アニメ『刀剣乱舞廻 -々伝近し侍らうものら-』入場プレゼント第2弾は描きおろしイラスト使用の色紙風カード！市川量也監督のオフィシャルインタビューも公開

　8月16日(金)より三週間限定劇場上映となるアニメ『刀剣乱舞廻 -々伝(どうでん) 近し侍らうものら-』の入場者プレゼント第2弾が解禁。その他、市川量也監督のオフィシャルインタビュー＆物語をわかりやすく紹介する描きおろし漫画「漫画でわかる刀剣乱舞廻」が公開されました。

　本作の原案は、PCブラウザ＆スマホアプリゲーム『刀剣乱舞ONLINE』。プレイヤーは審神者(さにわ)となり、名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム。

　DMM GAMESとニトロプラスがタッグを組み、2015年1月のサービス開始以降、大きな支持を獲得し、全国に刀剣ブームを巻き起こす一因ともなった“とうらぶ”こと『刀剣乱舞ONLINE』は、これまでにアニメ・ミュージカル・コンシューマーゲーム・舞台・映画・歌舞伎など数多くのメディアミックスを成功させ、エンターテインメント界を席巻しています。

　この度、上映劇場で配布となる「入場者プレゼント」の追加情報が解禁となりました。8月16日(金)から「入場者プレゼント第1弾」として配布されるホログラムキャラクターステッカー(全7種)に続き、8月24日(土)より「入場者プレゼント第2弾」として、色紙風カード(3種)をランダムで配布決定。

　本作で出陣する6振りの刀剣男士が戦いに挑む姿を描いた“戦闘シーン”、燭台切光忠が仲間たちにお酒をふるまう“BAR光忠”、そして刀剣男士とこんのすけがおはぎを食べながら賑やかに作戦会議を行う“軍議シーン”。本編に登場する3つのシーンをイメージした描きおろしイラストが楽しめます。入場者プレゼント第2弾は、8月24日(土)から9月5日(木)まで上映劇場にて配布予定。

　また、TVシリーズよりアニメ『刀剣乱舞廻』を手掛ける市川量也監督のオフィシャルインタビューが公開となりました。本作の注目キャラクターや、見どころについて語っています。さらに、物語をわかりやすく紹介する鈴木次郎による描きおろし漫画「漫画でわかる刀剣乱舞廻」もあわせて解禁に！　漫画は鈴木次郎さんの描き下ろしで山姥切国広が中心となり、作品の世界観をわかりやすく解説しています。

■入場者プレゼント最新情報
第1弾ホログラムキャラクターステッカー(全7種):2024年8月16日(金)～8月23日(金)
第2弾色紙風カード(全3種):2024年8月24日(土)～9月5日(木)
※入場者プレゼント第1弾は、8月16日(金)より、第2弾は8月24日(土)より、『刀剣乱舞廻々伝 -近し侍らうものら-』上映館にて本作観賞お1人様につき、1枚プレゼント。
※劇場により数に限りがございます。無くなり次第終了となりますのであらかじめご了承ください。
※特典は非売品です。転売、内容の複写・複製などの行為は一切禁止となります。
※ランダム配布のため種類をお選び頂く事は出来ません。
※まれに傷や汚れがあるものがございますが、返品・交換は一切お受けできません。
※劇場内でのトレーディングはご遠慮ください。
※画像はイメージです。

市川量也監督オフィシャルインタビュー

――TVシリーズの放送を通して、周りからの反響や、放送を終えられての感想を教えてください。

　まずは、ホッとしました。熟練したファンの方が多いコンテンツなので、どういった反応が来るのか不安な部分もあったのですが、好意的に受け止めてもらえたようで良かったです。

　今回、他シリーズの『刀剣乱舞-花丸-』や『活撃刀剣乱舞』と差別化するために、細かいパーツの描き込みも行いました。

――完全新作オリジナルとして制作される『刀剣乱舞廻 -々伝近し侍らうものら-(々伝)』ですが、今回のテーマや、物語を描く上で大切にされたポイントを教えてください。

　刀剣男士たちの戦う姿を魅力的に描くのはもちろんなのですが、歴史ものとしての要素も強いストーリーになっているので、「こういう歴史があったんだ」「ここで武将たちはこういうことを考えていたんだ」と勉強になる部分を加えました。

