TVアニメ『呪術廻戦』“渋谷事変”より、第40話(第2期16話)「霹靂」に向けて、伏黒恵役・内田雄馬さんによるオフィシャルインタビューが公開となりました。
アニメ『呪術廻戦』は、五条悟と夏油傑の高専時代の過去を描いた“懐玉・玉折”が結末を迎え、物語は第1期から続く時間軸となる“渋谷事変”へと移ります。
第40話(第2期16話)「霹靂」では、暴走する伏黒甚爾が圧倒的な強さで伏黒恵の前に立ちはだかります。本エピソードの放送に向けて、伏黒恵を演じる内田雄馬さんが「渋谷事変」の物語や甚爾の印象、アニメの見どころや作品の魅力を語ってくれました。
内田雄馬さん(伏黒恵役)オフィシャルインタビュー
ーー原作やシナリオで「渋谷事変」を読んだときの印象を教えてください。
とてもハードな展開が多いエピソードだなと思いました。バトルも強者同士の戦いばかりで、規模が大きい上に速くて……。これが映像になった時にどんな風に描かれるのだろうと、ワクワクしました。
ーー「渋谷事変」のアニメの見どころは、どんなところになりそうですか?
第2期では、原作を補完して、さらに広げている部分が面白いなと思いました。アフレコの時の映像でも、アクションシーンはかなり膨らませていたので、完成した映像を楽しみにしていました。
動きが速く滑らかで、しかも重い雰囲気で話が進んでいくので、演じる際に大変に感じるシーンもあります。たとえばバトルのときに入れる息のアドリブなども瞬発力勝負になるので。すごいスピード感があったので、アニメではそんな勢いとパワーが増したところを楽しんでほしいです。
ーーすでに放送された「懐玉・玉折」の感想を教えてください。
五条悟の過去の話として、このエピソードがないと、彼がどんな人か分からないと思うんです。「懐玉・玉折」での五条って傲慢というか、尊大で、最強であることが分かっているから、人の心を感じることに対する薄さみたいなものがあるんです。
でも、最後に夏油と会話をして、そのあとに「でも俺だけ強くても駄目らしいよ 俺が救えるのは他人に救われる準備がある奴だけだ」と言うんですけど、そこで自分が呪術師としてどうあるべきなのか、人とどう向き合うべきなのかを考え始めたのかなって僕は思ったんですね。この過去があったから今の五条先生がいるので、すごく重要なエピソードだったと思います。
ーー伏黒恵役としては、父である伏黒甚爾も登場しました。
もうめちゃめちゃに強くて、その強さがアニメでも表現されていたなと思います。子安武人さんが声を担当されていたので、声も強かった(笑)。子安さん自身は、すごく気さくで優しい方なんですけど、存在感が凄かったです。
ーー『呪術廻戦』のシリーズを通して、内田さんが好きなキャラクターは誰ですか?
“お父さん”……と言いたいところですが、やっぱりナナミン(七海建人)です。「渋谷事変」では主役のような感じで存在感があって、めちゃくちゃカッコいいんです。
原作を読んでいて、ここは絶対にカッコ良くなるなって思ったところがあったので、そのシーンがアニメで描かれるのが楽しみです。
ーー『呪術廻戦』の魅力はどこにあると考えていますか?
キャラクターの魅力とバトルの表現。そして考察したくなるストーリー。この3本柱がしっかりしていると思います。このキャラって、こんな奴だったなと印象に残るキャラが多いんですよ。各キャラの個性が出たバトルも展開されますし、バトルでの迫力のある表現が魅力で面白いなと思います。
また、舞台が渋谷や仙台といったリアルな場所をモチーフにしているので、もしかしたらここに呪霊がいるのかもしれないなんて、作品の世界観を肌で感じやすくなっているので、そういったところも面白いなと思います。
ーー最後に、視聴者へメッセージをお願いします。
「渋谷事変」が始まり、僕ら1年生ズにとっては、TVシリーズの本編収録が実に2年ちょっとぶり。久しぶりの出番なのですが、こうしてアニメの続きが作られることが幸せで、嬉しく思います。
原作のほうも盛り上がっているところなので、一緒にアニメの『呪術廻戦』も楽しんでいただけるよう、僕らも精一杯頑張っています。応援よろしくお願いします。
(C)芥見下々:集英社・呪術廻戦製作委員会
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