Cygamesとサイゲームスの子会社であるCyDesignationとの共同制作によるRPG『グランブルーファンタジー』にて、シナリオイベント「BTTP ~バック・トゥ・ザ・ポブ~」の開催が発表されました。騎空士(『グラブル』ユーザーの通称)の皆さんは予告のボイスなど確認されたでしょうか?
※1▲バナーを見た時の感想はまさにコレでした。楽しみすぎる……!
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そう! ローアインたちが主役のシナリオイベント「トッポブ」の続編がやってまいりました。ローアインたちが主役を張るイベントは「粧して臨めよ花戦」「威風DoDoダンディズム」など、「トッポブ」以外や直近のものも存在します、こうして同じキーワードが銘打たれているとシリーズとして一層とワクワク感が増すというもの。
また、現時点(11月27日現在)では、イベントのTipsにて今まで名前しか出てこなかった「ジモメン(地元の友達)」たちの姿も確認可能。エルセムに年賀状を送っているらしい「カッちん」のビジュアルなどには“話題でよく聞く友だちの友だち”に出会った時のような「知らないのに知ってる人……!?」と言いそうになる不思議な感覚を覚えます。実際にどのような人なのか、シナリオイベントではローアイン達とどのようにかかわるのか、非常に気になる……!
※2▲知らないはずなのにこの人たちを知っている気がする……!? ちなみに公式X(旧Twitter)では彼らも登場しているイラストやおぼろげながらローアインの母の姿を確認できる予告も公開中。こちらも要チェックです!
チャラいけどうざくない、チャラいけど愛おしい。実は『カフェdeパーリナイ ダンチョのお悩み俺らがまるっと秒で解決編SP』というキャラクターソングも出ていたりと『グラブル』において不思議な存在感を放つローアイン、エルセム、トモイの3人組。彼らの魅力が詰まったイベントたちを、彼らの雑談のようにゆる~く語ってみようと思います。
ちなみに、最初のシナリオイベント「とりまトッポブで。」にも含まれている「ポブ」の意味は「ポート・ブリーズ(とりまトッポブで。=とりあえずまあ突発的にポート・ブリーズで。)」らしいです。……意外と「トッポブ」をポート・ブリーズのアナグラムと勘違いしていた人もいるのでは?
※本記事の内容は筆者が所感を好きに語る『グランブルーファンタジー』のざっくりとしたコラムです。
※本記事の内容は個人の感想・解釈を多分に含むものであり、Cygamesおよび『グランブルーファンタジー』開発チームの意見とは異なります。
※本記事には紹介イベントのネタバレを含む内容となっています。
※1 画像はシナリオイベント「とりまトッポブで。」より。
※2 画像はシナリオイベント「BTTP ~バック・トゥ・ザ・ポブ~」のTipsより。
「トッポブ」シリーズを振り返ってみようって次第ッスよ。マジで。
歴史を遡ると初開催は2016年3月31日と、古参の部類に入ると言って過言ではない「トッポブ」シリーズ。その名を関するイベントは「とりまトッポブで。」「ポブさんぽ~とりまトッポブで。3rd Anniversary~」と過去にふたつのみではありますが、「主役にローアイン(とエルセム・トモイの3人組)が含まれる」、「妄想成分を多分に含む」という特徴を有する作品も見られます。今回は、このふたつの特徴を持つイベントをリストアップしてご紹介。彼ら(と妄想)の歴史をゆる~く振り返っていきます。
【対象イベント】
2016/03/31 初開催:「とりまトッポブで。」
2017/04/01 初開催:「粧して臨めよ花戦」
2019/03/31 初開催:「ポブさんぽ~とりまトッポブで。3rd Anniversary~」
2023/03/28 初開催:「威風DoDoダンディズム」
2014/03/10 ※参考:『グランブルーファンタジー』サービス開始
2017/05/24 ※参考:『カフェdeパーリナイ ダンチョのお悩み俺らがまるっと秒で解決編SP』発売
ローアインの主役イベキタコレ:「とりまトッポブで。」
彼らの伝説(?)の幕開けとも言えるシナリオイベント「とりまトッポブで。」は、主人公たちが依頼をこなす一方で、「待機組」として喫茶店で暇を弄ぶローアイン、エルセム、トモイの3人組はたわいもない話と妄想に花を咲かせて……というお話。「完全に3人の妄想の中で進む奇想天外ストーリー!(公式サイトママ引用)」という、自由なローアインたちを表現するような予告に困惑した騎空士もいたとかいないとか。
しかし、「好きな人の前でカッコよくキメたい!」という妄想をして、それに盛り上がった経験がある人は少なくないはず。また、喫茶店でモテる方法などくだらないことをダベっている内に夜が更けて……というのもあるあるな話。そんな親近感を抱いてしまう「待機」あるいは「妄想」という戦いを終えた姿を見て、彼らに愛おしさを感じた騎空士もいたのではないでしょうか。
▲妄想なのに詳細な可能性までシミュレートが加速する……友人とダベった時に同じようなことをした人も少なくないのでは?
