『着せ恋』『チ。―地球の運動について―』などマンガ好き＆読書好きが選ぶ注目作が多数！ブックライブが「本当に面白いマンガ100選【2025年版】」を発表

　TOPPANホールディングスのグループ会社であるBookLiveは、運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」にて「読者が選ぶ、本当に面白いマンガ100選【2025年版】」の特集ページを4月21日(月)より公開しました。また、ブックライブの会員から寄せられた＜「本当に面白い！おすすめマンガ」アンケート2025＞の結果も発表されました。

　「2025 年の今読んでほしい！」「本当に面白い！」「オススメしたい！」作品をテーマに、ブックライブユーザーにアンケートを実施し、投票された上位100作品を【令嬢・聖女・悪役令嬢マンガ】、【バトル・アクションマンガ】、【ファンタジーマンガ】、【異世界・転生マンガ】【学園・青春マンガ】【ヒューマンドラママンガ】など、10個のテーマに分けて各ジャンルごとにランキング化しました。

調査タイトル:「本当に面白い！おすすめマンガ」アンケート 2025
※ブックライブで配信中の作品を対象としています。
調査方法:ブックライブ会員に対してアンケートメールを送付。フォームより回答。
有効回答数:840名
調査時期:2025年3月28日(金)～3月30日(日)
※本記事の調査結果は総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べによるもの。

「令嬢・聖女・悪役令嬢マンガ」1位『おひとり様には慣れましたので。婚約者放置中！』:新感覚の令嬢ストーリーとして話題の人気コミック！

　令嬢・聖女・悪役令嬢マンガ1位は、『おひとり様には慣れましたので。婚約者放置中！』となりました。『おひとり様には慣れましたので。婚約者放置中！』は、荒瀬ヤヒロの小説を原作に、晴田巡の繊細なタッチでコミカライズされた人気コミックです。

　令嬢ものの新機軸として注目を集めた本作は、「全国書店員が選んだおすすめコミック 2025」で堂々の1位を獲得。「マンガ大賞 2025」にもノミネートされるなど、今もっとも注目を集めている令嬢マンガのひとつです。ユーザーからのコメントでは、「はじめは婚約者の対応が冷たくて、読みながら悲しくなってしまいましたが、今はおひとりさまを謳歌していて面白い」「珍しいお話。異世界転生系でも悪役令嬢でもない。主人公の考え方がさっぱりしていて、ところどころ笑えるシーンもあって良い」といった、新鮮なストーリー展開や主人公のキャラクター性を評価する声が多数寄せられています。

　また、「恋人や夫に放置されて辛い方、これを読むとあ、1人でやると楽じゃんってなります(笑)マイペースに行動できることって幸せだなっと感じさせてくれる作品です」といった、ニコルの生き方に共感し、前向きな気持ちになれたという感想も見受けられました。

ブックライブユーザーからのコメント

・はじめは婚約者の対応が冷たくて、読みながら悲しくなってしまいましたが、今はおひとりさまを謳歌していて面白い。

・小説が好きで読んでいましたが、漫画も綺麗で良い！女性の意見が最高！「お前に話しかけられるくらいなら犬に吠えられたほうがマシですわよ」にはめっちゃくちゃ笑いました！

・珍しいお話。異世界転生系でも悪役令嬢でもない。主人公の考え方がさっぱりしていて、ところどころ笑えるシーンもあって良い

・タイトルに惹かれ試し読みから単行本化を待って読んでいます。お互いの心情が丁寧に描かれているので、それぞれのこれまでの過程を知れてヒーローの自業自得な感じも、ヒロインの『もう期待しない』感も読んでいて楽しかったです。

