6月12日(金)より上映となる『臨時増発 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』より、亀山陽平監督と土井浩平さんが登壇したMX4Dトークイベント付上映のオフィシャルレポートが到着しました。
2025年7月から放送・配信されると瞬く間に大きな反響を呼んだ全12話のショートアニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』。暴走列車“ミルキー☆サブウェイ”を舞台に、SFなのにどこか懐かしさを感じるビジュアル、独特でナチュラルな会話劇、気持ちよく音にハマる演出が多くの視聴者を虜にし、うなぎ上りに話題大沸騰!
『臨時増発 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』では、アニメを劇場用に再構成しつつ新シーンを加えることでさらにパワーアップした内容で、累計動員41万人・興行収入5.5億円突破のロングラン大ヒット中。そして、追加新作シーンを加えた『臨時増発 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』やMX4D・4DX版の上映決定も行われています。
亀山陽平監督×土井浩平さん MX4Dトークイベント付上映 レポート
ミルサブの留まるところを知らない進化を象徴する”4D上映”のシアターに、いま大注目のクリエイターとして脚光を帯びる本作の監督 亀山陽平と、音響を務めた作曲家・サウンドデザイナー 土井浩平が登場! 音響効果としてミルサブの制作に参加した土井は、本作の挿入歌である「ときめき★メテオストライク」(水無瀬ミナミ(CV.田村ゆかり))を共作曲、OPテーマ曲としても印象的な「Altair and Vega」の作編曲、そして様々な効果音を担当している。
ミルサブ4D体験直後の熱気冷めやらぬ会場に、これまでミルサブの舞台挨拶を毎度盛り上げてきた立役者、絶妙な可動域とクセになるテンポで魅せる仕草に一部界隈での人気が異様に高まっているポッピーくんも応援に駆けつけ大盛り上がり。亀山監督も、挨拶も早々に「通り道にポッピーくんが詰まってて出づらかったんですが(笑)」とその存在感に一言付け笑いを誘う。
土井は、「衣擦れの音、音ハメの効果音、足音など細かいところも担当してます」と作品を象徴する楽曲から細部にいたるまで担っているそう。亀山監督とは学生時代からのクリエイター仲間で、「初めて土井くんと一緒に作ったのが、僕が卒業制作で作った「ミルキー☆ハイウェイ」で、効果音や編曲をお願いしました。あれが2021年、もう5年になりますね」と振り返り、亀山監督の卒業制作から12話のショートアニメ版、劇場版、そして4D上映まで進化を続けながら規模が拡大していくのを間近で見ながら伴走してきている土井が「“映像を制作する”部分で言うと、ずっと一緒にやっていてあまり変わっていない気がしてるんですが、変わったところは関わっていただける方々が多くなってきた。きちんとしなくては、下手なものは出せない、とやってます」と続けると、亀山監督からは「映像の制作から始まりましたが、最近は映画も一緒に観に行ったりします」と仕事仲間であり友人としての関係性も窺わせる。
土井は「作業は基本ひとり。ただパソコンの前でかちゃかちゃとやってます」と謙虚に話すも、亀山監督から「自分で実際に音を録音もしてるんだよね? ゲームの音とか」と振られ、土井「ゲーム機のボタン音は私物のゲーム機の音で、アクションシーンは自分の声でハァ!! とか言ってるのを混ぜたりしてます」と裏話が飛び出し観客からも驚きの声が。亀山監督からの「俺より先に声優デビューしてます(笑)」のかるい妬み節に、土井が「劇場声優デビューです!」と重ねたりと和やかな雰囲気に。
この日の上映に集まった観客へのサプライズのひとつとして、現在まさに絶賛制作中の新曲の一節がこの場でお披露目されることに! ポッピーくんにまつわる曲だというとっておきの、亀山×土井コンビらしい独特のメロディラインが会場に流れ出すと、2人揃って照れ隠しのような笑顔を浮かべ、亀山監督は「こういう空気になるだろうな、とは思ってました(笑)。完成に至るまでに、こういうバージョンが重なっていくんだという制作資料を覗いていると思ってもらえたら。「ときめき★メテオストライク」を作ったときもこういったものから始めて、『ちょっと古すぎるかも?』『スーパーで聞くような!』など、完成に向けどうしていくのがいいかお互いに想像して具現化していく感じです」、土井も「まだ、おもいきりデモなので恥ずかしいですが(笑)。音楽はやっぱり言葉で説明するのは難しいので、こういうバージョンを作って話していきます。流れているこの曲も最初は全然違って、今ここにたどり着いているものですね」と制作過程の一端が明かされ会場も感嘆。
