2025年6月27日(金)に全国劇場にて公開となる京都アニメーション制作の映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』より、完成披露舞台挨拶のレポートが到着しました。
映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』は、映画『聲の形』、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を手掛ける京都アニメーションが贈る劇場最新作。クール教信者原作のひょんなことから小林さんちのメイドとして働くことになったドラゴンの少女トールと人間たちの異種間コミュニケーション・ハートフルホームコメディで、TVアニメ第1期「小林さんちのメイドラゴン」、2021年の第2期「小林さんちのメイドラゴンS」に続く、完全新作映画です。劇場版では、小林さんのもとに集まってきたドラゴンのひとり、幼いカンナの前に本当の父親が現れ、感動の家族の物語がつづられていきます。
公開を約1ヶ月前に控え、本日5月26日(月)に丸の内ピカデリーにて、完成披露舞台挨拶が実施。上映後、感動の物語にすすり泣く声も響く中、長縄まりあさん、田村睦心さん、桑原由気さん、石原立也監督が登壇し、作品への熱い想いを語りました。
そして、イベントも中盤に差し掛かったところで小林幸子さんがサプライズで登場! まさかの登場に、会場は一気に大盛り上がり。実は小林さんがゲスト声優も務めていたことが明かされると、あちこちから「え!?」と驚きの声が上がっていました。更に、エンディング主題歌「僕たちの日々」をその場で披露する嬉しい展開も。舞台挨拶の決定や生配信特番についても発表され、公開までの1ヶ月間に更に期待が高まりました。
映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』完成披露舞台挨拶レポート
5月26日(月)に丸の内ピカデリーにて、映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』完成披露舞台挨拶が実施されました。劇場版での主人公・いたずら好きなドラゴンの少女カンナ役を務めた長縄まりあ、メイドと酒が生きがいのお疲れ会社員・小林さん役の田村睦心、死の淵から救われて小林さんと同居することになったドラゴン・トール役の桑原由気が登場。更に、テレビアニメ2期「小林さんちのメイドラゴンS」に引き続き、本作でも監督を務めた石原立也監督を加えた4名が、和気藹々としたトークを繰り広げました。
2021年に放送された第2期より、約4年ぶりとなった新作が劇場版として公開されることとなり、封切りまで約1ヶ月に迫りました。会場に集まった観客に、一足早く本編をご覧いただいた率直な心境を問われると、長縄は「カンナの気持ちはわかっているはずなのに、完成した作品を観るとまた違った感じ方になりました。それに、地上波と比較していつにも増して小林とトール様かっこよくなかったですか!?」と目を輝かせながら熱い想いを語りました。
京都から舞台挨拶に駆けつけた石原監督は、「(長縄さんの言う通り)個人的に小林さんのとあるシーンでは、BGMや効果音がつくとかなりかっこよく仕上がっているところがお気に入りです。映画館で観るエンターテイメントとして楽しんでいただけると思います。実は先程4DXでのチェックもしてきたので、そちらも楽しみにしていてください」と想いを語りました。
4人のトークも盛り上がったところで、エンディング主題歌を担当している小林幸子がサプライズで呼び込まれると、予想もしなかった登場に会場は一気に大盛り上がり。更に、ゲスト声優も務めていたことが明かされると、会場のあちこちから「え!?」と驚きの声と共に歓声が上がっていました。
小林が演じるフェリキタスは、キムンカムイの軍勢のドラゴンで、少数部隊を率いるリーダー格。「小林さちこのメイドラゴン」という2度のエイプリルフール企画を経て、満を持して本作への参加が実現となった小林は「甥っ子と姪っ子がメイドラゴンの大ファンで大好きだから、自慢の叔母になりました。今回このような素敵なお話をいただけて、すごく嬉しく思っています」と喜びを語りました。
