TVアニメ『おそ松さん』第3期が、現在絶賛放送中。発売中のPASH!12月号では、チョロ松役・神谷浩史さん&トド松役・入野自由さんに第3期の見どころを語っていただいています。
今回、そのインタビューの一部を、PASH!PLUSにて特別公開しちゃいます!
インタビュー
──『おそ松さん』第3期の制作が決定した際のお気持ちを教えてください。
入野 元々、第1期が終わったあとからキャストみんながそれぞれ「第4期、第5期、第6期…とずっと続いていくような作品になったらいいね」って思っていたんです。なので今回の第3期は長く続けていくための第一歩を踏み出せた感じがして、素直に嬉しかったですね。
神谷 僕も自由くんと同じです!
──第3期からは、双子のAIロボットのシャケとウメが登場しました。
神谷 新しい試みですよね。これまでの『おそ松さん』って連続した話は基本的にあまりなかったじゃないですか。第1期24話の「手紙」でも重たい空気のまま最終話に突入するかと思いきや、最終話のアバンで手紙が燃えて新しい話が始まるみたいな感じで、「関連性がありますよ」という雰囲気を漂わすことさえネタにするような番組ですし。だけど今回はそういったなかで〝AIの話〟という縦軸がしっかりと作られていて。第3期ではこういう特徴を持たせているんだと思いましたし、実際、彼らには何か目的がありそうだなと感じています。
入野 僕もすごく冒険したなという印象を持っていますね。「新しいキャラクターを出します」というのは簡単ですが、赤塚(不二夫)作品の登場人物ってみんなキャラが立っているから、そのなかに赤塚先生じゃない人が作り上げたキャラクターを入れ込むとなると、最初はどうなるのか想像もつかないだろうし…。きっとすごく勇気がいる作業だったんじゃないでしょうか。
──ちなみに、これまで第3期の収録現場で誰かが笑って収録が止まってしまうことはありましたか?
入野 第1話のときに、トド松を演じるのが久しぶりだったのでテンション感を間違えてしまい、途中で声が出なくなったんですよ。それで何かのセリフを言ったときに(おそ松役の)櫻井(孝宏)さんが「お前もう声、ボロボロじゃないか!」って笑って収録が止まったことがありました(笑)。
神谷 Aパートの「いつか殺してやる!」のところだよね?
入野 そこです! 本番は復活して、問題なく収録しました。
神谷 隣のマイクだったので一部始終見ていましたが、自由くんずっと喉声で叫んでいて(笑)。そりゃ声壊すって。
──最後に、今後の放送も楽しみにしている読者へメッセージを。
神谷 僕らは毎回「一番面白いものをお届けしたい」という想いでやらせていただいています。第1期のときと同じく、また月曜日の深夜・テレビ東京に6つ子たちが現れるということで、ぜひチャンネルをあわせていただくか録画していただけると嬉しいです。しんどいなと思ったときに観ていただければ元気になれると思うし、元気なときに観たらより元気になると思いますので、引き続きお付き合いよろしくお願いします。
入野 第2期が始まるときにも言ったんですけど、基本的には期待値を低くして「あ、なんかやっているな〜」くらいのテンションで観ていただければと。僕たちはこれまでと変わらずに、自分たちが面白い!やりたい!と思うことを純粋にこの『おそ松さん』でやっていくだけなので、そこにユルっとついてきていただければ、この先も『おそ松さん』は続いていくんじゃないかなと思います。応援よろしくお願いします。
(※PASH!2020年12月号より抜粋)
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放送情報
■TVアニメ「おそ松さん」第3期
原作:『おそ松くん』 赤塚不二夫/「週刊少年サンデー」(1962年~1969年)他で連載
監督:藤田陽一
シリーズ構成:松原秀
キャラクターデザイン:安彦英二
アニメーション制作:studioぴえろ
【おそ松】櫻井 孝宏
【カラ松】中村 悠一
【チョロ松】神谷 浩史
【一松】福山 潤
【十四松】小野 大輔
【トド松】入野 自由
【トト子】遠藤 綾
【イヤミ】鈴村 健一
【チビ太】國立 幸
【デカパン】上田 燿司
【ダヨーン】飛田 展男
【ハタ坊】斎藤 桃子 ほか
公式サイト:osomatsusan.com
公式Twitter:osomatsu_PR
©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
Source: PASH! PLUS