バイドゥが提供するきせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」は、Simejiユーザーへアプリ上でアンケート調査を実施。そのデータをランキング化した“Z世代が選ぶ!! 「好きなバンドTOP10」”を発表しました。
Z世代から「夜好性3組は最高」とのコメントが届いたのですが、みなさんは“夜好性”というSNSを中心に広まったネットミームをご存知でしょうか。YOASOBI、ヨルシカ、ずっと真夜中でいいのに。――“夜”という言葉を名前に含むバンド3組のファンが自らの呼称として使い始めた、ネットカルチャー発の言葉。
Z世代に「好きなバンド」について調査したところ、夜好性3組がTOP5にランクイン。そのほか、人気アニメの主題歌を担当したバンドたちが次々とTOP10入り。Z世代が推すバンドをぜひチェックしてみては?
集計期間:2023/10/13~2023/10/24
有効回答数:10~24歳 男女371人
※複数回答
※参考:【Simejiランキング】Z世代が選ぶ「好きなバンド」TOP10(2021年配信)
第10位:back number
美しく切なさいっぱいのラブソングが魅力の『back number』。高校時代にボーカル清水が彼女に振られ、振られた自分は彼女にとって”back number(=型遅れ)だから”という理由がバンド名の由来だそうです。
「切ない、報われない系をよく歌う」、「ラジオつけたらすぐこの人たちの曲が流れてくる」と、片思いや失恋を歌う彼らの音楽に共感する声が届きました。2021年には人気の韓国アイドルBTSが歌う『Film out』の楽曲制作とプロデュースを担当し世界中から注目を浴び、本年はバンド史上初となる5大ドームツアーも完走。切ない想いに寄り添う、繊細でキュンとくる歌詞がZ世代の心を掴んで離さないようです。
第9位:マカロニえんぴつ
メンバー全員が音楽大学出身で異なる音楽性を活かしたサウンドが魅力的な4人組ロックバンド”マカえん”。 『第63回輝く!日本レコード大賞』(2021年)では最優秀新人賞を獲得。
「好きな歌が多い」、「最高」、「いつも聞いてる」と、ボーカルのエモーショナルな歌声と壮大なバンドサウンドに惚れるZ世代が続出中。今年もドラマ『100万回 言えばよかった』(TBS系)、ドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)の主題歌、情報番組『DayDay.』テーマソングと、タイアップが続き快進撃が止まらない彼らの音楽は必聴です!
第8位:SEKAI NO OWARI
東京にライブハウス『club EARTH』という自分たちの秘密基地をゼロから手作りするところから始まった4人組バンド”セカオワ”。「ファンタジーが好き」、「ボーカルの声が落ち着くから好き」と、ファンタジックな世界観と温かみのあるボーカルの歌声がZ世代を惹きつけている様子が伺えました。
2022年にリリースされた『Habit』は中毒性のあるリリックとボーカルFukaseが踊るコミカルなダンスが話題となり、TikTokでの配信後101日で総再生回数15億回を突破。このダンスを1度は踊ったことがあるというZ世代も多いのではないでしょうか。本年9月には大人気アニメ『ワンピース』の新主題歌に『最高到達点』を起用。彼らのエンタメ性溢れる才能に今後も期待感が高まります。
第7位:King Gnu
2019年にリリースされた楽曲『白日』を起点に瞬く間にトップバンドに上り詰めた、圧倒的センスを誇る4人組ロックバンド。「好きなアニメ呪術廻戦の主題歌を3回担当してる」との声もあり、Z世代に人気を誇るアニメ『呪術廻戦 渋谷事変』(TBS系)のオープニングテーマ、映画『劇場版 呪術廻戦』の主題歌とエンディングを担当したこともファンにとっては嬉しい様子。また、「癖になる」との声も。
TikTokやYouTubeなどでハッシュタグ“#歌ってみた”とともに彼らの音楽がシェアされる機会も増え、音楽サブスクにおいても益々存在感は強くなってきており、自然とZ世代の耳に彼らの音楽が入ってくるのかもしれません。
第6位:緑黄色社会
“リョクシャカ”の愛称で親しまれる愛知県出身の4人組バンド。代表曲でもある『Mela!』はポップなメロディをダイナミックに聴かせており、「声がいいし、曲もかっこいい!」との声が。メジャーデビュー5周年となる本年、自身最大規模となる全国ツアーも無事に完走。ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)やアニメ『薬屋のひとりごと』(日本テレビ系)の主題歌を担当するなど、5周年にふさわしく活躍が目覚ましいですね!
