▲SSレア[六竜の『金』ガレヲン]&SSレア[『翠』の化猫]イーウィヤ
『グランブルーファンタジー(グラブル)』で、3月10日の9周年を記念したシナリオイベント“. . .and you.”が開催中。特集企画として、本イベントに深くかかわる六竜を全3回の連載で紹介していきます!
マルチバトル“六竜討伐戦”のボスとして実装された、ウィルナス、ワムデュス、ガレヲン、イーウィヤ、ル・オー、フェディエルの6体。当初から強大な存在であるとユーザーから認識されていましたが、シナリオイベント“OLD BOND”やバハムートの限界超越エピソードなどで世界に大きく影響する“楔”という重要な立ち位置にいることが明かされました。
そんな彼らはどのような存在で、どのように世界とかかわっているのか。2本目となる本記事では、空の世界への愛が止まらない六竜の『金』ガレヲンと、人に崇められる(愛される)ことを楽しむ六竜の『翠』イーウィヤ。“愛”がキーワードとなるふたりについて深掘りしていきたいと思います。
【『グラブル』九周年特集企画 掲載スケジュール】
3月4日12:00(土) 空の世界エンジョイ勢かも? ウィルナス&ワムデュス編
3月8日12:00(水) どちらも“愛”がキーワード? ガレヲン&イーウィヤ編
後日公開 特に知性が光るコンビ? ル・オー&フェディエル編
※いずれのページも掲載時刻にオープン予定。
※本記事の内容は筆者による独自の解釈によるものです。サイゲームスおよび『グランブルーファンタジー』開発チームの意見とは異なります。
愛が止まらない! お世話したがりの真面目な竜・ガレヲン
▲SSレア[六竜の『金』ガレヲン](上限解放後)
※リミテッドシリーズの登場期間はゲーム内にてご確認ください。
年齢 | 20代半ば(ヒト型時) |
身長 | 155cm(ヒト型時) |
種族 | 空の命(ゲーム内では“その他”) |
趣味 | 祝福 |
好き | 空の命 |
苦手 | 焦燥 |
声優 | 三森すずこ |
関連ストーリー | OLD BOND . . .and you. |
土の理であり、「金」の名を冠する竜。本来あるべき姿よりも狭く弱った大地の姿に憤り、それ故の苦難を被った空を生きる命に慈悲を抱く。懐深き大地そのままの心を持つが故に、小さな命の魂魄を理解することが難しくとも、彼女は全ての命に寄り添うことを望み、世界と共に変化していくことを受け入れる。 (ルリアノート登場人物紹介 SSレア[六竜の『金』ガレヲン] より)
土の元素を生み出す理にして、世界の楔“六竜”の一体であるガレヲン。ヒューマン、ドラフ、ハーヴィン、エルーンのすべての特徴を兼ね備えた容姿に“声に思考が乗る”というテレパシーのようなコミュニケーション方法、さまざまなものにキスをすることを“祝福”と表現・趣味とする……などビジュアルのインパクトが非常に大きい人物です。
空の命に対して哀れみと感銘・愛着があることから親愛的な愛情表現が多いガレヲン。しかし、その様子をじっくり見ると、もはや大雑把といえるほどの大らかさと超然的な感覚が印象的。スプーンの表裏や草と野菜の区別がつかず、主人公たちに対する試練のためだけに島を創造する姿は、ある意味超常的存在らしいとも言えます。
*注釈1▲何かにつけて行う“祝福”に関して、本人は言葉以上の意味合いは持っていない模様。そういったところも大雑把かも?
母なる大地は空の世界を愛しすぎる
外見のインパクトもさることながら、テレパシーのような会話方法や趣味の“祝福”、お世話をしたがりな性格によって行動でもユーザーを驚かせてくるガレヲン。その一方で、行動原理は本来の想定に満たない過酷な大地で生きる空の命への憐憫を根底としており、ある意味では六竜の中でもっともその心情がわかりやすいタイプなのかもしれません。
*注釈1▲“祝福”を行う理由も、過酷な世界を生きる命を思うが故。決してキス魔なだけということではない……ハズ。
また、愛情・庇護欲が強くお世話しがちな性格とはいうものの“手取り足取りまで何もかもお世話したい!”というほどではないようで、当人の認識としては「小さくか弱い、空の命達。この枯れた大地を、せめて己が生きやすいように、その手で作り変えなさい」と、現状の世界の在り方に関しては主導権はそこに生きる命にあるべきと考えている様子。
あくまで自身は世界の理として、ヒトの手に余る困難に対して超常的存在として力を行使するという母のような愛し方で接しようと考えているように感じられますが、気づかぬうちに主人公に甘々なお世話をしてしまうこともしばしば。そこは大雑把な性格ゆえご愛嬌というところでしょうか。
*注釈2▲大雑把な性格に加えて、愛が強すぎるせいでこちらが驚くような行動に出ることも。人間社会になじむにはもう少し時間がかかりそうです。
地母神の使命感は暴走気味?
