【ホロライブプロダクション】大人がテーマのコーナーでは5人でやりたいことや“大人な先輩”のトークも！『ReGLOSS ROOM Next Stage(リグ部屋)』公開録音イベントレポート

　響ラジオステーションにて隔週木曜日に配信中のラジオ番組『ReGLOSS ROOM Next Stage(リグ部屋)』の公開録音イベント「ReGLOSS ROOM Next Stage 公開録音年末スペシャル！」が2024年12月29日にKT Zepp Yokohamaにて開催。本記事では18:00より行われた第2部のレポートをお届けします。

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　「ReGLOSS」はhololive DEV_ISに所属する5人組Vtuberグループで、メンバーは火威青、音乃瀬奏、一条莉々華、儒烏風亭らでん、轟はじめの5人。それぞれが異なる得意分野を持ち、歌とダンスへの挑戦を中心に、この世界を塗り替えるべく、日々活動を続けています。

　本イベントは、そんな彼女たちの公式ラジオ番組『ReGLOSS ROOM Next Stage』の初めての公開録音。メンバー5人が年末の総決算(？)として繰り広げる奇想天外なトークイベントでは、ココでしか聴けないトークやスペシャルなコーナーが盛りだくさんとなりました。

　また、会場ではイベントビジュアルに加えてどこかで見たような気がするサイコロも展示!?　多くのGLOSSER(グロッサー/ReGLOSSのファンネーム)が詰めかけ、記念写真の撮影やGLOSSER同士の交流で開演前から賑わっていました。

　なお、公開録音の模様は1部が1月2日、2部が1月9日にて配信されるとのこと。惜しくも参加出来なかった人はもちろん、バッチリ参加できたGLOSSERも要チェックです！

「ReGLOSS ROOM Next Stage 公開録音年末スペシャル！」第2部イベントレポート

『リグ部屋』公開録音:“大人”がテーマのトークではメンバーの意外な一面も明らかに！

　大晦日が迫る12月29日にもかかわらず多くのGLOSSERが集うKT Zepp Yokohama。イベントが開演となり、『ReGLOSS ROOM Next Stage』の番組BGMが流れると会場からは歓声が上がります。BGMとともに火威青、音乃瀬奏、一条莉々華、儒烏風亭らでん、轟はじめが登場すると、本イベントは2部構成ということもあり、5人とも会場の雰囲気に慣れてきた様子です。

　本イベントの前半は1月9日配信の公開録音となっており、オープニング前に一瞬の静寂が訪れたと思いきや、タイトルコールで大歓声が上がる会場には、ReGLOSSはもちろんのこと、リグ部屋へのGLOSSERの思い入れが伝わってきます。

　そんなGLOSSERたちの思いはメンバーたちにも届いているようで、オープニングトークでは開演前の会場の様子やSNSでの盛り上がりについての喜びを口にしました。

　まずはホロライブの楽曲を紹介するコーナー「今週のハートビート」。「やっぱり大事なあの曲」との前置きにらでんや青が『まいたけダンス』『今日も大天才っ！』を挙げてこれまた和気藹々とした雰囲気の中で流れたのは、ReGLOSSのデビュー曲である『瞬間ハートビート』。

　ライブハウスであるKT Zepp Yokohamaにて、彼女たちのトークをお供に聴く本楽曲はライブのような特別感です。「あっそーれ！」とユニークなコール＆レスポンスが誕生しそうになるなど、アットホームな雰囲気でコーナーが進行します。

　続いてのコーナーは「大人について考えよう」。本イベントの模様が「成人の日」がある1月に放送されるということで、事前に募集した「これができたら“大人”」というテーマのもと募集されたメールを紹介していきます。

　まずはらでんが選出した「バーのカウンターでお酒を飲む」を挙げると、会場からも同意の声。唯一行ったことがないというはじめに「ありがとう…」と心配からの安堵を見せた青は、なんと「お酒を提供する側」の経験があるとのことで、メンバーだけでなく会場からも関心の声が上がります。

　莉々華が「ReGLOSSの5人で横並びになりながら、酒を片手に語り合いたいよね」と言葉にすると、バーカウンターでグラスを滑らせる仕草で盛り上がったりと、彼女たちの仲の良い姿に会場も和まされます。

　続いて莉々華が紹介するのは「突発単身旅行」。こちらでも青が電車に乗って知らない場所で降りるという小旅行の経験を明かすと、メンバーから「オトナじゃ～ん！」と驚き交じりの賞賛が。そして、はじめが「駄菓子の大人買い」と、身近にできる一方で大人だからこそできる行動を取り上げると、経験があるという莉々華が「めっちゃわかる！」と強く同意します。

　奏が挙げたのは「新宿で迷わない」。ピックアップした彼女自身は迷う時間を考慮して早めに出発しているとのことですが、ここで自信を見せたのははじめ。攻略済みと言わんばかりに新宿の各出口を列挙すると会場からは感嘆の声が上がります。

　最後に青が紹介するのは「片手で缶コーヒーのプルタブ(蓋)を開ける」。身近ながら見た目にカッコいい仕草はメンバーからも会場からも納得の声。莉々華が「誰が一番最初にカシュってできるか勝負やろうねいつか」とノリノリで提案すると青が了承しながらも「ミニゲームみたいにするの子供っぽい」と返し、莉々華が「大人になりきれてなかったらでんちゃん助けてぇ～」とリアクション。さらには“クソガキ待ち”をしているのでは？　とトークの矛先が奏に向くと、会場への「クソガキ～！」のコールのリクエストも発生する一幕も。

