タカラトミーは、『BEYBLADE X(ベイブレードエックス)』シリーズ初となる世界大会「BEYBLADE X WORLD CHAMPIONSHIP 2025」を、2025年10月11日(土)・12日(日)の2日間、東京タワーの「RED° TOKYO TOWER(レッドトーキョータワー)」にて開催。オフィシャルレポートが到着しました。
『ベイブレード』は1999年に誕生した、日本の伝承玩具であるベーゴマを現代風にアレンジした対戦玩具です。デザイン性が高く、パーツを組み替えて改造することができ、専用の発射装置「ランチャー」で誰でも簡単に回せることを特徴とした「改造ができるバトル専用コマ」です。
これまでに第1世代『爆転シュート ベイブレード』(1999年~)、第2世代『メタルファイト ベイブレード』(2008年~)、第3世代『ベイブレードバースト』(2015年~)、第4世代『BEYBLADE X』(2023年~)の4つのシリーズを通して、世界80以上の国と地域で累計5.6億個以上(2025年9月時点)が出荷され、各シリーズ共に日本を含む世界各地域でブームを起こしました。
最新の『BEYBLADE X』は、ベイブレード(コマ)の軸についている“ギヤ”とスタジアムの“レール”がかみ合うことで、超加速を生み出す新ギミック「X(エクストリーム)ダッシュ」を搭載した歴代最速の『ベイブレード』シリーズで、よりスポーツ性を増し、プレイヤーだけではなく観客をも魅了する GEAR SPORTS(ギアスポーツ)へと進化し、世界各地で熱いバトルが繰り広げられています。
「BEYBLADE X WORLD CHAMPIONSHIP 2025」オフィシャルレポート
タカラトミーは、現代版ベーゴマ『BEYBLADE X(ベイブレードエックス)』シリーズ初となる世界大会「BEYBLADE X WORLD CHAMPIONSHIP 2025」を、2025年10月11日(土)・12日(日)の2日間、東京タワーの「RED° TOKYO TOWER(レッドトーキョータワー)」にて開催しました。
世界21地域で開催された本大会の予選には、6歳から67歳まで総勢15,000名がエントリーし、予選を勝ち抜いた33名のブレーダーがベイブレード発祥の地「日本」に集結しました。
世界中のブレーダーたちの国際交流の場としても位置付けられている本大会は、「東京タワー」から世界中にライブ配信され、2日間で累計約19万回視聴されました。レギュラークラス(6歳以上12歳以下)はメキシコシティ大会選出のLeobardo(レオバルド)選手、ベイブレードの世界大会として今回初めて設置した大人も参加可能なオープンクラス(6歳以上)はイスタンブール大会選出のFahreddin(ファーレッデイン)選手が世界チャンピオンに決定しました。
表彰式にて、タカラトミー代表取締役社長 富山彰夫さんは「世界中から集まったすべてのブレーダーの皆さんが見せた勇気は、世界に夢を与えました。自分らしいスタイルで情熱と喜びを持ってシュートする瞬間ごとに、皆さんは真のブレーダーとして輝いています。ベイブレードを通じてつながった世界の仲間とともに、未来へ向かって輝き続けてください」とコメントし、大会を締めくくりました。
大会初日の10月11日(土)は、レギュラークラス(6~12歳以下)19名、オープンクラス(6歳以上・大人参加可)14名が参加しました。初戦では緊張していた選手同士も試合前からお互いに鼓舞しあいながら打ち解け合い、勝ち進んだ選手を称えるシーンや、惜しくも予選敗退となってしまった選手を励ますシーンも見られ、言語や世代を越えた友情が生まれる瞬間がありました。
また、レギュラークラス東京大会選出のミナト選手はベスト8、オープンクラス東京大会選出のおまんじゅうキング選手
は3位となり、東京大会選出ブレーダーの活躍も大会に華を添えました。
レギュラークラスの予選では、ミナト選手はクアラルンプール大会選出のTang Jit An(タン・ジット・アン)選手と初戦で対戦し勝利。2回戦では広州大会選出のZhu Tong Yu(ジュウ・トンユー)選手と対戦し、スピンフィニッシュで決勝トーナメント進出を決めました。
オープンクラス予選では、おまんじゅうキング選手はシンガポール大会選出のXavier(ザビエル)選手と対戦し見事ストレート勝ち。2回戦ではクアラルンプール大会選出のAkmal(アクマル)選手と対戦し、バーストフィニッシュで相手を追い詰め、最後はエクストリームフィニッシュで勝利しました。また、決勝トーナメントでは準決勝では破れてしまいましたが、3位決定戦で見事勝利しました。
レギュラークラス決勝ではLeobardo(レオバルド)選手VSBalya(バリャ)選手の白熱したバトルが!
