『シャドバWB』と『グラブル』のコラボを騎空士はどこまで楽しめるのか? キャラを推していく視点で魅力を探ってみた

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 Cygamesは、次世代スマホカードゲーム『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド/シャドバWB)』において、『グランブルーファンタジー(グラブル)』とコラボした新カードパック「Skybound Dragons / 蒼空の六竜」を提供中。本記事は騎空士(『グラブル』ユーザーの通称)視点から本コラボの魅力を紹介します。

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 「Skybound Dragons / 蒼空の六竜」では、ウィルナス、ワムデュス、ガレヲン、イーウィヤ、ル・オー、フェディエルの「六竜」をはじめベリアル、ベルゼバブなど『グランブルーファンタジー』の人気キャラクターが登場します。

 とはいえ、DCG(デジタルカードゲーム)というプレイフィールの大きく異なるジャンルや『グラブル』でなじみ深いシナリオイベントとは異なる「カードパック」としての登場ということで二の足を踏んでいる騎空士も多いはず。そんな騎空士のために、本コラボにおける魅力を紹介していきます。

※本記事はCygamesおよび『グランブルーファンタジー』や『シャドウバース ワールズビヨンド』開発チームの意見とは異なる場合があります。
※本記事の内容は、いち『グラブル』ユーザーの主観に基づいた、ゲームの勝率などを度外視したものとなっています。

何故騎空士は『シャドバWB』×『グラブル』コラボを楽しむべきなのか

『シャドバWB』のカードになった『グラブル』のキャラを楽しめる!

 何をいまさらと思うような発言ですが、何よりも注目すべき理由がここにあります。本コラボでは全カード、つまり全てのキャラクターが描きおろしで登場。新たな推しのイラストの供給はそれだけで『シャドバWB』を始める意義があります。

 私見ですが、イラストのタッチも『グラブル』とは少し異なる趣を感じるところもポイントです。

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▲『グラブル』では、ルリアノートなどでキャラの説明を確認できますが、こちらはフレーバーテキストが記載されています。ディープなファンならニヤリとしてしまう内容もあるかも?

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▲一部のカードはロード画面にも登場。フレーバーテキストも表示されるので感慨深かったりインパクトが強かったりします。

 筆者の推しであるラムレッダ(清く正しい修道女・ラムレッダ)を例に挙げると、衣装や表情が近い印象を受ける『グラブル』のSSレア[清廉なりし修道女]ラムレッダと比べると、どちらも27歳のしっかりしたお姉さんのように見えながら、『シャドバWB』のイラストは年相応な凛々しさを感じます。騎空士の皆さんも、『シャドバWB』と『グラブル』で推しの姿を見比べてみては?

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異なるプレイフィールだから楽しい

 『シャドバWB』はカードゲーム、『グラブル』はRPGと全く異なるといってもよいプレイフィールとなっています。しかし、それ自体が遊ぶ理由にもなるのではないでしょうか。

 『シャドバWB』では、『グラブル』では属性の違いで同じパーティに編成することが多くないキャラクターや、プレイアブルキャラとして実装されていないキャラクターをデッキに編成することもできます。実際にデッキとして成立するかはともかく「四騎士とシエテとゼタ&ベアトリクスにサンダルフォンも入れちゃおう」「サンダルフォンとベリアルを自陣に並べよう」といった構築を実現できるのは『シャドバWB』ならではの楽しみ方です。

 また、デッキ同士の対戦ができるというのも当然でありながら注目したいポイント。イルザVSゼタ&ベアトリクスというマッチアップなど『グラブル』ではなかなかお目にかかれない光景が発生するのも見逃せません。なお、本コラボでは特定のカード同士で発生する掛け合いボイスも豊富。キャラ同士の特別な会話が好きな騎空士は掛け合いボイス特化のデッキを作ってみては?

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▲ルリア、ビィ、グラン&ジータと、ビジュアルなどでよく見る組み合わせですが、全員で戦えるというのは貴重!

