VOISING所属の2.5次元アイドルグループ「クロノヴァ」が、2026年6月28日(日)、東京・Kanadevia Hallにて、初のライブツアー『Chrono▷
Reverse 1st Live Tour「Rise of Re:Virth」』のツアーファイナルを開催しました。
本ツアーは、同年4月の愛知公演を皮切りに3都市6公演を巡ってきたもので、「1周年配信で掲げた”約束”を形にするツアー」という位置づけのもと実施。クロノヴァ第1章の集大成であると同時に、新たなクロノヴァの幕開けを宣言する公演となりました。
会場では、2ndアルバム『Rise of Re:Virth』を軸に、紗幕(しゃまく)や3Dモデルを駆使した演出、黒組・白組のユニット曲、ソロ曲などを織り交ぜたステージを展開。さらに本編ラストのMCでは、大型ファンミーティングや「1st 3D LIVE」、史上最大規模となるワンマンライブの開催が次々と発表され、ファンを大いに沸かせました。メンバーの活動休止という波乱を経てなお力強く前へ進む5人の姿が、新章への確かな決意を感じさせる一夜となりました。
本リリースでは、当日の模様を詳細にレポートした音楽ライター・潮見そら氏による公式ライブレポートをお届けします。
『Chrono▷Reverse 1st Live Tour「Rise of Re:Virth」』ツアーファイナル ライブレポート
Chrono▷
Reverce(クロノヴァ)初となる3都市6公演ツアー『Chrono▷
Reverse 1st Live Tour「Rise of Re:Virth」』のツアーファイナルが、2026年6月28日、東京・Kanadevia Hallで開催された。
同年4月の愛知公演を皮切りにスタートした今回のツアーは、「1周年配信で掲げた”約束”を形にするツアー」という位置づけだ。さらに、クロノヴァ第1章の集大成であると同時に、新たなクロノヴァの幕開けを宣言する公演でもある。愛知公演を区切りにメンバーが活動休止するという波乱が起きた今回のツアーを、5人はどう締めくくったのか。本稿では、1部・2部と行われたファイナル公演のうち、2部の様子をレポートする。
メンバーの影ナレで場が温められた後、開演時間を迎えて場内が暗転。すると、ステージ上の紗幕にオープニング映像が映し出され、メンバー全員のプロフィールが一人ずつ紹介されていく。最後にツアータイトルが大きく投影されると、ステージ前方に下りた紗幕越しに、華やかな衣装を身に纏う5人の姿が浮かび上がった。
1曲目に披露されたのは、2ndアルバム『Rise of Re:Virth』収録の「HereComes」。紗幕には、曲の進行にあわせて歌詞が大きさ・向きを変えながら駆け巡り、演出を効果的に引き立てていたのが印象的だ。かなめが「今日という日を忘れられない日にしてやるよ!」と高らかに宣言し、2曲目「Hell & Heaven」を投下すると、会場内のボルテージはますます上昇していく。続くMCでは、メンバーが各々自己紹介をしながらリスナーとの掛け合いを楽しみつつ、ツアーファイナルを迎えられたことへの喜びをあらわにしていた。
メンバー全員の自己紹介が終わり、かなめが「俺たちの自己紹介、おしまいです」と言うと、客席からは悲しむ声も。そんなリスナーに対して「なんで自己紹介終わって悲しむやついるの!?」とかなめがツッコミを入れ、一笑いをとっていた。配信限定アルバム『CHRONICLE』収録の「propaganda」「残夢散」をクールに披露した後は、幕間映像が流れる着席タイムへ突入。『Rise of Re:Virth』の「壊そう。前に進むために。」というテーマにかけて、メンバーが瓦割りで枚数を競うユーモラスな実写動画が紗幕に映し出された。ライブ会場にいながらも、普段自宅でくつろぎながら「推し活」をしている時と似た感覚に包まれたリスナーも多いだろう。
幕間映像が終わると、ソロ曲パートへ移行。メンバーそれぞれが異なる持ち味を発揮しながらステージ上で輝きを放っており、改めてクロノヴァの個々の強さを実感する時間であった。ソロ曲パート後は、再び着席タイムに入り、紗幕に3Dモデルが映し出された。クロノヴァは、2周年を迎えた2026年3月16日のタイミングで初の3D配信を開始しており、その挑戦的な姿勢は、2.5次元界隈の中でも一目置かれている。3Dビジュアルの5人が、画面越しにリスナーとコールアンドレスポンスをしたり、ウェーブを成功させてみたりと、まさに本公演が新たなクロノヴァの幕開けを示す場であることを強く実感した。
