『UniteUp!』春賀楽翔役・masaさんインタビュー！「やっぱりJAXX/JAXXが一番カッコいい。曲もビジュアルも、全部負けていないと思っています！」サイン色紙プレゼントキャンペーンも

2023年1月よりテレビアニメも放送された、ソニーミュージックが贈る多次元アイドルプロジェクト『UniteUp!』。本記事では『PASH!』5月号に掲載された、春賀楽翔役・masaさんへのインタビューの一部を特別に掲載します！

自身もシンガーソングライターであるmasaさん。演技初挑戦となる楽翔をどう作り上げたのか、JAXX/JAXXキャストとの交流や収録の裏側を交えて明かしてくださいました。

―masaさんが『UniteUp!』に参加することになった経緯を教えてください。

　１年程前にオーディションを受けたことがきっかけでした。TikTokなどＳＮＳで活動していて「声がいいね」と褒めていただくことが多くて、その流れでお声掛けいただけたのかなと思います。ただ当時はどんなプロジェクトなのか、まったく分からない状態で。とにかく歌唱審査があるアニメのオーディションと聞き、やってみます！と参加させていただいたんです。

――実際のオーディションはいかがでしたか？

　受かると思っていないがゆえの気楽さがあったので、かえって素が出せたと思います（笑）。実は最初はJAXX/JAXXの別のキャラを受けていたんですよ。でも（牛嶋新一郎）監督さんが「違うなー！」と（笑）。それで僕のほうから「楽翔くんをやってみてもいいですか？」とお願いしたんです。

――最初から楽翔役だったのかと思っていたので、それは意外です！

　そうですよね（笑）。キャラクター設定にあった「カリスマボーカル」という言葉に圧倒されて、変な謙虚さが出てしまって…（笑）。僕が楽翔くんのような心の持ち主だったら、「この役は絶対俺でしょ！」と思えたと思うんですけど、僕は彼ほど自信があるわけではないので。

――収録に向けて準備したことは？

　収録までの約１年、毎週みんなと演技のレッスンを受けていました。またアフレコ前は毎回ZOOMで台本の読み合わせもして。確か最初は奏太役の（高本）学さんが提案してくださったのかな？　ほまれ役の下前（祐貴）さんも、毎回５人のスケジュールを確認して予定を組んでくださって。夜10時半頃から始めて、長いと朝４時まで続けることもありました。最後の２時間は深夜テンションの雑談になったりもしていましたけど（笑）、でも役や物語の理解を深めるために真剣で、５人の結束力も高まりました。

――演じるみなさんの仲の良さは随所から伝わってきます。

　楽翔くんは年功序列関係なく発言するタイプですが、僕も例えば学さんに対して「奏太はこう思うんじゃないですかね？」と発言したりするんです。そうすると学さんは、「なるほどね」とちゃんと僕の考えを聞いて受け入れてくださって。普通なら芝居の経験がないのに…と思う人がいると思うんですけど、JAXX/JAXXのメンバーにはそういう雰囲気がまったくなくて。その体験を元に楽翔くんを演じることができていました。作中のJAXX/JAXXは家族のようですけど、演じる僕らでいうと、学さんが父、一澄役・馬越（琢己）さんが母、僕が息子、潤役・（坪倉）康晴さんが猫で、下前さんは犬。下前さんは、ほまれ役ということで大らかなイメージを持たれがちかもしれませんが、実はみんなの先陣を切って突き進んでいくタイプ。別媒体さんのインタビューのときに下前さんがご自分で「犬」と答えていて、あのときはみんなで「犬っぽいって自覚してたんだー!?」とめちゃくちゃ笑いました（笑）。

――第９話はJAXX/JAXXの結成秘話が描かれたエピソードでした。

　みんながバンドの練習をしていて、楽翔が一澄に「ドラム叩いてみなよ」と促し、みんなのセッションが盛り上がっていくところは、JAXX/JAXXの始まりの空気があって大好きです。あそこで歌っているメロディは、音楽の林ゆうきさんが作られたトラックに、僕がメロディを書きました。林さんのスタジオでの収録もすぐに終わって、「めっちゃいいじゃん！」と褒めてくださり、自信が付きました。５人が自分たちの音楽を感じて、楽しんでいく様子を「ナー」だけで表現できて、僕自身手応えを感じています。

――ライブシーンも見応えがありましたね。

　めちゃくちゃカッコよかったですよね！彼らのライブをリアルに観ているようで、普通に泣きそうになりました。５人の汗やお客さんの熱気が画面からも伝わって、ただただ「これを観て、聴いて、JAXX/JAXXを〝分かれ〟！」と思うライブシーンでした。馬越さんからも「第９話、負けないわ」とLINEが来て（笑）。どのユニットもそう思っていると思いますけど、僕はやっぱりJAXX/JAXXが一番カッコよくて、曲もビジュアルも全部負けていないと思っています！　JAXX/JAXXって登場シーンが少ない最初の頃から、家族のような空気とか、グループとしての印象がすでにあったと思うんですよね。インパクトが強いというか、一瞬で惹きつける力が僕らの強みなんじゃないかなと。…今これ初めて言ったんですけど、すごくいい言葉じゃなかったですか!?　メモっておこうと思います（笑）。とにかく僕らとしては、JAXX/JAXXのメイン回を目指してレッスンを積み重ねてきていたので、第９話をいい形で終えることができて嬉しかったです。

Text＝鈴木杏（ツヅリア）

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