また、奇想天外な妄想の産物も「トッポブ」を語る上では欠かせない要素。イベント内で愛の逃避行を繰り広げたフーちゃん(フリーシア)、戦争兵器となってしまった「キャタピラさん」の姿はインパクト大。その後、「SSレア [戦争兵器]キャタピラとヴィーラ」「SSレア [ツンデレ宰相]フーちゃん」としてプレイアブル化も果たしており、さらなる衝撃を与えました。
そして、妄想といえば、本人はほとんど登場していないのに強烈な印象を残していくヴィーラの姿も「トッポブ」シリーズにてよく見られる要素。ローアインの苦手意識故か、シリーズでは3度に渡り(妄想の中で)彼らに立ちはだかります。……彼女にしてみればいい迷惑というところですが、普段と異なる姿を見せてくれることもあり、ファンにとっては嬉しい機会かも?
▲アルビオン士官学校時代のヴィーラ(妄想)。普段に比べてかわいさが増しているような気がする……!
※本項の画像は同シナリオイベントのスクリーンショットより。
きゃわたんだらけで懇親会マジパラ状態ってっから:「粧して臨めよ花戦」
タイトルこそ異なるものの、「6人の妄想の中で進む奇想天外ストーリー!(公式サイトママ引用)」という紹介文に続編の趣を感じる「粧して臨めよ花戦」は、ローアインたちの戦いも「待機」から「懇親会」にパワーアップ!
ローアインたちの会話の小気味よさもパワーアップしており、会話の中で挟まれる合いの手やトイレでの作戦会議は懇親会ならではの魅力を感じて「ちょっと参加したいかも……」と言う気持ちを抱いてしまいます。
一方、スーテラ、コルワ、ラムレッダの「きゃわたん」な女性3人を加えた6人の妄想は、前回よりもさらに激しい方向へ。それぞれの恋愛観がコラボレーションした物語は時に予想外の方向へと進み、度肝を抜かれた騎空士もいるはず!
再び(妄想の中で)立ちはだかるヴィーラは「最終チャラ男虐殺機関メカサイコヴィーラ」に変貌し、さらなるインパクトを残しますが、回想の中ではカタリナへの敬愛を伺えるほか、ローアインに直接被害を加えるなどはしておらず、第6話のサブタイトル「意外と普段は仲悪くないんすよ」もあながち間違いではなさそうな姿もちらほら。ちなみにそんな彼女のローアインに対する認識は、「SSレア [安寧の麗装]ヴィーラ」のフェイトエピソードをチェックです!