　最後は、一番大人な人から「大人のなんたるか」を語ってもらって締めくくる流れに。「大人だと思う人！」とコールを行うも静寂が返ってくるという、まるでコントのようなやり取りをした奏(なお、2回目のチャレンジでは見事歓声に迎えられた)のコメントは「客観的に物事が見れる人である」というもの。地に足の着いたまさに大人な答えに、メンバーからの驚きの声とGLOSSERからの拍手が上がりました。

　コーナーを終えると、「ホロメン(ホロライブのメンバー)の中で大人な先輩は？」というトークも展開。青が大神ミオ、莉々華と奏が星街すいせい、らでんが鷹嶺ルイはじめが癒月ちょこ、をそれぞれ上げると、彼女たちとのエピソードも語られます。メンバーの相談に乗ってくれるすいせいやちょこがはじめを膝の上に乗せてくれたことなど、配信では見ることができない裏話にGLOSSERたちも興味津々な様子で耳を傾けていました。

　そんな和気藹々としたトークをしていると早くも公開録音パートは終了の時間に。コーナーにちなんだ大人な挨拶で番組を締めると、イベント限定コーナーが始まります。

イベント限定コーナー:“リグ部屋検定”の回答はメンバーのセンスが爆発！

　後半の特別コーナーは過去の配信から問題を出題する“リグ部屋検定”。最下位は追試レポートがある他、スタッフがナイスな回答を選ぶナイスポイントが用意されているとのことで、5人とも気合が入ります。

　第1問は、らでんと莉々華が出題した第4回から「デザート酒を飲んだ莉々華の“英語一言”での感想」。いきなりの難問に5人が悩みながら出した答えは青「SEXY」、奏「GOOD Mam(ぐんま)」、莉々華「わんだふる」、らでん「ビューティフォー」、はじめ「Oh Sweet」。答えは「disappear(ディスアピア)」で全員不正解となりましたが、問題に出た酒の製造会社である群馬の永井酒造にちなんだ奏の秀逸な回答に、満場一致でナイスポイントが送られました。

　第2問は初の5人登場となる第11回から、「らでんとはじめが希望したライブの役割は？」こちらは自信アリならでんが「らでん:ボケはじめ:被せボケ」と回答。惜しくも「らでん:ボケはじめ:ボケボケ」ということで不正解になりましたが、ニアミスに迫る内容でナイスポイントを獲得しました。

　第3問は青とらでんが出演の第10回のおまけより。自由すぎるふたりの会話から「“指を怪我しているからお尻について話そうよ”と発言した青に対するらでんの返答」というもの。当事者の青すら「僕らは何も考えないで会話してんの！」と匙を投げる難問は、4人に対しては実際に彼女が会話を振る形で回答を発表。

　青が「さしみ」、奏が「Hey尻！」、らでん「あーねやっぱりスタッフさんは天才だな！(一部抜粋)」などふたりの空気感の再現に挑むも、その答えは「やっぱり上腕二頭筋だよね」というさらなる斜め上な内容。自由すぎるふたりの会話に莉々華が「会話下手？」とツッコミを入れると会場からもドッと笑いが上がります。

　最後の問題は莉々華とはじめが出演した第2回から、「公園にあるものではじめが一番カッコいいと思っていたもの」。こちらもはじめの感性をシミュレートした5人、青が「ちゅなば(砂場) だってなんでも作り出せるから」、奏が「ブランコ」、莉々華が「鉄棒」、らでんとはじめが「ジャングルジム」と回答します。答えは「ジャングルジム」で、はじめが言い方も再現していた上に当時の発音と瓜二つで爆笑と拍手が！　本コーナーのハイライトのひとつとなりました。

　全4問を終えて成績発表となると、唯一ポイントを獲得できなかった莉々華……ではなく、「莉々華が雑魚過ぎる(彼女は第1部の追試レポートが決定していたとのこと)」という理由で奏が不合格に！　予想外の展開に会場も大爆笑となりました。なお、レポートは公式X(旧Twitter)で確認できる他、レポートを書いている様子はおまけパートとしてReGLOSS公式YouTubeにて配信中。ファンはこちらも要チェックです。

　そして、特別コーナーの後半戦は来場者と協力する客席ポーズ当てゲームを実施。GLOSSER達がお題をポーズで表現し、メンバーは20秒で答えを考え、5人の答えが同じでかつ合っていれば正解となります。

　GLOSSERたちは意気揚々と立ち上がると、様々なお題に挑戦。「釣り」がお題の第1問ではらでんのみ「奏のミーム」と答えたり、「ゾウ」がお題の第2問では青が画面に映った女性をナンパする場面も。メンバー愛やGLOSSERとの触れ合いを感じられるコーナーになりました。

　会場限定のプレゼント抽選会も行われると、いよいよイベントも終了の時間に。メンバーたちはGLOSSERたちの熱気や一緒に楽しめるコーナーなど、リアルイベントならではの喜びを語った他、莉々華が「楽しかった～？」「またやりたいよね～!?」と会場に問いかけると会場からも大歓声が上がり、ReGLOSSの5人にも、GLOSSERたちにもとっても最高の時間であったことが伺えます。

　最後はメンバーからの「ReGLOSS～！」のコールにGLOSSERたちが「最高～！」と応え、番組の締めの挨拶を年末のあいさつにアレンジした「See You Next Stage、よいお年を～！」で和やかに締めくくり、番組終了のジングルBGMが流れると会場全体で『まいたけダンス』の合唱が始まるなど最後までメンバー、そしてGLOSSERとの仲の良さや絆を感じさせるイベントとなりました。