し「(玲王と凪が離れた)今はこの言葉が“呪い”のようなところもあると思うんですけど、ちゃんと二人が前を向いて歩いて行ったら最終的には“約束の言葉”になる」と、このセリフの意味に考えを巡らせる。すると島﨑も「“約束”に対する意識は、玲王だけじゃなく凪も実はすごく強いと思っていて。凪は説明もなく自分の“マイルール”で進めるところはあるけど」と凪の心情についても考察が及び、声を演じた本人たちの間でも、いち『ブルーロック』ファンとしてのキャラクター談議に花を咲かせた。
そして最後に島﨑は「はじめまして、日本」という本作内での印象的なセリフをあげ、「これで“流行語大賞”狙いたいですね!(笑)」と冗談半分に意気込んで、会場を和ませた。
最後に、会場のファンと全国の劇場からライブビューイングで舞台挨拶を見ているファンに向けて、浦は「公開記念舞台挨拶を迎えられてすごく嬉しいです。この作品が皆さんにどう受け取ってもらえるのか、ワクワクと同時に不安もあったのですが、本当にたくさんの方に愛されていることを実感しました。これからも『ブルーロック』は続いていくので、まずは『-EPISODE 凪-』、そして、TV シリーズ第2期での主人公・潔 世一を、どうぞよろしくお願いします!」と呼びかけた。
内田は「TV シリーズの収録が始まってから約3年ほど、今回は劇場版が公開となって、こうして『ブルーロック』の色々な展開が続いていくのも皆さんの応援があってこそです。まずは映画を楽しんでいただきつつ、“ここじゃ終われねーぞ!”と。“この先も描いてもらわなきゃ!”という風に思っていますので、引き続き『ブルーロック』をお願いします!」と、映画から続いていく先の物語も力強くアピールした。
そして島﨑は「もうすでに何度も観てくださっている方がこれだけ沢山いて、「よかった!」と改めて実感できてすごく嬉しい時間でした。玲王の苦しんでいるシーンをオススメにあげましたが、改めて、凪はもともと才能を持っていたけど、玲王や周りのキャラクターたちと出会わなかったら活躍できなかった。映画としても雄馬くんや浦くんやみんなが素敵な芝居をしてくれて、アニメーションの絵がよくて、ストーリーがよくて、そのうえで凪 誠士郎が一本立ちできているなと実感しました。出会いや繋がりや縁を伝えてくれる映画だと思っています。これから皆さんも『ブルーロック』との出会いや縁を大切に歩んでいってほしいなと思います。ありがとうございました!」と、作品へのアツい想いと感謝の気持ちを伝え締めくくった。
フォトセッションは会場に集まった“アツい”ファンと共に行うことになり、観客は入場時に配布された青いタオルを掲げ、まさに“ブルー”一色に彩られた会場で記念撮影を実施。さらに声優陣の掛け声に合わせて、会場のファン「ブルーロック!最高!!」と声を揃え、憧れの声優陣と時間を共有するファンにとってはたまらない瞬間となった。
この日、新宿ピカデリーでは2回の舞台挨拶を実施し、その後TOHO シネマズ新宿に移動して行われた3回目の舞台挨拶では、劇場版に登場する新キャラクター・舐岡了を演じる木村昴が、島﨑、内田とともに登場。
『ブルーロック』の出演キャストとして初めてのイベント登壇となった木村は「皆さん、待っていたんじゃないですか? 僕のことを。お待たせしました!」と言葉を投げかけ、登壇するなり自身の演じた舐岡のキャラクターパネルの肩を抱き、「ついに私がこのステージにやってきました!」と会場を沸かす。
その後、改めて本作で注目してほしいポイントを聞かれると、島﨑は「やっぱり舐岡ですね」、内田も「魅力的なキャラクターがいっぱいいるけど、やっぱり舐岡ですかね」と舐岡をベタ褒め。それを聞いた木村もまんざらでもない様子だが、島﨑が「舐岡の好きなところは、結構凪と玲王を煽ってくるんですけど、煽りのIQの高さ、語彙力を感じたんですよ。もっと簡単な言葉を使いそうなキャラクターだと思ったら、頭の良さそうな煽りをするところに、舐岡の“中途半端さ”を感じて面白かったです。」と、木村は「これ褒められてる?」と対応。
「今回は舐岡了のことを覚えていてください! 舐岡了です!『ブルーロック -EPISODE 舐(なめ)-』です!」と勝手にタイトルを変え、自身のキャラクターを観客に大アピールし、会場を爆笑に包んでいた。
