アニメ『チ。 ―地球の運動について―』「僕の中でのチ。の解釈は「知」です」ED曲はヨルシカに決定! n-bunaさんからのコメントも到着

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 NHK総合にて2024年10月より放送となるTVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』より、本作のエンディング曲をヨルシカが務めることが決定しました。また、ヨルシカのn-bunaさんよりコメントも到着しました。

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 本作の舞台は15世紀のヨーロッパ某国。地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする“天動説”こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で“地動説”の可能性を知った神童ラファウ。

 周囲からも天才だと言われ自認もしていた彼に芽生えた抑えがたい強烈な知的好奇心。「いったい何を捧げれば、この世界のすべてが知れる?」と、自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑むことになるラファウを待ち受ける運命とは――神童ラファウを坂本真綾さん、異端審査官ノヴァクを津田健次郎さん、謎の学者フベルトを速水奨さんが演じます。

 「魚豊さんの漫画にはひゃくえむ。から続く人間的な熱がいつも潜んでいて、それがテーマと結び付いたときに爆発的な面白さが出てきます。チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました」と魚豊作品に惚れ込むヨルシカ。エンディング曲を務める事となり、「素晴らしい原作の、その映像化に携われたことを光栄に思っています。」と喜びのコメントをよせました。

 また、「アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました。」とエンディング曲のタイトルとそこに込めた想いを明かしました。

ヨルシカ コメント全文

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――原作・台本を読んだ時の感想

 大変好きな漫画です。魚豊さんの漫画にはひゃくえむ。から続く人間的な熱がいつも潜んでいて、それがテーマと結び付いたときに爆発的な面白さが出てきます。

 チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました。

――エンディングテーマに込めた想い

 アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました。

 歌詞に出てくる気球は、際限のない知の欲求の喩えです。気球は地表を離れて、段々と高く登っていく。気球の中から下を覗くと、地表にいた時とは違う景色、海が見えて、そこには魚の群れが白く光っている。そういう曲です。

 僕の中でのチ。の解釈は「知」です。

――ファンに向けて一言

 素晴らしい原作の、その映像化に携われたことを光栄に思っています。よろしくお願いします。

n-buna(ヨルシカ)

アニメ『チ。 ―地球の運動について―』作品概要

【スタッフ】
原作:魚豊『チ。 ―地球の運動について―』(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
アニメーション制作:マッドハウス
OP/主題歌:サカナクション
【キャスト】
ラファウ:坂本真綾
ノヴァク:津田健次郎
フベルト:速水奨

(C)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について―製作委員会

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