『ワンパンマン』『ACCA13 区監察課』の夏目真悟監督最新作は初のオリジナル劇場アニメーション！『ghost(仮題)』制作決定＆夏目真悟×マッドハウス×オノ・ナツメ制作決定ビジュアルが公開

　気鋭のアニメーション監督・夏目真悟さん待望の最新作となる初のオリジナル劇場アニメーション『ghost(仮題)』の制作が決定しました。

　夏目真悟さんは、『ワンパンマン』『ACCA13 区監察課』『Sonny Boy』『四畳半タイムマシンブルース』など原作・オリジナル問わず数多くのアニメ作品の監督を務め、初のオリジナルTVアニメ『Sonny Boy』では独自の作家性を発揮、唯一無二のアニメーション表現が大きな話題を呼びました。

　その評価は日本にとどまらず、『Sonny Boy』は世界最大級のアニメ映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭テレビ部門コンペティション部門にノミネート。本作『ghost(仮題)』で満を持してオリジナル長編劇場アニメーションデビューを果たします。

　アニメーション制作は、今敏監督『千年女優』『パプリカ』や細田守監督『サマーウォーズ』など今なお愛され続ける名作を多く世に生み出し、長らく夏目監督ともタッグを組んできたアニメーションスタジオマッドハウスが担当します。さらに、キャラクター原案は漫画家のオノ・ナツメさん、キャラクターデザインは久貝典史さんが手掛けます。TVアニメ『ACCA13 区監察課』に引き続いてのチームとなり、強力なスタッフ陣が結集し鋭意制作中です。

　解禁に合わせ、『ghost』という仮題と共に、制作決定ビジュアルも公開となりました。謎めいた少女ニケがガラスの剣を構え真っ直ぐな瞳でこちらを見据えたビジュアル。背景には星空と極彩色のフラワーが見られ、物語のはじまりを予感させます。

　本作において「虚構とも言えるアニメーションで、今の時代性を汲んだ、リアリティを追求した作品を目指したい」と夏目監督は語っています。誰しもの心の中にいる“ゴースト”。それは、言葉にならない、でもちゃんとここにある本物の気持ちのこと。本作は、“星空”を守るために世界の不条理に反抗する少女ニケの孤独と勇敢さ、他者との関わりによる心の機微を叙情的に描き出す、挑戦的な作品となっています。

　現在、2027年の劇場公開に向け、本作に共鳴したクリエイターたちと共に制作中です。フランスにて現在開催中の世界最大級のアニメ映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭に併設された見本市 MIFAでは、初日6月10日より制作決定ビジュアルのポスター掲出(「経済産業省/映像産業振興機構(VIPO) 主催 Japan Annex ブース)や作品ピッチセッションも行われる予定です。世界が期待を寄せる本作の続報にぜひご注目ください。