デッキ作成のために騎空士がすべきこと

 「今回のコラボで『シャドバWB』を始めようか迷っているんだけどどうしたらいい?」という騎空士は多いかと思われますが、筆者からお出しできる答えは「とにかく始める!」の一言につきます。なぜならば、本コラボには長めとはいえ期限があるからです。

 コラボ内容はある程度スピーディーに楽しむことはできるものの、流石に1日で網羅することは不可能。一方でログインするだけで報酬がもらえるキャンペーンもあるので、一日でも早く始めた方がいい……というワケです。

 そして、ゲームを始めるとデッキプレゼントキャンペーンにより特定のデッキをもらえるのですが、こちらも「どのデッキをもらえばいい/どんなデッキを作ればいいの?」という騎空士が多いのではないでしょうか。こちらについては「とにかく“推し”がいるクラス(※)のデッキをもらえ&作れ!」です。

 筆者の個人的見解ではありますが、「推し」の存在でカードゲームを始める時に最も大事なのは「どれだけ推しのカードを使った(活躍させた)か/愛した(楽しんだ)か」に尽きると思います。あなたの推しがカードになっているならば、最短での獲得を目指した方が間違いなく楽しいはず(本作は対戦ゲームですから、勝利することも大きな楽しみではありますが)。とにかくカードとなった推しを楽しみましょう。ここからは、カードやアイテムを増やして総合的にコラボを楽しむ方法をお届けします。

※クラス:『シャドバWB』ではリーダー、カード、デッキに「クラス」という要素が設定されています。カードには、そのクラスにしか使えない「クラス専用カード」、どのクラスでも使える「ニュートラルカード」が存在し、任意のクラスとニュートラルクラスの中から自由に40枚のカードを選んでデッキを作成します。

始めるか悩んでる人もぜひ! ログインし得なアレコレ

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・特別ログインボーナス
・新弾リリース記念ミッション

 特別ログインボーナスでカードパックチケットやカードスリーブなどのアイテムが獲得でき、こちらは合計7日でコンプ可能! ログインし得のキャンペーンなので、これから「始めたい!」と思った時のために進めておく価値アリの施策です。

 もう少しやる気があるなら、カードパックチケットを合計10枚獲得可能な新弾リリース記念ミッションもオススメ。こちらは1日ごとにミッションが追加されるので、まだやる気がないという人もログインするのがお得という訳です。

お試しの人もやっておきたい! ちょっとうれしいコンテンツ

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・バトルパス
・コラボダンジョン

 こちらはもう少しやる気がある人向けのコンテンツ。ゲームをプレイして得られるポイントを貯め、レベルを上げることで報酬が獲得できるバトルパスは、シーズン5が2025年11月27日(木)までの開催。無料のノーマルパスではルリアのエンブレムやカードスリーブが入手できるほか、有料のプレミアムパスではゼタのリーダースキンやエンブレム、カードスリーブが入手可能! ただし、それなりにプレイする必要があるので、やる気がある人はチャレンジしてみましょう。

 コラボダンジョンは、CPUとバトルを行う1人用イベント。こちらもある程度のプレイが要求されますが、六竜のカードスリーブとエンブレムなど、こちらも報酬は必見。カードスリーブやエンブレムも六竜でそろえたい! という騎空士はぜひチャレンジしてみてくださいませ。

コラボをもっともっと楽しみたい人向け! フェス&大会

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・第2回「シャドババトルフェス」
・週末ロビー大会「四騎士杯」
・新弾図鑑報酬

 こちらは高難度……というよりある程度の期間モチベーションを維持する必要があるという理由でガッツリやる気がある人向けのコンテンツ。前者ふたつは参加するだけでOKなので、実力に自信がない人でもアイテムが獲得できるのは嬉しいポイントです! 逆に、これを推しデッキのお披露目の舞台として研鑽を重ねていくのもアリかもしれません。

 新弾図鑑報酬は、ある程度ゲームにハマってから手を出すか考え始めるコンテンツ。とはいえ有料コンテンツを購入していたりすると図鑑のコンプリートのためのリソースも確保できるので、それだけやる気がある人にはそこまでハードルは高くないかも? いずれにせよ、悩むための時間を確保するためにも早めのスタートがオススメです。

実際に騎空士が趣味全開でデッキを作ってみた

 ここからは、筆者がプレイ前に『グラブル』をテーマにした3種類のデッキを作成。ゲーム内で構築&運用にチャレンジした一連のプレイの様子をお届けします。

 『シャドバWB』はもちろん、カードゲームの経験がある方なら中々に伊達と酔狂を感じる企画と思われますが、『グラブル』のカードはどんな活躍をしてくれるのか、始めたてからどのくらいカードが集まるのか、そして、こんな遊び方でも楽しめる『シャドバWB』の懐の深さを感じていただけますと幸いです。

