エンタテイメント業界に向けたデータ×デジタルマーケティングサービスを提供するGEM Partnersは、映像、マンガ・書籍、ゲーム、音楽メディアなどのメディアを横断してエンタメブランドの真のリーチを比較・評価することを目指した新指標“リーチpt※1”をもとに、2024年の「定額制動画配信サービス 年間視聴ランキング」を発表しました※2。メディア横断をはじめ、これまで把握が難しかったサービス横断での真のリーチを明らかにすることを目的としています。
定額制動画配信サービス サービス横断 年間ランキングTOP20:『名探偵コナン』断トツの首位、続く『鬼滅の刃』『ONE PIECE』
特定サービスではなく、サービス横断で、コンテンツ別に年間リーチptをランキング化しました。年間ランキング1位に輝いたのは、6,897ptと2位以下に大差をつけた『名探偵コナン』です。視聴サービス構成比のTOP3をみると、Prime Video(49%)、Netflix(19%)、Hulu(16%)となりました。また、視聴コンテンツの約7割がTVシリーズ、約3割が映画であったほか、性別構成比は男性36%、女性64%と女性寄りとなりました。
2位に入ったのは『鬼滅の刃』(4,901pt)です。視聴サービス構成比のTOP3はPrime Video(51%)、Netflix(25%)、U-NEXT(7%)、性別構成比は男性57%、女性43%とやや男性寄りです。3位は『ONE PIECE』(4,842pt)。視聴サービス構成比のTOP3はPrime Video(48%)、Netflix(29%)、U-NEXT(8%)、性別構成比は男性61%、女性39%と男性寄りとなりました。
定額制動画配信サービスのオリジナル制作作品でTOP20入りしたのは、11位の『地面師たち』。Netflixが制作を手がけたドラマシリーズで、7月25日に同サービスで独占配信が始まりました。性別構成比は男性44%、女性56%とやや女性寄りとなりました。
※アンケートのため視聴サービス構成比には誤回答を含む。
2024年、最も視聴されたサービスはPrime Video
ジャンルを問わず、2024年に最もリーチptを稼いだ定額制動画配信サービスは、Prime Videoです。なお、同サービス内に絞ったコンテンツ別ランキングでは、1位『名探偵コナン』、2位『葬送のフリーレン』、3位『鬼滅の刃』となりました。
※1:リーチptとは、エンタメブランド名を冠したコンテンツに1日あたりに接触したのべ人数を週次で合計した値
※2:集計期間:2024年1月第1週(2024/1/1~1/7)~12月第1週(12/2~12/8)
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