決勝では、メキシコシティ大会選出 Leobardo(レオバルド)選手とジャカルタ大会選出Balya(バリャ)選手の壮絶な戦いに。両選手ともにポイントを取り合う展開となりましたが、最後は、Leobardo(レオバルド)選手がオーバーフィニッシュで勝利し、見事優勝に輝きました。
3位決定戦では、パリ大会選出 Berguiny(ベルギニー)選手とソウル大会選出 Kim Jung U(キム・ジョンウ)選手が対決し、Berguiny(ベルギニー)選手がストレート勝ちしました。
オープンクラスでは、初出場イスタンブール大会選出 Fahreddin(ファーレッデイン)選手VS香港大会選出 Kyle(カイル)選手の頂上決戦に!
決勝では、初出場のイスタンブール大会選出 Fahreddin(ファーレッデイン)選手と香港大会選出の Kyle(カイル)選手の戦いに。
Fahreddin(ファーレッデイン)選手がファーストバトルをバーストフィニッシュで勝利すると、続いてスピンフィニッシュでセカンドバトルも勝利。最後はエクストリームフィニッシュを決め、圧倒的な強さで見事優勝に輝きました。
3位決定戦では、東京大会選出おまんじゅうキング選手とソウル大会選出 Yoo Ha Jun(ユ・ハジュン)選手が対決。両者とも点を取り合い譲らない展開が続きましたが、最後はおまんじゅうキング選手がエクストリームフィニッシュを決めて勝利しました。
優勝者・準優勝者・3位入賞者のコメント
【レギュラークラス大会】対象:6歳以上12歳以下
優勝 Leobardo(レオバルド)選手(メキシコシティ大会選出)
とても嬉しいです。優勝できたことを誇りに思います。この優勝はメキシコシティのベイブレードコミュニティがもたらしてくれたものです。本当に感謝しています。
準優勝 Balya(バリャ)選手(ジャカルタ大会選出)
とても幸せですが、優勝できなくてとても悔しいです。今度は必ず優勝します。
3位 Berguiny(ベルギニー)選手(パリ大会選出)
準々決勝でエクストリームフィニッシュで勝てたことが一番印象に残っています。多くの人にプレイを見てもらえて嬉しかったです。
【オープンクラス大会】対象:6歳以上、大人も参加可能
優勝 Fahreddin(ファーレッデイン)選手(イスタンブール大会選出)
まるで夢みたいな日です。サポートしてくれたすべての人たちに感謝をしています。イスタンブール大会選出ブレーダーが強いことを世界に証明することができて嬉しいです。
準優勝 Kyle(カイル)選手(香港大会選出)
皆さんと戦うことができてうれしく思います。世界中の選手と話したり、何よりベイブレードを一緒にすることができて幸せな時間となりました。
3位 おまんじゅうキング選手(東京大会選出)
結果はとても悔しかったですが、言葉が通じなくてもベイブレードで心が通じてまさに世界を体感できる楽しい大会になりました。沢山の応援ありがとうございました。
(C)Homura Kawamoto, Hikaru Muno, Posuka Demizu, BBXProject, TV TOKYO (C) TOMY
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