空の命に対する愛着の強さ故か、六竜の中では使命感を強く持っているガレヲン。ワムデュスから「ウォン、変な方向にマジメなとこある」と評され、シナリオイベント“OLD BOND”では本来の試練を経ずビィに力を譲ってもらえるよう頼むなど、少々暴走気味な場面もしばしば。
*注釈1▲ビィに相談を持ち掛けるガレヲン。どちらも思いつめた表情でした。
“本来想定された大地を取り戻す”という使命から敵対する幽世の存在への態度が好戦的だったり、“OLD BOND”後の時間軸となるガレヲンのフェイトエピソードでは、前半は謝罪の気持ち、後半は“空の世界の命の在り方”を自分なりに理解したことから世話焼き魔になったりと、少々頑張りすぎで暴走してしまうことがある模様です。
*注釈1▲自身の理に大きく関係しているためなのか、“幽世の存在”に対しては徹底抗戦の構えです。
*注釈2▲“空の世界の命の在り方”を自分なりに理解したガレヲン。結果として世話焼き加減に拍車がかかったようにも……!?
ストーリー中におけるガレヲンの動向を見ると、焦るのが苦手という性格が使命感と悪く作用しているようで、ひとりで思いつめることがある様子。とはいえフェイトエピソードでは改善したようにも見られており、今後の心境の変化が気になります。
*注釈3▲最新のシナリオイベント“. . .and you.”では、ワムデュスとともに冷静に状況を説明。ひとりでなければ焦ることもなく、理知的に行動できるのかもしれません。
チヤホヤされたい! 態度も力もデカい竜・イーウィヤ
▲SSレア[『翠』の化猫]イーウィヤ(上限解放後)
年齢 | 5歳くらいの猫(精神は13、4歳程度) |
身長 | 50cmほど(猫型時) |
種族 | 不明 |
趣味 | ひなたぼっこ、撫でられること |
好き | 褒め称えられること、丁重に扱われること |
苦手 | 雑な扱い |
声優 | 引坂理絵 |
関連ストーリー | OLD BOND . . .and you. |
長い毛並みが美しく、気位の高い『猫』。そう、猫である。どこから見ても完璧で、敬われ、誰もがチヤホヤして当然の猫である。……と、本人は思い込んでいるが、その正体は風の元素を生み出し世界の理である六竜の『翠』。ヒトに化けることはプライドが許さなかったらしく、全てのヒトが愛でチヤホヤする上位存在の姿を借りた。なのに何故、何故じゃ特異点! 何故この猫たるイーウィヤの悪戯を叱るのじゃ~!?(ルリアノート登場人物紹介 SSレア[『翠』の化猫]イーウィヤ より)
世界の楔“六竜”の一体・風の元素を生み出すイーウィヤは、他の六竜と異なり顕現にあたって猫のような姿を選択。しれっとグランサイファーに潜り込み、自由気ままな猫ライフを堪能しています。
猫のような姿をしている理由が、“猫はヒトが崇めるものだから”ということからわかるように、非常にプライドが高いタイプ。さらに、生意気かつ目先の満足に本来の目的を忘れる自由な性格で、調子に乗って足元を掬われることも多いので他の六竜や主人公たちから雑に扱われることもしばしば。
*注釈4▲傲慢さすら感じるほどのプライドの高さが見えるセリフですが、その愛らしい姿に何故か許せてしまいます……!
しかし、シナリオイベント“. . .and you.”のキャラ紹介では“創成時点で想定された力がほぼ減じていない”と評されるなど、六竜としての力は随一。ここぞという時にはすさまじい力を発揮します。
*注釈1▲他の六竜に対してもプライドの高い態度は変わらず。しかし、態度がデカいだけあってその能力もケタ違い!
ある意味一番超常的存在らしい? 唯我独尊な猫っぽいいきもの
尊大でわがまま、マイペースで傍若無人。そして何より仲間に対しても上から目線なプライドの高さは、ある意味では一番超常的存在らしく、イーウィヤが司る風の元素と彼女(?)が模した猫にふさわしくもあります。
顕現する際には“ヒトが崇めるもの”と解釈した猫の姿を選び、自らを崇め奉るよう(伝わるかはともかく)言い聞かせようとするなどプライドの高さは折り紙付きですが、シナリオイベント“OLD BOND”ではかわいがられることに夢中で本来の目的を忘れるなど少々移り気。かわいい猫の姿ながら傍若無人で唯我独尊な様子は、ヒトの理解を超えた存在のように見える……かも?