作成デッキとプレイ方針

 『シャドバWB』の便利な機能として、アプリ外からデッキを作成・アプリ内で共有可能な「Deck Portal」が存在します。今回はそちらを使用して、合理性を捨て去り趣味に全振りしたデッキ【グラブル】(※)を作成に挑戦! 3つのデッキの作成を下記のプレイ方針にて目指していきます(理由はプレイレポート中に説明します)。

※【】:特定のコンテンツによる公式表記ではないスラング的用法。カードゲームユーザーの間では、デッキタイプの表現としてしばしば“【】(墨付きカッコ)”が使用されることがあります。

プレイ方針

・一部スペル・アミュレット、猛毒姫・メドゥーサを除くカードは可能な限り「Skybound Dragons / 蒼空の六竜」の収録カードを使用する
・有料コンテンツは使用しない(パック開封回数は50回程度を目安)
・プレイ期間は3日間程度(新弾リリース記念ミッションが完了した前後の段階)

構築デッキ

【周年イベント】(ナイトメア+ニュートラル):いわゆる『グラブル』の周年イベントに登場するキャラを中心をしたデッキ。「STAY MOON」の組織関連キャラや主人公、サンダルフォンをメインに投入予定。

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【星トモ】(ナイトメア):星晶獣のカードを中心に「猛毒姫・メドゥーサ」をプラスして疑似的に『グラブル』の「星トモ(サテュロス、メドゥーサ、ナタク、バアル)」を再現。

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【長編イベント】(ロイヤル):先日掲載した『グラブル』の記事にて紹介したキャラクターを中心としたデッキ。占星武器と組織にまつわるキャラクターに人気の四騎士関連のカードをプラス。

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シャツ一枚で登山するような気軽さでも『シャドバWB』は優しく出迎えてくれる

 紙のカードを揃える気分で気楽に作ったデッキ案を喜んでくださりつつ、心配するような声色を出す担当さんに「シャツ一枚で登山するような無謀な企画を打ち出したのでは」という心境で始まった本企画。

 開始時にもらえるレジェンドカードパックからル・オーとウィルナスを獲得して「もう六竜の3分の一も揃っちゃったぞ~!」と能天気に喜びながらもランク制があるカードゲームに多少緊張しながら始まった筆者の『シャドバWB』ですが、そこは流石のCygames。記事執筆時点(11月初旬)ではコラボと合わせてふたつのデッキがもらえるようになっており、非常に初心者に優しい状態となっています。もらうデッキのクラスを同一にしておけばスタート段階で初心者感が抜けたデッキを構築できるのではないでしょうか。

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▲盛大にスクリーンショットを失敗した画像がこちら。この先のことを暗示していたのかもしれません。

 また、『シャドバWB』でカードパックを剥くために必要なゲーム内通貨である「ルピ」稼ぎにチュートリアルなどのコンテンツが丁度いいのもうれしいところ。ある程度のボリューム=獲得ルピがあり、かつテンポが良いので、用語を覚えつつサクサクとルピを貯められます。

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▲チュートリアルコンテンツの中には『グラブル』コラボパックで実装された「奥義」に関する内容も!

 そんなこんなでルールをある程度学び終わったのはじっくり遊んだのもあって2~3時間後。ゲーム開始のリソースを含めて20連ほどパックを引き、このタイミングで『グラブル』コラボデッキの中から【兵士ロイヤル】を筆者は獲得しました。なお、その理由は下記の獲得したレジェンドカード一覧が全てです。

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 最初に入手したル・オーとプレゼントデッキに含まれているシエテを除けば見事にエルフクラスとドラゴンクラスの2色です。ウィルナスはもうデッキにフル投入できます(シャドバWBでデッキに入れられる同じカードの上限は3枚まで)。ここでやっと「もしかしてレジェントカードを揃えるのは相当大変なのでは…?」と思い至り、1枚でも投入カードを確保するため、そして長い付き合いになるであろうデッキを直感的に扱えるモノにしておくべきと考え【兵士ロイヤル】を獲得しました。

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▲オレのカード資産に……この要求レッドエーテル量は多すぎる……。だが、約束したんだ。企画書と一緒に送ったデッキレシピを完成させる事を。……マジでサンダルフォンが遠いです。

デッキはすぐに完成しないが、デッキを作る手間さえ楽しい

 全くデッキの必要枚数に満たないものの、一旦はルピを稼ぎつつ『グラブル』のコラボ要素を楽しむべく、仮組みした【長編イベント(という名の兵士ロイヤル)】でコラボダンジョンに挑戦。なんだかんだブロンズレアやシルバーレアのカードでも掛け合いボイスは豊富だし、何より敵とはいえ六竜のリーダースキンを眺められるのは非常に楽しい!