・恋人や夫に放置されて辛い方、これを読むとあ、1 人でやると楽じゃんってなります(笑)マイペースに行動できることって幸せだなっと感じさせてくれる作品です。

「学園・青春マンガ」1位『その着せ替え人形は恋をする』:コスプレを通じて心の距離を縮めていく2人の不器用でピュアな青春模様に“胸キュンが止まらない”と話題沸騰！

　学園・青春マンガ1位は、『その着せ替え人形は恋をする』となりました。『その着せ替え人形は恋をする』は、シリーズ累計1,300万部を突破している大人気の学園・青春マンガです。ヤングガンガンでの連載から7年。ついに2025年3月に完結を迎えた本作。同年7月からは待望のアニメSeason 2の放送も決定しており、引き続き高い注目を集めています。

　ユーザーからのコメントでは、「恋愛展開も胸キュンでいいが、何よりも職人気質な主人公が衣装作りを通して技術を上げていく姿がアツい」「尊さが爆発してるラブコメ！五条くんと海夢ちゃんの距離感が最高すぎる！」など、丁寧なキャラ描写や2人の関係性の尊さ、主人公の成長ドラマに心をつかまれたという声が多数寄せられました。

ブックライブユーザーからのコメント

・主人公の新菜くんが孤独な職人気質だけの人だったのに、クラスカーストのてっぺんのまりんに会って、成長しながらも職人ならではのこだわりでよい衣装をつくるところが、本当に読んでいて楽しい。そしてまりんが可愛いすぎる。

・恋愛展開も胸キュンでいいが、何よりも職人気質な主人公が衣装作りを通して技術を上げていく姿がアツい

・尊さが爆発してるラブコメ！五条くんと海夢ちゃんの距離感が最高すぎる！

・コスプレのことを詳しく描かれてる上に胸がキュンキュンするラブコメ！

・ヒロインが魅力的。舞台があまり知られてない世界で興味深い。

「ヒューマンドラママンガ」1位『チ。―地球の運動について―』:命を懸けて“知”を追い求める人々の姿に、胸が熱くなると人気！

　「ヒューマンドラママンガ」1位は、『チ。―地球の運動について―』となりました。本作は、地動説を題材に人間の信念と葛藤を描き出した、異色の歴史群像コミックです。禁忌とされる“真理”を追い求める人々の姿を重厚に描き、知への渇望や信念の強さが胸を打つと大きな反響を呼んだ本作。2024年にはアニメ化を果たし、緊張感あふれる展開と哲学的な問いかけがさらに注目を集めました。そして2025年10月には、待望の舞台化も決定。新たな表現の場でどのように描かれるのか、ファンの期待が高まっています。

　ユーザーからのコメントでは、「名前は残っていないものの、地動説の発展に死力を尽くした多くの研究者たちにフォーカスした点が新しい。また、彼らによる研究成果のリレーの仕方が熟慮されていて楽しめた」といった構成の巧みさや題材の切り口の斬新さを評価する声が多く寄せられています。さらに、「最初は、地動説を主張する人々の苦労の歴史かと思って読み始めたが、地動説はモチーフであり、真理を追求することについて、正しいと思いこむことの危うさなども描かれていて、目からウロコの本だった」といったように、深いテーマ性や読後の気づきに心を打たれたという感想も多く見受けられました。

ブックライブユーザーからのコメント

・地動説を巡ってそれぞれの登場人物が時代を切り開いていくストーリーが、心打たれます。真理とは何か、学問とは何か、人生と
は何か、哲学的なテーマも非常に魅力的です。これから大学に行って学問を追求する方には特にオススメしたい一！

・名前は残っていないものの、地動説の発展に死力を尽くした多くの研究者たちにフォーカスした点が新しい。また、彼らによる研究
成果のリレーの仕方が熟慮されていて楽しめた。

・最初は、地動説を主張する人々の苦労の歴史かと思って読み始めたが、地動説はモチーフであり、真理を追求することについて、
正しいと思いこむことの危うさなども描かれていて、目からウロコの本だった。

・ハマって一気読みしてしまいました。それぞれの生き様が本当にかっこいいし、それゆえにグッとくる名言の宝庫。

・ちょっとエグいけれども、着眼点が良くて面白い