キャラの良さみが深くてグラブルを勧めたい話:一人で三度かわいいコウ君の魅力が俺を狂わせる

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【NPC】コウ_最終上限解放後
▲SSレア [千年を語る者]コウ(最終上限解放)

 “グラブルフェス2022-2023”が発表され、年末年始に向けてテンションが高まる『グランブルーファンタジー(グラブル)』。2022年を振り返ると、ゲーム内のシナリオイベントのストーリーの完成後が高かった印象が強くあります。個人的には“全員あつまれ! 十天衆湯けむり懇親会”や“フルメタル・ガイVII/THE LAST MISSION”が白眉の出来という印象でしたが皆さんはいかがでしょう?

 そんな中、今回紹介したいキャラクターは“荒るる旻天、帛裂く調べ”で最終上限解放を果たしたコウ君。彼が登場する九尾にかかわる人物たちの物語は、成長や関係性の変化が事細かに描かれており“この子たち成長したなあ”という謎の親心を誘発すること請け合いです。

 また、彼はユエルやソシエ、ヨウ、主人公……と関わるキャラクターによって(疑似的ですが)弟、兄、年下の男の子とユーザーに見せる姿が異なる点もなかなか貴重であり印象的です。そんなコウ君のかわいいポイントを語っていきたいと思います。

※本記事の内容は筆者による独自の解釈によるものです。サイゲームスおよび『グランブルーファンタジー』開発チームの意見ではありません。

キャラ紹介:コウ

【NPC】コウ
▲SSレア [千年を語る者]コウ(上限解放前)

年齢 12歳
身長 155cm
種族 エルーン
趣味 舞の練習、静かに景色を眺めること
好き おあげさん、抹茶
苦手 珈琲、大きな犬
声優 小林裕介
関連ストーリー ごめんなさいとありがとう
コウと空っぽ影法師
メリー・クリスマス!
荒るる旻天、帛裂く調べ

 千年を知る少年が贖罪の旅を終えた時、彼すら知り得ぬ忌まわしき歯車が動き出す。庇護と慈愛を受け成長した少年は、次は己が愛する者を守る番だと心に誓う。(ルリアノート登場人物紹介 SSレア [千年を語る者]コウ より)

 神器と舞を継承する王家の末裔にして、“九尾の依り代”として死ぬために育てられたという『グラブル』の世界でもトップクラスにハードな境遇の少年エルーン。そのせいか年齢に対して不相応に大人びた姿は、体の細さも相まってどこか色っぽい……もとい危うさを感じさせます。

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▲シナリオイベント“ごめんなさいとありがとう”より。出会った当初のコウ君。その出自ゆえか、あるいは愛されてこなかったであろう過去の経験からか、自己肯定感を得られていない印象です。

 そんなコウ君の物語は一貫して“愛”について描かれているように感じられます。育ての親である血縁者から徹頭徹尾“九尾を復活させるための器”として扱われ、無意識に人とのつながりを求めていたコウ君は、皮肉にも一族の復讐対象だったはずのユエルとソシエから家族のような情愛を与えられました。そして、成長とともにコウ君は“愛を受ける側”から“愛を与える側”になり、“予備の器”として自分以上の悲劇の中にあったヨウを救うこととなります。

 また、“荒るる旻天、帛裂く調べ”では(詳細は伏せておきますが)家族愛とは異なる形の愛に触れる姿も描かれました。つくづく愛情にまつわる物語であるのだと感じさせられます。

女系家族のカワイイ弟・コウ君

 情愛というものを満足に受けることなく生きてきたコウ君にとって、無条件の愛情を与えてくれた初めての相手であるユエルとソシエは、彼にとって生きていくこと、愛に向き合うことに対してのお手本として映る非常に重要な人物。コウ君の言動の端々にはふたりの人となりを彼なりにフィードバックした部分も見受けられていることから、その存在の大きさがわかります。

 ……しかし、そんな存在の大きさとコウ君から見れば“大人のお姉さん(ユエルとソシエが19歳。小学6年生と大学1年生くらいの差)”である彼女たちのスキンシップが恥ずかしくないかと言われればそれは別の話。

 特に、出会った当初は人とのかかわり方に不得手だったこともあり、彼女たちの積極的な行動には非常にアタフタします。それがカワイイ!

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▲シナリオイベント“コウと空っぽ影法師”より。とある事情で足が動かなくなり、ユエルにおんぶしてもらうコウ君。恥ずかしくてしおらしくなっています。

 出会った当初はその境遇や、なれない経験から強く反発する姿も見せていましたが、ふたりと打ち解けて以降は観念したり恥ずかしがったりすることが多めに。“尊敬するお姉さんの前ではしっかりした姿を見せたいのかな?”と思わせる年相応の姿には思わずキュンとしてしまいます。

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▲SSレア [千年を封ず者]ユエル フェイトエピソードより。出会って間もないころ、まだリアクションが反抗的だったころのコウ君。とはいえ生来の品のよさによるものか、イマイチ反抗しきれてはいません。カワイイ!

