VOISING所属の2.5次元アイドルグループ「すたぽら」が結成5周年目イヤーに自身初となるホールライブを2026年1月31日(土)、パシフィコ横浜にて開催。昼夜2公演ともに完全ソールドアウトを記録し、約1万人を動員し大盛況のうちに幕を閉じました。
本公演は、メンバーReluの卒業を目前に控えた“5人で立つ最後のホールライブ”でもあります。歓声と涙、そして未来への決意が交差したこの一日は、すたぽらが歩んできた5年間の軌跡と、これから続く物語を力強く印象づける特別なステージとなりました。本リリースでは、当日の2部の模様を詳細にレポートしたライター・吉田可奈氏による公式ライブレポートをお届けいたします。
『StarLight PolaRis One Man Live in パシフィコ横浜 Orion公演』ライブレポート
笑顔を届けるために毎日全力で活動し続ける5人組2.5次元アイドルグループStarLight PolaRis(すたぽら)。結成5周年を迎え、さらに成長し続ける彼らが、2026年1月31日に史上最大キャパとなるパシフィコ横浜公演を大成功に収めた。ここでは最終公演となったOrion公演をレポートする。
実は、このライブを開催する1か月前に、メンバーのReluが卒業を発表。実際にファンであるリスナーの前でパフォーマンスをするのは、この日が最後となる。結成から5年もの間、喜怒哀楽を共にし、切磋琢磨してきた5人での最後の姿を見届けようと、この日に行われた2公演はいずれもソールドアウト。会場には、推しのメンバーカラーのペンライトや光るリングをしたリスナーの姿で埋め尽くされていた。
いまかいまかと始まる時間を待つリスナーの姿は、とてもキラキラしていて、すたぽらの5人が、これまで多くの笑顔をしっかりと届けていたことが実感できる空間が広がっていた。開演時間となった瞬間に始まったのは、『きらきら星』をサンプリングしたライブリード曲の『大逆転』。5人がメンバーカラーの衣装に包まれて、生バンドの音をバックに歌い始めると、爆発音のような歓声で包まれていく。大きなホールで、まっすぐに、彼ららしいメッセージを歌う姿に、すたぽらの世界にリスナーみんなの心が引き込まれていくのが伝わってくる。“君がいたから”と、前に進むことができる理由を歌う歌詞は、すたぽらからと、リスナーから、どちらの想いも代弁しているようだ。
Coe.が「みんな行くよ!」と煽り始まった『Next Star』では、Coe.の歌い出しに合わせてほかの4人が連結しているような振り付けがかわいらしく、さらにみんながマネできる手振りで一体感が生まれていく。それぞれの自己紹介や、コール&レスポンスでさらに会場の温度を上げた後に始まったのは、『僕らのヒーロー大作戦!』。彼らの個性がぎゅっと詰まったこの曲をみんながとっても楽しそうに、じゃれ合う姿を見せながら、リスナーのみんなへとしっかりと届けたい手紙のような歌詞からは、強い愛を感じることができる。
ステージ上で準備をし始めた瞬間から歓声が上がっていた『徹・底・てやんでい♪』では、かわいらしい振り付けに客席からは「かわいい~!」の声が溢れ、さらにかわいいを極めた『おぎゃりたい!えぶりでい』では、キュートなポーズがたくさん飛び出し、リスナーたちはメロメロに。3次元の彼らも全力で振り切ってかわいいを表現し、リスナーたちの心をぎゅっと掴んでいた。
彼ら5人の歌声は驚くほど色が異なり、全員が個性的。だからこそのソロコーナーでは、それぞれの魅力をしっかりと展開。如月ゆうは妖しくセクシーな楽曲『li(f)e』を歌い上げ、Coe.はマイクスタンドで『徒花の証明』を、天井を貫くかのようなハイトーンボイスで歌い上げていく。Reluは、白のシフォン生地が美しく舞う衣装で『ピリカ』を熱唱。しっかりと感謝を届けるように、客席に何度も手を振りながら歌う姿が印象的だった。
くには、『Dear From…』を、まるで本物の王子様のようにまっすぐに歌い上げていく。曲中のセリフ「好きだよ」という言葉をささやくと、会場からは揺れるほどの歓声があがり、こったろは繊細なピアノの音色からスタートした『僕らだけの居場所』を披露。ノースリーブのライダースにお腹がチラリとみえるハードな衣装でいながらも、リスナーへの想いをしっかりと届けるメッセージのギャップに心を奪われた人も多いはずだ。
そしてこの日のために用意されたOrionメドレーでは、『Stellar Jack』や『泡沫夢夜物語』『花束のような毎日を』などの人気曲を続々と歌い上げると、ステージには椅子が用意され、『U』がスタート。Reluをセンターに、4人が囲むように膝をつき、始まったこの曲は、歪んだ愛を描いたストーカーをテーマにした楽曲だ。挑戦的な曲でありながら、表現力がしっかりとある彼らだからこそ、恐怖心と真っ直ぐな愛をしっかりとパフォーマンスに反映し、まるでドラマを見ているかのような感覚に。怖くて美しい楽曲をしっかりとドラマティックに届けた。
続く『Mad Verse』では、赤と白の照明とシャウトが重なり、Coe.の畳みかけるようなラップからスタートし、この会場にいるすべてのファンの拳が自然と上がっていく。そのままの勢いで『Lovelight』を歌い上げたあと、Coe.はひと息つき、リスナーへの想いを言葉にし始めた。