小林からドラゴン役ってどのように演技するのかと疑問を投げかけられていた石原監督は、「演技のお仕事も普段行っていらっしゃるとお伺いしていたので、正直心配は全然なかったんです!」と3度目の正直となった小林の起用に自信を覗かせました。田村も小林の演技に「音響監督からもすごく幸子さんの演技が上手だったと噂で聞いていて、本編を拝見して本当に歌だけではなくてお芝居も素晴らしかったです」と驚きを見せました。
そして、エンディング主題歌に込めた想いを小林が「人生に当たり前はないんです。今回こうやって舞台挨拶に集まって私たちが出会えたこと、人と人との巡り合わせは奇跡なんだということを受け取って貰えると嬉しいです」と真摯に伝え、自ら劇場に集まった大勢のファンの前で歌声を披露することに。エンディング主題歌の「僕たちの日々」は、普遍的な愛をテーマに人と人の関係性、その出会いの奇跡を表現されています。優しさと切なさが共存した歌詞が、本作で描かれたカンナとキムンカムイとの親子の愛、人間とドラゴンたちの絆を彷彿とさせます。
力強い中にも優しく語りかけるように歌い上げられ、会場は小林の音楽の魔法によって、その歌声に酔いしれていました。客席で観客と共に、主題歌を楽しんだ桑原も「このあと写真撮影なのに泣いちゃいました。劇場版では色々な登場人物の正義が交わっているのですが、この物語の色々なシーンが一気に駆け巡ってきて、幸子さんの歌声がじんわり染みてきました」と感極まった様子でコメント。観客からも、この日一番の大きな拍手が送られました。
続いて、舞台挨拶の実施が発表されました。公開日前日の6月26日(木)に映画公開前夜祭が開催され、登壇ゲストとして長縄、桑原、小林、石原監督の4名が登壇することが決定しました。
更に、公開日6月27日(金)をはじめ、6月28日(土)、6月29日(日)にも舞台挨拶の開催が決まり、なんと4日連続の舞台挨拶が実施されます。6月29日(日)の舞台挨拶では、総勢10名のゲストが登壇し、全国の劇場でのライブビューイングも決定。日本中のファンの皆さんと共に、4年ぶりの新作を公開前夜から4日間盛り上げていきます!
最後に長縄が「アフレコ前には練習してきているのですが、ラストのセリフは家で泣いてしまって全然できなかったんです。当日は果たして上手く言えるのかと不安な気持ちで現場に向かったのですが、キムンカムイ役の立木さんの声も相まって、色々な気持ちと共に声を乗せることができました。長年カンナと一緒に歩んできていることもあって父娘の独特な関係性や小林家の絆も含めて、自分自身にも重ねて観ることができる作品だと思います。ぜひ何度も物語を一緒に楽しんでいただけると嬉しいです」と観客に呼びかけ、イベントは熱気とあたたかな余韻を残したまま締めくくられました。
映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』作品概要
【公開時期】
2025年6月27日(金)公開
【スタッフ】
原作:『小林さんちのメイドラゴン』クール教信者(双葉社「漫画アクション」連載中)
監督:石原立也
シリーズ監督:武本康弘
脚本:山田由香
キャラクターデザイン・総作画監督:門脇未来
美術監督:笠井信吾
色彩設計:髙橋奈緒美
小物設定:唐田洋
撮影監督:植田弘貴
3D監督:山本倫
音響監督:鶴岡陽太
音楽:伊藤真澄
音楽制作:ランティス・ハートカンパニー
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:ドラゴン生活向上委員会
配給:松竹
オープニング主題歌:fhana『涙のパレード』
エンディング主題歌:小林幸子『僕たちの日々』
挿入歌:コトリンゴ『ねがいごと』
【キャスト】
カンナ:長縄まりあ
小林さん:田村睦心
トール:桑原由気
エルマ:高田憂希
ルコア:髙橋ミナミ
イルル:杉浦しおり
ファフニール:小野大輔
滝谷真:中村悠一
才川リコ:加藤英美里
真ヶ土翔太:石原夏織
キムンカムイ:立木文彦
アーザード:島﨑信長
(C)クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
The post 映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』小林幸子さんによる主題歌初披露も! 完成披露舞台挨拶レポートが到着 first appeared on PASH! PLUS.
Source: PASH! PLUS