 ちなみに内情としては進化でお互いを呼び合えるアーサーとモルドレッドに戦線維持のほぼすべてがかかるので1試合に1回、多いと3回くらい掛け合いボイスを聞くことに。そして、さほど速度があるわけでもないので必然的に長期戦となり、結果として相手フォロワーへダメージを与える手段にアグロヴァル殿下とカタリナの姐さんが大活躍! 彼らに足を向けて寝られないレベルで「ちょっと『グラブル』の方でもフェイトエピソードを見直そうかな……」という気持ちになるほど。

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 なんだかんだ言ってカードゲームで一番楽しいのはデッキを作っている時間。『グラブル』のカードを集めて、掛け合いボイスをみながら遊んでいるのがとても楽しいのです。

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▲18ターンに及ぶ激戦の中、絶体絶命の窮地に降臨なさるアグロヴァル殿下。本当にありがたい……!

神は振り向かなかったが紙(カード)は私に優しかった

 ダンジョンでの戦いを楽しみ、報酬もある程度集めて50パックを引き切った時点の高レアリティカード一覧がこちら。……強いて言うならば、作るデッキをエルフクラスかドラゴンクラスにしていれば成功していたでしょうか。とはいえ妥協構築(ファンデッキの妥協というのも奇妙な話ではありますが)は作れる程度にカードが集まったのは最初のガチャ結果から考えると意外です。カードゲームとして当然ではあるのですが、低レアリティなカード=低性能では決してないという点は嬉しいところではありますね。

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 ちなみにランクマッチでの対戦も実際に行ってみました。結果に対する感想としては、「ビギナー帯で接戦を楽しめる」というところ。とはいえ元から勝率を求めて構築したデッキではないのでさもありなんではありますが。逆に言えばある程度はデッキとしての動きを感じさせてくれる点は、カードのポテンシャルというかプレイヤーに応えてくれているような気持ちを感じさせてくれますね。なお、下記は最終結果と所感となります。

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【周年イベント】

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 サンダルフォンやベルゼバブが抜けたことを除けば、ルリアやビィなどを採用したことで【周年イベント】のイメージとしては破堤は少なめな印象です。一方、デッキとしては決め手のカードがごっそりいなくなった状況。勝ち筋はアーティファクト・フォロワーに頑張ってもらうか、イルザやケイオス・レギオンでリーダーにダメージを与える方向でしょうか?

【星トモ】

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 こちらは運よく猛毒姫・メドゥーサを引けたことで、コンセプト自体は達成できていてお気にいりのデッキです。戦術としては後攻+カースパーティの形で始まることを祈りながら星トモやメドゥーサを並べてリーダーを攻撃……という形。

【長編イベント】(ロイヤル):

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 レジェンドの枚数から早いうちに予想していましたが、初期の案から大きな様変わりを見せたデッキです。【フェードラッヘ】くらいには四騎士関連の要素が強くなりました。構築的にも事故前提にひよこ班とアグロヴァル殿下に頑張っていただくスタイル。それはそれとして掛け合いの発生率が高くて好きです。

こんなでも『シャドバWB』と『グラブル』が楽しくてやめられない

 振り返ってみれば勝率度外視・超高レアリティなファンデッキを作成しようとして見事撃沈したわけですが、それでも仕事中にデッキ構築が頭から離れなくなるほど熱中できてしまったのは流石の『シャドバWB』というところ。また、この経験を機にちゃんと強いデッキにも興味が出てきた自分がいて、まだ始める踏ん切りがつかない騎空士にも『シャドバWB』を勧めたい気持ちです。

 また、普段と異なるカードの場で『グラブル』のキャラが戦う勇姿を見たことで、さらに『グラブル』を楽しめる、そして楽しみたいと思えました。より『グラブル』を楽しむためにも、やはり騎空士の『シャドバWB』プレイはオススメです! そして、両方のタイトルをプレイしていると相乗効果でより楽しくなるということで、『シャドバWB』プレイヤーの皆さんも『グラブル』を始めてみてはいかがでしょう?

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▲明らかに名前とマッチしないビジュアル&フレーバーテキストな女の子・メグ。彼女にも波乱万丈な物語があるのです。『シャドバWB』プレイヤーは『グラブル』でその物語を確かめ、騎空士はそんな彼女を『シャドバWB』で思う存分暴れさせてあげてみては?

(C) Cygames, Inc.

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