*注釈1▲かわいがられることに夢中になるあまり、新たな“力”を手に入れるという目的を忘れてのセリフ。どちらかといえばイーウィヤが思いのままになっているような……。
*注釈2▲主人公たちに頭を撫でられるガレヲンを見て“ヒトが崇め奉るもの”としてのプライドが刺激されたのか、怒り心頭の様子です。
プライドの高さに劣らぬ能力を持ち、“風を利用した天候の操作”、“悪運を吹き散らす”など単純な風の操作にとどまらない人知を超えた現象を起こしますが、そんなスゴい力の使い道は“自分が尊く素晴らしい存在であることを示し、最終的にチヤホヤされるため”という何とも自己中心的なもの。
唯我独尊な態度と風のようにマイペースな姿は、六竜の中で一番超常的存在らしいといえるかもしれません。
*注釈4▲“運の操作”という驚きの能力をしれっと使って見せるイーウィヤ。チヤホヤされるためだけに使う自己中さはある意味、超常的存在らしい姿かも?
六竜の中でも一番の再現度かも? ほぼパーフェクトに猫なイーウィヤ
人知を超えた力を持ちながらも、マイペースに猫ライフを堪能するイーウィヤ。猫に対する認識が“ヒトに対する上位存在”であることについては思わずツッコミを入れたくなりますが、姿を模す際のクオリティやヒトの社会に対する理解度は六竜の中でも随一!
猫を模したイーウィヤの姿は、羽毛が少し気になるもののほぼそのもの。プロフィールの趣味“ひなたぼっこ、撫でられること”といい、(恐らく無意識ですが)猫の生態までそっくりに再現したクオリティの高さは、トップクラスの再現度と人間社会へのなじみ具合です。
*注釈5▲主人公に撫でられて上機嫌なイーウィヤ。ほぼ猫の生態です。
お金を集めて自らの威信を証明しようとした際にはギャンブルを活用したり、バレンタインには主人公にプレゼントを贈る目的が“ホワイトデーの三倍返し”だったりと、俗世の娯楽もよく学びエンジョイしている様子。
ヒトが猫の何に惹かれるか、そして(意識しているかは別として)猫の思考と生態を完全に理解した立ち回りは、当人のスタンスが“上位存在として尊敬されたい・崇められたい”であることに反して、ある意味では人間を一番理解できているのかもしれません。
*注釈6▲あくまで猫の姿を模しただけなのでチョコレートも大丈夫とのこと。顕現にあたって、いいとこどりな体質にする辺りは非常にイーウィヤらしいです。
*注釈6▲ちやほやされたいイーウィヤですから、“ホワイトデーの三倍返し”もしっかりチェック済み。空の世界をしっかりエンジョイしているようです。
正反対のようで似てるかも? ガレヲンとイーウィヤの共通点
主に愛を与えるタイプのガレヲンと主に愛を与えられるタイプのイーウィヤ。スタンスも使命感が強い前者と自由気ままな後者で対照的です。そんなふたりに不思議と共通しているように感じられるのは“我の強さ”。どちらも(結果的に)マイペースな行動で、結果的に周囲を翻弄する姿は共通しているように感じられます。
お世話をしたい真面目すぎるガレヲンとちやほやされたい自由なイーウィヤ。根っこの性質は似通っているように感じられるふたりが一緒にいることで丁度いい感じになるのでは? ガレヲンのフェイトエピソードではイーウィヤが怒っていましたが、実際にどのような雰囲気になるのか気になるところです。
*注釈4▲お互いに六竜ではあるものの、“お世話したい”、“ちやほやされたい”という需要にはマッチしているふたり。ガレヲンがイーウィヤをお世話したらどうなるのでしょうか。
【注釈】
*注釈1:シナリオイベント“OLD BOND”より
*注釈2:SSレア [六竜の『金』]ガレヲン フェイトエピソードより
*注釈3:シナリオイベント“. . .and you.”より
*注釈4:SSレア [『翠』の化猫]イーウィヤ フェイトエピソードより
*注釈5:SSレア [『翠』の化猫]イーウィヤ :“謹賀新年!”会話より
*注釈6:SSレア [『翠』の化猫]イーウィヤ :バレンタイン会話より
※画像はゲーム画面のキャプチャーを含む。
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