第5位:ずっと真夜中でいいのに。
作詞・作曲・ボーカル全てを『ACAね』が担い、メンバーや楽器編成など特定の形をもたず流動的なバンド構成で世界観を作り上げ、“ずとまよ”の愛称でZ世代から親しまれている『ずっと真夜中でいいのに。』。「個人的にタイプ」、「神バンド」とZ世代が熱狂する”ずとまよ”が2018年に初めてYouTubeに投稿したMV『秒針を噛む』は、一週間で無名新人バンドとしては異例の20万回再生を記録しました。
2022年には人気アニメ『チェンソーマン』(テレビ東京系)のエンディング主題歌を担当。顔を出さずに活動しており、その素性は明かされていませんが、喜怒哀楽を繊細に描いた歌詞と気鋭のアニメーターと組んで届けられるMVにZ世代は心を奪われているようです。
第4位:ヨルシカ
ボカロPでありコンポーザーのn-buna(ナブナ)がボーカルsuis(スイ)を迎えて結成したバンドで、一切顔を出さずに活動中。「音楽の世界観が好き」との声も多くよせられ、ヨルシカの最大の特徴である、独特な世界観の中で紡がれる物語性に富んだ音楽とボーカルの透明感あふれる歌声に魅了されるZ世代が多い様子。
2020年にNetflixで全世界独占配信されたアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』では、主題歌・エンドソング・挿入歌を担当し、ストーリー性のある音楽とアニメの相性の良さが伺えました。 今年4月に行われた全国ツアー『ヨルシカ LIVE TOUR 2023 月と猫のダンス』では、スマホのカメラを絵にかざすことでヨルシカの楽曲を楽しむことができる、聴ける音楽画集『幻燈』が題材に。Z世代がなぜヨルシカの音楽に心震えるのか、ぜひ彼らの世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。
第3位:Mrs. GREEN APPLE
本年バンド結成10周年を迎え、8月にはバンド史上初となるドームライブを完遂。?「青と夏めっちゃ好き」、「青と夏が(ハート)」、「青春って感じがする」、「盛り上がる」と、2018年にリリースされた『青と夏』が5年経った今でも人気があり、2023年8月9日付Billboard JAPAN Hot 100では8位にランクイン。
Z世代にとっては夏になると頭に流れるサマーソングになっているのかもしれません。今年はバンド初の地上波冠番組『ミセススクールクエスト』(テレビ朝日系)も放送され現役高校生たちと交流しながら青春を一緒に過ごす彼らの姿もみることができました。唯一無二のセンスと豊かな感性をもった彼らの音楽に、青春を過ごすZ世代は励まされたり勇気をもらったりしているのかもしれません。
第2位:Official髭男dism
「毎回歌詞がすごく刺さる」、「共感できる」、「リズムがよく、歌詞が心に響く」、「髭男の曲は全部心に残る」と、Z世代が“歌詞が胸に響く”と語る“ヒゲダン”の音楽。
昨年話題となったドラマ『silent』(フジテレビ系)、アニメ『SPY×FAMILY』(テレビ東京系)の主題歌に続き、本年もドラマ『ペンディングトレイン』(TBS系)、アニメ『東京リベンジャーズ』天竺編(テレビ東京系)の主題歌を担当しました。Z世代が人気の物語を思い浮かべる時、いつも彼らの曲が頭に流れるのかもしれませんね。Z世代の心を揺さぶる歌詞にも注目です。
第1位:YOASOBI
アニメやSNSを武器にし、Z世代のアイコン的存在となったバンド『YOASOBI』。本年4月にリリースし、人気アニメの主題歌にもなった楽曲『アイドル』は世界を圧巻。米Billboardグローバル・チャート『Global Excl.U.S.』(北米を除く)で日本語楽曲初の1位を獲得しました。
「アイドル、祝福などいい曲ばかりさすが 」、「アイドルでおなじみ」、「毎曲神ってる」と、バンドが奏でる小説を原作とした強い個性を持つ音楽たちは、アニメとも相性が良い様子。国境を超えて異彩を放つ、バンドの活躍に今後も目が離せません。
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