TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』より、6月30日に実施された柱稽古クライマックス特別上映会の実施レポートが到着しました。
アニメ『鬼滅の刃』は、集英社ジャンプ コミックス1巻~23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴さんによる漫画作品が原作。アニメーション制作はufotable。
家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる本作は、2019年4月よりTVアニメ『鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編』の放送を開始、2020年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開2021年から2022年にかけて、TVアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』『鬼滅の刃 遊郭編』を放送・配信。
2023年2月より『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』を開催、4月よりTVアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』を放送・配信し、2024年2月からは前作を超える145以上の国と地域で『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』を開催しました。
そして、6月30日(日)に放送されたTVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』の最終話後に、今後の物語が『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』として三部作に渡って制作されることが発表となりました。
TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』柱稽古クライマックス特別上映会 実施レポート
ついに、最終話の放送を迎えたTVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』では、鬼舞辻無惨が鬼殺隊の当主である産屋敷耀哉を襲撃。炭治郎や柱をはじめとする鬼殺隊と鬼舞辻無惨との激闘の火蓋が切って落とされた。その最終話放送に合わせて、TOHOシネマズ新宿で、TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』柱稽古クライマックス特別上映会を実施。
作中で遂に対面した産屋敷耀哉と鬼舞辻無惨を演じる森川智之、関俊彦が本イベントに登壇。柱稽古編のクライマックスや、放送後に発表された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』の三部作制作決定についての想いを語った。
第七話と最終話・第八話を劇場の大きなスクリーンで体験した観客は、その衝撃的な展開と迫力満点の映像を体感したあと、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』を三部作として制作するということが発表され、興奮も最高潮。そんな熱気を纏う会場で始まったのは、森川と関による朗読。これまでの物語をそれぞれの視点で振り返りつつ、第八話で印象深かった産屋敷と鬼舞辻が対峙するシーンを演じる2人に会場は、一気にその世界観へと瞬時に引き込まれていった。
朗読が終わると割れんばかりの大きな拍手に包まれた。この日を迎えた二人は、「鬼の出るような時間帯にお越しいただきまして、ありがとうございます!私は、鬼滅の刃のこういったイベントに初めて参加させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。」(森川)、「深い時間にたくさんのお客様にお越しいただき大変うれしく思います。第七話・第八話が終わった直後に私と森川君で朗読をやるなんて思ってもみませんでした。大きなスクリーンで、皆さんに柱稽古編のクライマックスを見ていただけて幸せです!楽しんでいってください!」(関)と、それぞれ挨拶し、感無量の表情。
朗読を終えて、森川は「至福の時でした。ずっと続けばいいのにと思いました。(朗読から始まって)みなさんもびっくりしたと思います。楽しかったです。」と、その喜びを表現。関は、「耀哉と無惨が、2人で(作品のイベントとして)立つというのはあり得なかったことです。今回のようなイベントがあったからこそだと思いますので、素晴らしいと思います。」と、本イベントでの登壇がレアな組み合わせであると語った。
森川は、自身が演じる産屋敷について「まさに今日の最終回で無惨に対峙しましたが、まさにそこに行きつくまでの道のりというのが、産屋敷家の中で受け継がれたものの集大成だったと思うんです。その感動をアニメを観ている皆さんと共有できるように意識しました。」と、最終話での産屋敷耀哉と鬼舞辻無惨のシーンへの想いを語ってくれた。
これに対し鬼舞辻役を務める関俊彦は、「鬼舞辻というキャラクターは、本当にすべての人類の敵と言ってもいいほど、最強最悪の鬼の始祖です。彼が生まれてから1000年という間に、無惨は心の闇に深く深く沈んでしまった人物なのではないかと思います。」と、鬼舞辻のキャラクターについて触れた。
第八話で登場した「永遠というのは人の想いだ、人の想いこそが永遠であり、不滅なんだよ」という産屋敷のセリフについて森川は、「僕は、病に伏して、命からがらという演技だったのですが、僕にとっては希望に満ちたセリフだなという風に思ったんです。鬼と人間の大きな違いの部分をまさに耀哉が言い放った、“光を感じるような”とてもいいセリフだなと思いました」と語り、そこに込められた熱い想いを表現した。
更に、この日発表された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』三部作の制作決定について話が及ぶと、関は、「皆さんは炭治郎君のことを応援するんでしょ。でもそうはいきませんよ!」「全力をかけてこの劇場版に臨みたいと思っております。ぜひ引き続き皆さんの応援をよろしくお願いします。」と語り、劇場版三部作へ期待を寄せた。
一方の森川は「想いはしっかりと繋がって次に行っているので。柱・隊士達は、この柱稽古編で血のにじむような稽古をしてきました。みんな一丸となって、まさに一枚岩となって無惨に立ち向かって戦ってくれると思いますので、劇場版三部作「無限城編」を、ぜひ皆さんに楽しんでもらいたいという気持ちと共に、皆さんの想いも、是非隊士たち、柱たちに、向けていただければと思います。よろしくお願いします。」と、炭治郎や柱など鬼殺隊の隊士達への熱い想いと共に、鬼滅の刃のファンへ向けてもエールを送り、イベントは大盛況のうちに終了した。
TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』作品概要
【スタッフ】
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
プロップデザイン:小山将治
美術監督:矢中勝、樺澤侑里
美術監修:衛藤功二
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子
編集:神野学
音楽:梶浦由記、椎名豪
アニメーション制作:ufotable
オープニング主題歌:MY FIRST STORY × HYDE「夢幻」(Sony Music Labels / BEAT SEEKER MUSIC)
【キャスト】
竈門炭治郎:花江夏樹
竈門禰豆子:鬼頭明里
我妻善逸:下野紘
嘴平伊之助:松岡禎丞
冨岡義勇:櫻井孝宏
宇髄天元:小西克幸
時透無一郎:河西健吾
胡蝶しのぶ:早見沙織
甘露寺蜜璃:花澤香菜
伊黒小芭内:鈴村健一
不死川実弥:関智一
悲鳴嶼行冥:杉田智和
※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記。
※鬼舞辻無惨の「辻」は点一つのしんにょうが正しい表記。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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