続いて玲王にとってという作中にちなみ、それぞれのを聞かれると、木村は「いろいろ考えてこれしかないかなと思いました。”ファンの皆さん”です。」と笑顔でゴマすり。内田は「やっぱり”筋肉”ですよ、皆さん! 皆さんどうやって座っていると思います。筋肉があるからですよ!筋肉に感謝です。」と筋肉キャラクターに変貌し、観客に向け「筋肉―!」と声掛けし、「感謝!」と返してもらう即興の掛け合いを見せ、会場と息の合ったやり取りを見せた。
最後に島﨑は「”熱”ですね。興味や意欲、好きという気持ちがないと人生は張り合いがない。今日みなさんも“熱”を持ってここにきている。自分の中の”熱”とか“好き”を大事にしていきたいし、みんなにも凪と同じように“熱”を手にしてほしい。真面目でごめんね。(笑)」と主演らしく、まとめるコメントし、大盛り上がりで舞台挨拶は終了した。
なお、会場の観客もすでに手にしていた公開初週限定で配布される第1弾入場者プレゼント『ANOTHER ブルーロック -EPISODE 原宿-』は、『進撃の巨人』の諫山創、『ダイヤの A』の寺嶋裕二、ラッパーの呂布カルマなど、多くの人気漫画家や著名人による描き下ろしイラストも収録されており、超豪華な内容で話題となっている。
さらに、様々な映画関連グッズ展開も大いに盛り上がり、他にも今後のイベント情報やアプリゲームの最新情報など、ファンにはたまらない展開が目白押し。各方面から注目される本作だからこそのタイアップ展開においては、人気お弁当販売チェーン・ほっかほっか亭でキャンペーンもスタートしている。そして、4月23日(火)よりコンビニエンスストア・ローソンでの展開も開始する。ほかにも多くの企業とのコラボやタイアップ、キャンペーンが続く。
また、第1弾入場者プレゼントの舞台でもある、原宿・竹下通りに、本作の横断幕・フラッグ広告が掲出され(4月28日(日)まで)、Strawberry
Fetish(ストロベリーフェチ)、GO☆GO☆CAFE!でもコラボが決定! 原宿・竹下通りが『ブルーロック』で”エゴく”染まる! 劇場以外にも『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』を体感できるスポットが続々と登場し、日本中を巻き込んだ『ブルーロック』旋風が巻き起こっている!
劇場版『ブルーロック -EPISODE 凪-』作品概要
【公開表記】
2024年4月19日(金)
【スタッフ】
原作:金城宗幸
漫画:三宮宏太
キャラクターデザイン:ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)
監督:石川俊介
シリーズ構成・脚本:岸本卓
ストーリー監修:金城宗幸
キャラクターデザイン:進藤優、清水空翔
総作画監督:田辺謙司、もりともこ、清水空翔
特殊効果:あかね
色彩設計:小松さくら
美術設定・美術監督:廣澤晃
背景:Creative Freaks
撮影監督:浅黄康裕
撮影:チップチューン
3DCG:オーラスタジオ
編集:長谷川舞
音響監督:郷文裕貴
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:村山☆潤
主題歌:「Stormy」Nissy×SKY-HI(MoooD Records / バンダイナムコミュージックライブ)
プロデューサー:有澤亮哉、佐藤尚哉、川勝宥典、柳井寛史
アニメーションプロデューサー:小菅秀徳
アニメーション制作:エイトビット
配給:バンダイナムコフィルムワークス
【キャスト】
凪誠士郎:島﨑信長
御影玲王:内田雄馬
剣城斬鉄:興津和幸
潔世一:浦和希
蜂楽廻:海渡翼
國神錬介:小野友樹
千切豹馬:斉藤壮馬
馬狼照英:諏訪部順一
糸師凛:内山昂輝
舐岡了:木村昂
絵心甚八:神谷浩史
(C)金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会
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