『にじさんじ』ピエロとイケオジのコラボ人気ラジオ番組 「舞元力一」パーソナリティを紹介!

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 『にじさんじ』個性的なトークが人気のバーチャルライバーの舞元啓介と、ジョー・力一による定期ラジオ番組「舞元力一」は毎回メールが1000通以上届く人気番組。1月に新宿ロフトプラスワンで公開録音イベントを行ったふたりが裏話を語る!

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(※本インタビューは、「PASH!」2020年4月号に掲載されたものです)

<インタビュー>

――簡単に自己紹介をお願いします。

力一 フリーの貧しい道化師をやっております、ジョー・力一でございます。最近はライブだとか音楽グループでC Dデビューなどをしたりしてね、だんだんと『舞元力一』というラジオ番組が星野 源とかCreepy Nutsの路線になるのではと勝手に最近は思っておりますけどね。

舞元 そうか?(笑) VTuberの中でも一番一般人っぽい属性を持っている男、舞元啓介です。最近は一般人ならではの強みを活かして、ラジオパーソナリティや、ネタを頑張っております。

――おふたりがやっておられるラジオ『舞元力一』について教えてください。

舞元 “深夜ラジオ”感を前面に打ち出して続けているYouTubeのラジオです。おれは『さよなら絶望放送』『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』『マクロスF○※△』や芸人さんのラジオを聴いていたので、そちらに寄せている感じですね。

力一 もう30回。隔週でぬるっと1年超えちゃいましたね。

舞元 投稿職人の常連さんが生まれて、ラジオ番組として熟してきたなと感じる昨今です。

――ラジオを始めたきっかけを教えてください。

舞元 デビューする前からラジオをやってみたいと言っていて。初めて力一と顔合わせでしゃべったとき、こいつとふたりでやりたいと思ったんですよ。1年以上の長期スパンでやりたいので、企画書を作って「力一、ラジオやらないか?」って投げかけて、OKもらいました。

力一 僕は僕で、トークで活動をしようとしていたし、デビューのときに話が合う舞元さんがいた安心感があったから、ラジオやろうと誘われたのは“渡りに船”という感じでしたね。

――VTuberの番組として、どのようなものを目指していらっしゃるんですか?

舞元 一番の目標は「観なくていいラジオ」。我々VTuberは基本的には目を画面に移していただかないとだめじゃないですか。でも、視覚的要素を取っ払って戦えるのであればそれがベスト。それがラジオだから。

力一 作業や通勤のお供とかね。「聴きながら作業をやっていたけど、面白くて手につかねえよ」って感想が来たら、最高!(笑)

――色々なコーナーがある中、今ホットなものを教えてください。

舞元 視聴者さんから「もしも舞元と力一がこうだったらどうなるか」というお題を募集して、真剣に考えるコーナー『舞元力一ともしも話』。例えば「家の風呂にかっぱが住み着いたらどうするか」とか。

力一 実写的? 漫画的? 何センチメートル? ぬめぬめしていておれ達と同じ身長はしんどくない?とか(笑)。この世にない話をするのがふたりとも好きなんですよ。

――短文で嘘を付く『ひとくち嘘ニュース』も人気ですね。

力一 最近は投稿数1200から1500通くらいがデフォルトになってきて、それに対して採用数が渋いので、「小ネタのコーナーがあったらいいんじゃないですか?」とお便りで言ってもらったのがきっかけです。

舞元 あのコーナーは台本に何も書き入れず、それぞれ10通ずつ選んで、本番で読んで初めてお互いが何を選んだか分かるようにしてますね。

――1500通となると毎回読むだけでも大変だと思いますが、どのように選んでいるのですか?

舞元 メールフォームをスプレッドシートに落として、上から下まで全部読む。メール選びの打ち合わせは大体2時間から3時間くらいかな。

力一 意地と根気ですよね。雑にやってないですよ。

舞元 長文だとラジオのテンポ的に作りづらいので、短文が選びやすいですね。『しょうもない自慢王』という企画があって、優勝したやつだと「公園で立ち上がった瞬間にイルミネーションがついた」とか。心の隙間にくる短文が選定のときに刺さる。

――番組の構成はどうやって考えているんですか?

舞元 ふつおたがあって、ジャブの企画があって、メインにもっていくみたいな流れは決めています。時間配分は今全く決めていないです。タイムキープしようとすると面白くなくなってしまう。

力一 僕がはなからタイムキープが頭にない(笑)。そろそろ終わるかなってときに、「もう一個だけしゃべらせて!」って言っちゃう。

――1月17日に新宿ロフトプラスワンで公録が行われました。なぜそこで行ったのですか?

力一 にじさんじの両国国技館のライブの打ち上げで、いちからの方から「ロフトプラスワンで『舞元力一』とかどうですか」っていきなり言われたので、やらいでか、ですよ。そしたら10日後には決まってましたね。

舞元 おれからすると青天の霹靂。こいつおれになんにも言ってくれないから、数日後に運営からいきなり連絡受けて(笑)。

力一 いやー、打ち上げの席でのラフな話だったからさ。僕もびっくりしてたんですよ。こんなすっと決まるんだって。

舞元 ほんとすぐ決まったね。一瞬で決まって一瞬で当日になったみたいな感じ。

――公録をしたい、という夢がかなって、いかがでしたか?

