TVアニメ『アイドリッシュセブン Third BEAT!』西山宏太朗さん＆近藤隆さん対談。おふたりが語る巳波と虎於の魅力は？

　先日全30話での放送決定が発表されたTVアニメ『アイドリッシュセブン Third BEAT!』。
本記事ではPASH!12月号に掲載された棗巳波役・西山宏太朗さん＆御堂虎於役・近藤隆さん対談インタビューの一部を特別に公開！

巳波と虎於は大人の色気にあふれている

――西山さん演じる棗巳波の魅力を教えてください。
西山　巳波は妖艶で、まったく隙がないです。
近藤　ミステリアスといえば聞こえはいいですけど、いちばん底知れない感じがありますよね。たぶんまだ、本当の姿を誰にも見せていない。
西山　そこがひとつの魅力かなとも思いますし、柔らかいのにトゲがあるところもほかのアイドルたちにはない部分なので僕はすごく好きです。
近藤　たしかに、16人並べても唯一無二かも。アイドルとしてどうしたらいいか、これから先に意識が向いているせいで一周回って冷静なのも巳波らしいところかもしれないです。
西山　すべてが予想通りみたいな余裕を感じるんですよね。「こういくでしょ、ほらね」みたいな。もしもそうじゃなかったとしても、顔には出しませんよって感じが出ているので、そういうところが逆に気になってもっと知りたくなってしまう人です。ここ、個人的に巳波の推せるポイントだと思っています！

――では、近藤さん演じる御堂虎於の魅力は？
近藤　虎於はねぇ…、いろいろな意味で大人で、ニュートラルなところですね。ぱっと見はいわゆるオラオラ系のお坊ちゃんなのですが、いろいろ経験した結果アイドルとしてデビューした自覚もアイドルでいる理由も、今はたぶんないと思います。
西山　どちらかというと、プロデュースする側というかスタッフさん側の視点を持っていそうな感じ。
近藤　そうだね、大人の世界のほうを先に見てしまっているから、誰よりもいちばんアイドルをしていないですね。そういう意味では、ŹOOĻでもっとも不安定な存在。でも彼も大人なので、ある程度納得したうえでこの業界に飛び込んでいるとは思います。彼の本性はきっと違うんだろうけど、オラつくことを楽しんでいる一面もある。
西山　３期第２クールの第18話にでてきたサンダードライのCM、個人的にすごく好きです。
近藤　あそこね、実はね、めちゃくちゃ録り直した！
西山　そうなんですか？
近藤　静止画に声をあてている原作アプリと、動きのあるアニメとではやっぱりちょっと違いが出るんですよ。その違いを修正していくために、何回か録ったよ。
西山　そうだったんですね。エロかっこよかったです！（笑）
近藤　いやいやいや、エロいをつけるならあなたのほうだから！
西山　僕そんなシーンないですから！
近藤　そんなシーンがあろうがなかろうが、必ずエロさでファンの心を刺しているのはあなただから！　必ず巳波が最後に刺すんだから！（笑）
西山　嬉しいですそれは（笑）。

――最後に読者にメッセージをお願いします。
西山　もう毎回涙なしでは観られません。ハラハラして、胸が締めつけられて、でもどこか温かい。そういうのを繰り返して、僕自身もすごく楽しみながら、演じさせていただいています。アイドルたちからステージにかける思いや、困難に立ち向かう勇気など、本当にたくさんの刺激をもらっていて。ŹOOĻの単独ライブでその気持ちを僕たちもみなさんに届けられるよう、頑張りたいなと思っています。どうぞこれからも『アイドリッシュセブン』、そしてŹOOĻの応援をよろしくお願いいたします。
近藤　３期第２クールもいよいよ佳境に差しかかりました。アニメ、そして原作アプリを通してマネージャーのみなさんに伝えたいメッセージもまだたくさんありますので、この先の物語もぜひとも追い続けていただけたら嬉しいです。あわせてŹOOĻのこれからの変化と成長をぜひ見届けてください。まずはアニメ『アイドリッシュセブンThird BEAT!』を最後まで楽しくご覧いただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。