作中で随一の人気と支持を集める音ハメアクションシーンについても話が及び、土井が「最初は監督の演出について聞かせてもらい、音をハメてみて聞いてもらってブラッシュアップしていく形でした。排除くんのところも、最後のシーンも、細かな音までたくさん付けてたんですが、シンプルに聞こえるようにしよう! と削っていきました」と話すと、亀山監督も「テンポに合わせる音を大きくして、すごく丁寧につけてくれていた細かい音を削ってみてもらったりして引き算のように仕上げた感じですね」と重ね、こだわりの末に完成したことを垣間見せた。
またミルサブワールドの止まらない進化を象徴するように、四次元に突入した4D版の制作については、亀山監督は「やっぱりいちばんこだわったのは音ハメ。テンポに合わせて揺らしてもらう演出を入れてもらい、身体で感じられるレイヤーがもう1個加わるのが面白い! と思ったんですが、自分が初めての感覚過ぎて正解がわからなくなり(笑)。もっと(4Dについて)知れればいろんな演出が思いつきそう、と悔しさもあります。次はもっと面白いものを作りたい」と野望を強めた様子。
土井も「とにかく楽しかったです、どんどんケツを叩かれて(笑)。音楽だけでは得られない体験がありますし、よりリズミカルになったと感じます」と堪能したようだが、亀山監督から「何かアイデアは出てきましたか? こういう音楽の楽しみ方を、とか」と真正面から問われ、「アイデア、ですか、えー、考えときます(笑)」とまさかの突然の詰めに冷静に切り返す2人の良い距離感がにじむ一幕も。亀山監督はさらに「なんでもないシーンで列車が揺れているような演出とか、さりげなくやっておくべきだと思うので発見してほしくないとも言えるんですが(笑)、そういう地味な演出も体感してもらえると何回も楽しんでもらえると思います」と強調した。
そして、“臨時増発”と銘打ち、またも追加された新シーンにも大きな注目が集まっていた中、カート、マックス、アサミの3人に、驚きの新キャラクターまで登場する内容となったが、亀山監督は「3人のデッカい男が映っている画面を作れなかったなと思っていたので、それにプラスしておまけ、とやりたいことをただやった。今後の展開への期待値を上げてしまったんじゃないかと……見切り発車でいっちゃいました(笑)」と素直な心の内を明かし会場を沸かせる。さらに、先日ミルサブの公式YouTubeチャンネル登録者数がめでたく100万人を突破したことで、あの“金の盾”が届きこの場で監督に贈呈。亀山監督は「ありがとうございます。いま、金が高騰しているらしいので大事に飾ります(笑)」と喜びを伝えた。
最後に改めて、土井は「まだまだミルキーサブウェイは大きくなっていくと思うので、自分も頑張りたいと思います。ありがとうございました!」と力を込め、亀山監督も「まさか4Dまで作ってもらえるとは思っていなかった。本当に有難いですし、実際にできたものを体感させてもらい、スマホでは体験できない多角的な演出のエンターテインメントになっていて、そういう部分を活かしたものを作っていきたいなと思います。引き続きよろしくお願いいたします!」と宣言。
ユニークな人気キャラクターたちの活躍がひと際目を引くミルサブが、様々な角度からの徹底トークによって詳らかになり、四次元の魅力をひも解くファン垂涎のエピソード連発で大盛り上がりとなった。
『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』 『臨時増発 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』作品概要
【スタッフ】
原作・監督・脚本・キャラクターデザイン・音響監督・制作:亀山陽平
企画制作:シンエイ動画
製作:タイタン工業
配給:バンダイナムコフィルムワークス
【キャスト】
チハル:寺澤百花
マキナ:永瀬アンナ
リョーコ:小松未可子
アカネ:金元寿子
カナタ:小市眞琴
カート:内山昂輝
マックス:山谷祥生
O.T.A.M.:藤原由林
アサミ:小野賢章
ハガ:ロバート・ウォーターマン
【音楽】
主題歌:キャンディーズ「銀河系まで飛んで行け!」
挿入歌:水無瀬ミナミ(CV.田村ゆかり)「ときめき★メテオストライク」
プロモーション楽曲:MindaRyn「Altair and Vega」
【鑑賞料金】
当日券
一般 1,500円(税込)
※一般料金以外は各映画館の料金設定に準じます(各種割引、サービスデイ等も含む)。
(C)亀山陽平/タイタン工業
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