「僕たちすたぽらは5周年目です。本当に努力って報われないなって思ったことがたくさんありました。でも続けてこられたのは、みんながいたからだと思います」「今日で5人のライブは最後ということで、ホールライブまでたどり着き、次はアリーナ、ドームを目指そうと言いたいところなのですが、またすぐにホールやそれ以上の会場を大成功させられるかというと、難しい挑戦になると思います。」と赤裸々に現状を吐露。
「それでも僕たちはホールに帰ってくるし、またホールに来た時があらためてスタートラインだと思うので、そこから会場もレベルアップして、みんなとまだまだ見ていない景色を掴んでいきたいと思うので、支えてほしいです!」と正直に綴ったのだ。この、決して飾ることのない、真っ直ぐさ、正直さも彼らの魅力なのだろう。もちろんと答えるように、大きな歓声が上がった。
そんなすたぽらとリスナーの愛おしい関係をReluが歌詞に綴った『君から僕へ、僕から君へ。』が始まると、客席からはリスナーたちが涙を流す音が聞こえてくる。その涙をかわかすかのような太陽のように温かく、さらに花束を渡すように歌う彼らの歌は優しく響き渡り、楽曲が終わると温かい拍手で包まれた。本編ラストの曲として選ばれたのは『RESTARTED』。たとえどんなことがあったとしても、走り続けるという意志が詰め込まれた楽曲が終わったころには、客席からリスナーの大きな声の「ありがとう!」と叫ぶ声が何度も何度も響き渡っていた。
アンコールは、初ホールへの挑戦となる『Starlight』のアカペラからスタート。この5人で最初で最後のハーモニーは、個性がまったく異なる、違う色の歌声が本当に美しく重なり、同じ温度で、同じ熱さで、同じ想いが手に取るように伝わってくる、最高の出来だった。記念撮影では、スタッフから愛のこもったホール公演を祝うケーキが届き、みんなが大はしゃぎ! わちゃわちゃと嬉しそうに話す姿は、まさに彼らの青春がそのまま映し出されたよう。この姿も、彼らの人気の秘訣だろう。
最後のコメントでは、それぞれが抱えている想いを正直に伝えていく。くには家族が初めてライブに来てくれたことを報告しつつ、5人で最後のライブということに触れると言葉に詰まり、「この5人が本当に大好きで…。いつまでも続けていたいなって今でも思うけど、みんな前を向いて頑張っているので、最後に僕の大好きなすたぽらを君に届けることができて安心しています」と涙ながらにコメント。
こったろは、すたぽらに人生を懸けて決断をし、辞めた会社の上司が来ていることを話し、Reluを優しく見ながら、「僕はこの先もすたぽらとしてみんなを引っ張っていきたいと思っているし、Reluが抜けた分もReluが作った曲を大きなステージで披露したいと思っています。そんなステージに会いに来てほしいです!」と叫んだ。
如月ゆうは「メンバーひとりひとりにメッセージを届け、最後はReluに「れるちが困っている時、どれだけ支えになってあげられたのかなとか、気づいてあげられたのかなって悔やむこともあるけど、ここまで続けていてくれてありがとう」とメッセージを残した。
そしてCoe.は、一番大事なのはメンバーだと話し、「その一人の気持ちを踏みにじることはしたくないと思って、みんなで送ろうと決断しました」「上手くいかない時は、僕がみんなの人生を変えてしまったのかなって不安に思ったんだけど、一緒に歩いてくれてありがとう」と涙を流しながら話すと、こったろが「これからも一緒に歩いて行こう」と言い、絆を確かめ合った。Reluは「ハグしたろ」と泣いているCoe.にハグを、みんなの心がひとつになった瞬間は、とても愛おしくて、素敵な瞬間だった。
そして最後にReluは「Reluはこのライブが最後になります。いままで、人生で自分がやりたいことをやりたいと言える環境にいなかったんですが、この活動をしていくなかで、Reluはずっと楽しいを追い続けることができました。すべてをみんなが肯定してくれて…それが勇気に変わっていったなって思います。みんなの言葉でやりたい事に気づけたし、確実に成長させてくれたのはここにいるメンバーや、応援してくれるみんながいたからです。すたぽらでよかったなって思います」と話すとポロポロと涙が溢れ、4人が包み込むようにReluを抱きしめると、「泣いちゃった!」とおちゃめな笑顔に。最後は、夢が夢じゃなくなる瞬間を歌う『Ray』を、そしてWアンコールでは、彼らの始まりの物語でもある『First Star』を、円になり、全員が目を合わせながら熱唱。
この日Reluは、もともと「苦しさなんていらないから 音楽で僕の存在証明を」と歌われてきたフレーズを、「苦しさなんてもうどこにもない 音楽で僕の存在証明を」と歌い替えていた。この歌詞は、メンバーがグループとして活動を始めるときに実際に抱いていた想いを綴ったもの。だからこそ、その変化は、すたぽらとして歩んできた時間の中で得た確かな答えであり、この活動を通して彼ら自身が変化してきた証のようにも感じられ、どこまでも真っ直ぐに歌う姿は、どこにいても誰もが見つけられる一番星のように輝いていた。
2026年4月2日に、Reluは卒業し、すたぽらは新体制となる。新たなスタートを切る彼らが、この日の想い出や輝きを胸に、力強い一歩を踏み出すことができることを証明した、涙と希望にあふれた1日だった。
文・吉田可奈
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