また、本公演において忘れてはならないのは、ARKHEが不在であること。2度目の着席タイムの直後に披露された黒組ユニット曲「FINAL ROUND」では、うるみやとしのが肩を組んだり、ハイタッチをしたりする場面も見られるなど、「俺たち2人に任せろ」と言わんばかりの頼もしさや結束力が感じられた。続けて白組曲が歌われた後、しのの「どんな苦境の中でも、俺たちは前に進むしかない」という曲フリから「gray to light」がスタート。決して綺麗事だけではない、これまでの2年間で起こったすべてをさらけ出しながらも前に進んでいくというポジティブさが歌声に宿っており、「ARKHEの想いも背負ってステージに立っている」という強い自覚も、各メンバーの佇まいから伝わってきた。
続いて、本編ラストのMCパートへ。各メンバーがリスナーとのコミュニケーションを楽しむ中、かなめが「今日はツアーのラストということで、重大発表を用意しています」とぽろり。すると紗幕に「この夏、クロノヴァがうるさくなる」と表示され、2026年8月22日に大型ファンミーティングが行われることや、メンバーの個人コンテンツが続々登場することが発表。さらに同月29日には、「1st 3D LIVE」が開催されることが明かされ、リスナーも驚きを見せていた。
客席をバックに記念撮影をした後、「第一楽章に終止符を。聞いてください」というかなめの曲フリを合図に、アルバム表題曲の「Rise of Re:Virth」がスタート。紗幕を落とす大胆な演出は、これから第2章へと本格的に歩みを進めていくクロノヴァの、力強い決意表明の表れであるかのように感じた。
本編ラストを飾った楽曲は「Emergence」。メンバー同士が笑顔で肩を組む仲睦まじい様子も見せながら、手を振るリスナーに対して、笑顔で手を振り返す光景がしっかりと目に焼き付いた。そして、この日一番の多幸感に包まれながら、5人はステージを後にするのだった。
「アンコール!」の声が会場にこだまする中、5人が再びステージに登場する。かわいらしい振り付けが目を引く「宇宙侵略(ハート)ぬいトピア」でリスナーを魅了した後、MCへ。メンバー各々が想いを語り、締めにかなめがARKHEの活動休止や、ここでは話せないような様々な困難が続いたという時期を振り返りながら、「今日ここまで頑張ってきてよかった」と喜びを噛み締めていた。「第一楽章の締めくくりとして最高の曲を用意しました」と言い、いよいよ正真正銘のラストソングとしてデビュー曲の「Antitype」を披露。5人が発する力強い歌声からは、第1章の集大成を今この瞬間に刻み込もうとする気概や、より高みを目指していこうという確固たる決意が伝わってきた。
最後は、ステージ中央で5人が肩を組みながら改めてリスナーへの感謝を伝え、ツアーファイナルは幕を閉じた。
アンコールでは2026年11月23日、クロノヴァ史上過去最大規模のワンマンライブを開催することも発表。初のライブツアーを走りきったクロノヴァが向かう第2章は、一体どんなワクワクする未来に続いていくのだろうか。彼らの進化に置いていかれないよう、リスナー側も一度帯を締め直す必要がありそうだ。
『クロノヴァ Chrono▷Reverse 1st Live Tour 「Rise of Re:Virth」』セットリスト(2部)
01.HereComes
02.Hell & Heaven
03.propaganda
04.残夢散
05.XYZ(かなめ)
06.ALGORITHM(甘夢れむ)
07.虚空奏(しゃるろ)
08.巡(しの)
09.Paradise(うるみや)
10.FINAL ROUND
11.Unveiled
12.gray to light
13.Rise of Re:Virth
14.Emergence
-アンコール-
15.宇宙侵略(ハート)ぬいトピア
16.Antitype
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