※本項の画像は同シナリオイベントのスクリーンショットより。
んじゃトッポブパート2やっちゃう的な?:「ポブさんぽ~とりまトッポブで。3rd Anniversary~」
3rd Anniversaryと銘打たれた「ポブさんぽ~とりまトッポブで。3rd Anniversary~」は、「粧して臨めよ花戦」にも少しだけ話題や回想にて登場していた「ターくん」ことタイアーを加えた4人体制。先輩として振る舞う3人の姿に彼らの成長を感じつつ、彼らに真面目なタイアーが交じる構図が新鮮です。
▲いつも通りチャラいローアインたち。なのに先輩らしい頼りがいを感じてカッコいい……!
気ままな散歩の中で様々な団員と出会う本イベントは、妄想のバラエティも豊かに。ツッパりあり、女子トークあり、バトルあり、そしてドキドキもあるローアインたちの妄想は、オムニバス形式で様々なイベントを楽しむようなオトク感があります。
さらに、「トッポブ」3周年目にして初めて妄想ではないヴィーラが本格的にイベントに登場! ローアインたちが恐れ、タイアーが敬愛する彼女。実際に対面した際の反応はいかに……!? ゆる~いのに、どこかローアイン達の物語に対する集大成のような雰囲気も感じる本イベント。前2作と合わせての鑑賞がオススメです。
※本項の画像は同シナリオイベントのスクリーンショットより。
アレな夢でも持ってりゃ違うぜ:「威風DoDoダンディズム」
4年の沈黙を破り、ローアインたちがイベントの主役に帰ってきた! 「威風DoDoダンディズム」はイベント告知の際にベルゼバブやティターンなど登場人物の“濃さ”から、騎空士たちにさまざまな予想を膨らませました。そんな今回は「トッポブ」の初心に立ち返るかのような恋バナな内容。トモイは愛するフーちゃんのため「ダンディ」な男を目指しますが、目的を見失ったのか次第に「マッチョ」を求め出し……?
これまでと同じく奇想天外な妄想が炸裂する一方で、失敗しながらも現実で試行錯誤していくトモイの姿には、「ポブさんぽ」とは異なる彼らの成長を感じ、応援したくなること必至。
▲イベント内では迷走してしまったトモイ。しかし、ローアインがこう語るように、たとえダンディでなくとも漢の心意気があるから応援したくなる……!
物語の中ではフリーシア本人と邂逅し、撃沈とはいえ告白も達成していることが明らかになったトモイ。自身はゆっくりダンディズムの階段を上っていこうと再度決意を改めましたが、恋の階段においては不格好ながらも大きな一歩を踏み出している……のかも?
※本項の画像は同シナリオイベントのスクリーンショットより。
マジパーフェクションなイベントよトッポブは?
ゆる~くと振り返ったローアインたちの歩みですが、彼らの物語は「ファンタジー(空想の意)」ではあるものの、笑いアリ、涙アリ、恋愛アリ、バトルアリ……と要素もたくさん、登場人物もたくさんで読んでいて楽しくなること間違いナシ。
なによりも、ローアインたちがイイ奴らなので見ていて気持ちがいい! 三度として戦うこととなったヴィーラに対しても、苦手意識こそあれど「粧して臨めよ花戦」では「恋に苦しむヴィーラを救う」という目的で戦うことになったあたり、少なくとも敵視に当たる感情などはない様子。
▲言葉の端々にはヴィーラへのマジリスペクトな感情も伺えます。
みんなにとっての良き友人のような姿には、「応援したい」「彼らの話を聞いていたい」という気持ちを抱き、「楽しい」という感情につながります。そんな彼らの新たな伝説(?)を前に、チャラくてゆる~い彼らの活躍を見直してみては?
▲彼らの妄想話を聞いていたコルワの感想。もしかしたら、我々がローアインに感じる愛おしさは親心のような感情なのかも……?
※本項の画像はシナリオイベント「粧して臨めよ花戦」のスクリーンショットより。
※本記事で使用している表現は、ゲーム内と一部表現が異なる場合があります。
『グランブルーファンタジー』公式サイト
『グランブルーファンタジー』公式Twitter
(C)Cygames, Inc.
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