舞元 『さよなら絶望放送』の公開録音を新宿ロフトプラスワンでやったことがあったんですよ。大槻ケンヂさんとかNARASAKIさんとか小林ゆうさんとかが出ていて、おれその公開録音にリスナーとして参加していたんですね。だからいつか公開録音やるってなったら、ここでやりたいなという欲はあったんです。けど、あっという間に決まったもんだから、おおお?って感じ(笑)。

力一 もうちょっと誕生日とかにスケジュール寄せたほうが良かったかなってくらい。

舞元 やりたかった場所で、やりたかったことができる。夢見心地のままやっちゃった、みたいな感じです。

力一 僕もオーケンとか、憧れを抱いている人がイベントしていた場所なので、半分フィクションみたいに感じていた場所なんですよね。実在するんだーって。

――実際に壇上から見た観客はいかがでしたか?

舞元 最初埋まるか不安で。定員は200人だよね。

力一 リアルイベントは初めてで、舞元と力一のふたりで200人ってなると大丈夫かなって思ってたんだけど、普通にファンから叱られました。「少ない!」「両国でやれバカ!」って(笑)。

舞元 本当にその人数集められるか、実感がなかったんだよね。あと前後のイベントを見ると、おれ達の異物感が半端じゃない。

力一 同じ日の深夜の部がRHYMESTERで、その次の日が『天地無用!』だったもんね。

――公開録音は女性が多かったそうですね。

力一 リアルイベントに足を運んでくれるのは女性のほうが多いんじゃないかって話はしていたので、予想どおりではありましたね。

舞元 7対3くらいかなと思ったんだけど、そこは想像以上で、9対1くらいだったかな。普段の配信は男性が多いので、不思議な空間でした。

力一 常連の男たちが隠れるようにサイドの座敷にいたりしてましたね(笑)。

――ほかのにじさんじライバーさんのラジオで聴いているものがありましたら教えてください。

舞元 ライバーになる前から聴いていたのは、月ノ美兎さんの『みとらじ』と、剣持刀也くんの『Sharpness Radio』。ライバーになってからだと、同期のゆめお(夢追翔)と黒井しばがやっている『もやしばラジオ(ゆめおとしばの雨にも負けず風にも負けず)』。初めてラジオ同士でコラボしたときに、お互いの構成の違いがものすごく出ていて、新鮮だったよね。

――どのへんに違いを感じましたか?

舞元 打ち合わせの数。ゆめおに「どんな感じで作ってるの?」って聞いたら「打ち合わせしないよ。お便りは僕が選んで、しばちゃんに台本渡して、うん分かった、で終わる」って。あとおれ達は放送中面白い単語が出てきたらそこからもうひと頑張りするけど、ゆめおの場合は「じゃあ今日はここまで」ってスパっと終わる。

力一 話をかぶせようとしても、0.5秒早くゆめおが次のコーナーに行っちゃう。タイムキープの鬼。彼らのラジオは毎回ゲストを呼んでいますから、進行の毛色が違いますね。

舞元 同期があれだけしっかりやってるのを見ると、おれ達も頑張ろう、って刺激になります。

――先日シャッフル企画で、舞元さんと勇気ちひろさん、力一さんと花畑チャイカさんが組んでラジオをされていましたが、実際やってみてどうでしたか?

力一 チャイカさんがおれ以上に話を広げるから、ひとつのふつおたで40分経ったりして、タイムキープをしているつもりでも4時間半もやってましたね(笑)。舞元さんとちひろさんのはえらい評判良かったですね。

舞元 『舞元力一』とは色を完全に変えたいと思って、「絶対タイムキープしよう」って決めていたの。ツッコミでテンポよく面白くすることを重視しました。

力一 譲り合いじゃだめなんだよな。『舞元力一』やるときはわりと二人三脚感があるから対称的だった。

舞元 ちーさんは幼女ですから普段は優しくするんだけど、「がっつり殴りあえるようにしましょう」と打ち合わせていました。またやりませんかって声かけたいくらい楽しかったですね。

――ふたりで一年やってきて、よかったところはどこですか?

力一 自律神経が正常になった。

舞元 分かる(笑)。『舞元力一』が隔週でしっかりあるってことで、柱がある感じでスケジュールを作れるのが大きかったかな。

力一 ひとりで決めて配信をやるのは、なかなかつらいんですよ。でも誰かとやるぞって決めて、お互い律儀に守っていけるのがあると、定期的に背筋が伸びていいですね。

――おふたりが今後かなえたい夢を教えてください。

舞元 大学の文化祭に呼ばれよう。営業しよう。地方を回りたい。

力一 ドサ回りディナーショーね。

舞元 公開録音で距離感が近いなかでやるのがものすごく面白かったから、より多くのお客さんと触れ合える活動にしていきたいかな。

力一 それが『舞元力一』のYouTubeでのラジオと両立していければ最高ですね。

Text=たまごまご

■にじさんじ
公式サイト : http://nijisanji.ichikara.co.jp/ 
公式Twitter : @nijisanji_app
ジョー・力一:@JoeRikiichi
舞元啓介:@maimoto_k

©2017 Ichikara Inc.

PASH!(パッシュ)2020年 04月号

Source: PASH! PLUS

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