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▲シナリオイベント“コウと空っぽ影法師”より。打ち解けてからは、元気のある反応を見せることもあるものの、態度は柔らかになりました。

 また、ここ最近ではある程度落ち着いた様子で“もうあのころのような反応はあまり見られないんだな……”と寂しい気持ちになりつつも、“コウ君は成長したんだな……”という親心のような心境になり、非常に趣があります。

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▲画像は上からSSレア [千年を癒す者]ソシエ フェイトエピソード、シナリオイベント“荒るる旻天、帛裂く調べ”より。昔は顔を赤らめていたようなシチュエーションにもある程度落ち着いた対応を見せるように。成長とともに、どこか心地よい切なさも感じてしまいます。

頑張るカワイイお兄ちゃん・コウ君

 ユエルとソシエというふたりの“お姉ちゃん”から愛を受ける存在だったコウ君は、“九尾の器の予備(=自分の予備)”であり、自分以上に悲惨な境遇を送ってきたヨウと対面する中で、今度は愛を与える側に。

 奇しくも自分が初めて愛された時と似たような状況で、自分のアイデンティティや居場所を見つけることができないヨウに対して、コウ君なりの言葉で愛情を示す姿を見ると“ああ、コウ君はしっかりとユエルとソシエの愛を受けて成長したんだな”とやはり謎の親心を感じてしまいます。

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▲シナリオイベント“コウと空っぽ影法師”より。ユエルとソシエから受け取った言葉は、ヨウに伝える言葉に。イベントのハイライトであるとともに、コウ君の成長を感じて思わず目頭が熱くなるシーンです。

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▲画像は上からSSレア [千年を語る者]コウ フェイトエピソード、シナリオイベント“荒るる旻天、帛裂く調べ”より。妹の面倒を見たり、その成長を喜んだり……。出会った時のことを思うとこうしたシーンもしみじみとしてしまいます。

 事件の解決後は自分を慕うヨウの面倒を見ていくことになるのですが、ヨウの態度も要因のひとつではあるものの、“立場的にしっかりしなければ”という責任感か、あるいはユエルとソシエの影響かお兄ちゃんのように振る舞います。年齢不相応に大人びている部分はありつつも、同じ年齢とはいえ幼さが残るヨウの兄代わりとして頑張る姿にはどこか応援したくなるような愛らしさを感じます。

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▲SSレア [愛縁の舞い手]ヨウ フェイトエピソードより。妹の女心を察するシーン。とてもやさしいお兄ちゃんです。

 ふたりでお出かけしたり、少しずつ変わっていくヨウにしみじみとしたり、ヨウのピンチには身を挺すほどの献身を見せたりと、“良きお兄ちゃん”であろうと頑張る姿は、ユエルとソシエに挟まれている時とはまた異なる、愛おしさとかわいさを感じることができます。

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▲シナリオイベント“荒るる旻天、帛裂く調べ”より。お兄ちゃんとしても男性としても100点の回答……!

カワイイ年下の男の子・コウ君

 ユエルとソシエを“お姉ちゃん”、ヨウを“妹”とするならば、“ちょっと年上のお兄さん・お姉さん”のようなポジションとなるのが主人公。仲間のピンチには必ず駆け付けて助けてくれる主人公は、また違ったアプローチで無条件の愛を与えてくれる、大きな存在となっているようです。

 しかし、そのスキンシップはユエル寄りであるからか、主人公に抱っこされたりかき氷を食べさせてもらったりすると非常に恥ずかしくなっている様子です。

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▲画像は上からSSレア [千年を語る者]コウ フェイトエピソード、ハロウィンのエピソード(2年目)より。ユエルにからかわれたときとは少し違った反応に、何かドキッとしてしまいます。

 ただ、気さくに接する主人公に動揺しつつも、ユエルやソシエに対してとはまた異なる反応を見せることも。主人公にユエルやソシエたちへは内緒の提案をしたり、いたずらで大胆にも添い寝に誘ってきたりと、ちょっとした反撃をしてくる姿には普段の兄や弟としての姿からは想像できない魅力を感じます。

 意識しているのか無自覚なのか、どちらにせよ年下の少年にアプローチをかけられると、かわいいと同時にどこか危険な空気も感じてドキドキしてしまいます……!

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▲画像は上からハロウィンのエピソード(4年目)、SSレア [千年を語る者]コウ フェイトエピソードより。下の画像はいつもからかってくる主人公への仕返しとして、冗談での発言ですが、それにしても大胆すぎる……!

大人になるまでコウ君のことを見守りたい

 『グラブル』において、コウ君は“愛されること、そして愛すること”をテーマに描かれているようで、その中で当然の帰結としてコウ君は少しずつ成長していきます。初めはわからなかったことがだんだんわかるようになり、ふれあい方も少しずつ変わっていく。そんな成長する姿に人はかわいさや愛おしさの気持ちを感じてしまうのではないでしょうか。

 そして、“成長をさまざまな視点から見ることができる”という点がコウ君のかわいさをさらに高めていると感じられます。ユエルとソシエの“弟”、ヨウの“お兄ちゃん”、主人公の“年下のコウ君”という3つの立場はどれもハッキリと異なるものであり、それぞれ違ったコウ君の魅力を見出すことができます。

 叶うならば大人になった姿や自分の家族を持ったときの姿を後方から理解者面で見送りたい……!

※画像はゲーム画面のキャプチャーを含む。
『グランブルーファンタジー』公式サイト
『グランブルーファンタジー』公式Twitter
(c) Cygames, Inc.

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