　内容に関しては、アニメ『刀剣乱舞廻 -虚伝燃ゆる本能寺-(虚伝)』の前日譚なので、視聴者に「こういう葛藤があってからの物語だったんだな」としっかり繋がるように意識しました。本作を見てからまたテレビシリーズを見てもらうと、不動行光に対して何故あんな言動・行動を取ったのかが見えて来て、よりキャラクターの感情の解像度が上がると思います。

――制作していて難しいと感じられた部分や、手応えを感じた部分はどのようなところでしょうか。

　声優さんたちの演技の細かいニュアンスを表現するのが難しかったです。舞台だと空気で悲しみや怒りなどの感情を伝えられるのですが、アニメだと音響や絵を使って、役者さんの出す感情の雰囲気を表現しなくてはならない。いかに遜色なく伝えるかということに苦労しました。

　逆に手応えを感じたのは、“アニメならでは”の表現ができたこと。特に戦闘シーンですね。“リアル”が舞台の魅力ならば、現実ではできないことを表現できることがアニメの魅力。どちらが上か下かではないですが、アニメの特徴的なところを見せられたと実感しています。

――今回出陣する6振りのチーム感はいかがでしたか？

　アニメ『虚伝』では物語を不動が引っ掻き回していたので、そういう意味では「動かしやすさ」はあったかもしれないです。今回の6人はみんな黙々としていて、任務をきちんと遂行してくれる6人でした。

――注目してほしいキャラクターはどの刀剣男士でしょうか。

　今回はやはり長谷部ですね。以前の持ち主である黒田官兵衛との関わることになるので、1番心の動くキャラクターなのかなと思います。山姥切との関係もそうです。不器用なキャラクターだと思ってるので、応援したいという気持ちがあっても、それをどうしても怒ったような感情で表現してしまう。

　テレビシリーズだと不動に対してそうでしたよね。そういう不器用さの奥に優しさが見えるところが長谷部の魅力だと思っているので、ぜひ注目してほしいです。

――『々伝』の見どころや、演出でこだわられたポイントを教えてください。

　「先ほど「(歴史の)勉強になる部分を加えた」と言いましたが、こだわった部分もそこになります。豊臣秀吉と官兵衛のやり取りが多いのですが、ただの会話にならないように「どういう経緯があり、なぜこんなことが起こったのか」と具体的な解説も入れて、観客にわかってもらえるような作りにしました。

　『刀剣乱舞』という作品ももちろんですが、歴史そのものを楽しんでほしいです。

――公開を楽しみにしているファンに向けてのメッセージをお願いします。

　散りばめた伏線が多過ぎて、ぜひ続きも描きたいなと思っています。「舞台『刀剣乱舞』虚伝燃ゆる本能寺」を見ていただくと回収できる部分もあるんですけどね。アニメならではの描写で感じられるものもあると思うので。スタッフ一同、意欲的に取り組んでいますので、応援よろしくお願いします。

アニメ『刀剣乱舞廻 -々伝近し侍らうものら-』作品概要

【公開時期】
2024年8月16日(金)より三週間限定劇場上映
【スタッフ】
原案:『刀剣乱舞ONLINE』より(DMM GAMES/NITRO PLUS)
監督:市川量也
脚本:末満健一
キャラクターデザイン:高田真理
美術監督:根本洋行
撮影監督:野村達哉
音響監督:菊田浩巳
音楽:葛西竜之介
音響制作:楽音舎
編集:ドメリカ
製作:『刀剣乱舞廻』製作委員会
アニメーション制作:ドメリカ
【キャスト】
へし切長谷部:新垣樽助
山姥切国広:前野智昭
鶴丸国永:斉藤壮馬
燭台切光忠:佐藤拓也
同田貫正国:櫻井トオル
大倶利伽羅:古川慎ほか
【主題歌】
『望郷』
歌:へし切長谷部(声優:新垣樽助)、山姥切国広(声優:前野智昭)、鶴丸国永(声優:斉藤壮馬)、燭台切光忠(声優:佐藤拓也)、同田貫正国(声優:櫻井トオル)、大倶利伽羅(声優:古川慎)